九州を横断して熊本へ。
まったく九州というところは、西側の南北移動はすごく楽なんだけど、それ以外の移動は大変だ。横断しようとすると阿蘇霧島などの山々がこれを遮り、ときにはスイッチバックまでしながら行かねばならないし、東海岸を南下しようとすると新幹線がないから延々と電車に乗らねばならない。
大分~熊本を結ぶのは、「九州横断特急」。ぼうずさんあたりがまた「ほら鉄でしょ」なんて書くと思うが、やっぱりJR九州の列車はカッコイイ。それに名前がカッコイイでしょ。大陸横断特急みたいで。たった2両編成の特急。1号車が指定席、2号車が自由席。ディーゼルである。
JR九州は外観デザインもいいのだが、内装が凝っている。木の板張り床に木の椅子。実にノスタルジックないい雰囲気だ。
シートは布製であたたかい。「ゆふいんの森」もそうだが、木と緑系統中間色の布がポイントのようだ。
乗客は観光客主体で、背広組は少しだけ。本当にリラックスしているおばちゃん団体が多い。この人たちが本当にリラックスすると、常に何かしゃべっている。それもだいたい考えたことをそのまま口に出すので「あれ?あれは何だろ」と思うと同時に「あら?あれ何かしら」と言っている。それを受けた別のおばちゃんも考えたことをそのまま口にするから「山じゃない?」などと答える。誰が見たってそうです。
車窓からは阿蘇中央火口部の山々がよく見える。左側のギザギザの山が根子岳、右側が高岳。雪が積もっている。
3時間の旅の後、熊本駅に到着。なぜか吉野家とラーメン屋が同居していた。(実は並んでいる)
駅からホテルの近くまでは市電。ちょうど低床車がやってきた。熊本の市電は市街地エリアは一律150円。たしか広島も同じだったな。
ホテルにチェックインして少し街を歩いて軽い食事をして、17時から21時前まで模擬面接。今回はホテルの会議室を使った。もうどんなところでも掘り出して使うのだ。
最後の人が終わり、部屋を出たジャストタイミングで伏龍さんが来てくれた。忙しい中なのに夕食に付き合ってくれるのだ。
SYOさんはじめ私を含めて5人で居酒屋へ。もうワンパターンだけど(だから迷う必要もないけれど)、球磨焼酎に辛子れんこん、一文字ぐるぐる。この球磨焼酎と辛子れんこんが絶妙である。
そして今日は馬レバーの刺身も。
さらに馬刺し+納豆。クレヨンさんなら狂喜しそうなメニューだがなかなかうまい。
球磨焼酎をロックからお湯割りに替えて、ケン爺さんも加わって(あれは間違いなくイッパイひっかけてきている^^)、22時半すぎまで楽しく飲んだ。他のところと違って、熊本では私が完全に個人でセミナーなり模擬面接をやっているので、彼らはただ飲むためにだけ足を運んでくれているのが申し訳なくもありがたい。また来年会いましょう。忙しいと思うけど、体を大事にしてね。
小雨が降り始めていた。バッグの中には傘も入っているけど、さすほどのものでもない。結局ツアーのあいだ、ほとんど傘を開くこともなかったなあ。そういえば集合写真を撮ってないなあ。熊三中が誰も来なかったからだなきっと。おじさんばかりで撮ってもなあ…などと思いながら晴れ男はホテルに戻った。
願わくは、馬刺納豆の納豆抜きを頂いてみたいです(≧▽≦)
返信削除ホントに慌ただしい.
返信削除私もAPECさんも.
ケン爺さんは,職場の宴席後に駆け付けてましたから,テンションが違いましたね.
いつもながらに?圧倒されました.
だから,参加者の中で最年少の私が,何かと隊長を命じられるのも
仕方ないですねぇ.
クレヨンさん.
熊本で食べる馬刺しは,他県で食べる馬刺しとは違いますから,
ぜひ,お越しください.
今回は気ぜわしい雰囲気でしたが、楽しいひとときをありがとうございました。
返信削除なかなか難しいでしょうが、多少時間に余裕のあるスケジュールで訪問していただいて、阿蘇とかをご案内できたらなあと、妄想が広がりました。
ケン爺さんは、、、テンション高かったですね。お孫さんもいらっしゃるのに、エネルギーもバイタリティもあふれんばかりで。
自分はというと。八百屋さんの品質管理が出てこないって、段取りに追われてなまってるのと未熟さを実感しました。
馬刺納豆(桜納豆ともいいます)は、私も大好物です。こっちでは、レバ刺しも普通にスーパーで売ってありますので、よく家で食べてます。タン刺しというのもありますよ。
ひさしぶりの焼酎、おいしかったです。
良いものを良いというのは普通です。市電にも造詣が深いとはさすが鉄師匠!
返信削除伏龍さん>
返信削除馬刺し,楽しみにしております♪