おかげで体調はいいのだが、選挙カーのがなり声で起こされたことが面白くない。
今月の上旬に中国近畿を回っている間に知事・県議センキョは終わっていてほっとしたのだが、今度は市議センキョのまっただなかに帰ってきてしまって、これがまた明日が投票日なものだからどんどん盛り上がってきて困ったものだ。
朝、自宅から会社に来るまでの間に、何組もの候補陣営の人間が頭を下げている。そこには政見もビジョンもなく、ただただ「お願いします。票をください」なのだ。物乞いのようでみっともないったらありゃしない。
こういうものに嫌悪感があるので、思わず通勤ルートを変更したりするのだが、変更した先にまた別の候補者がいて頭を下げている。なんなのだこのまちは。
今回は定数18人に対して19人が立候補という状況なので必死なのはわかるが、選挙は大事だと思うけれどセンキョは大嫌いな私としては、本当にうっとおしい。
それもようやく今日が最終日なのでほっとしているのだが、あの街頭でわあわあわめきちらすセンキョをなくすことはできないものだろうか。カネもかかっていると思うのだけど。
TVやCATV、ネットでの政見放送とチラシ・ポスター程度にして、有権者はそれをじっくり見比べて投票すればそれでいいのではなかろうか。
でも、あのセンキョが大好きな人もやはりいるのですねえ。選挙の年になると何かうきうきしはじめて、自分が立候補するわけでもないのに張り切ってああだこうだと言い始め、あげくセンキョ期間中は大張り切りで選挙運動に精を出す人。
まあこれは趣味の世界、嗜好の世界だからとやかくいう問題ではないのだけれど、いろんな人がいるものだなあと感心したりする。
今日の新聞を見ると、小浜市議選の欄に「明確な争点がなく、候補者間で言うことに差がないから、人情に訴える」と書いてあった。馬鹿じゃなかろか。争点がなく言うことに差がないのなら、これまで積み上げてきた実績とか人格とかビジョンで選んでもらうべきだろう。それを人情とは。このまちの議員はこんなのしかいないのかと情けなくなる。
書いておられること全てに関して、激しく同意します。
返信削除まったく、同感です。
あまり他人様の文句は言わないようにしてるんですけど、これだけはいつも言っちゃうなあ。^o^;
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