今日も朝から晩までZoom模擬面接なのだが、そこへ持ってきて警察協助員会の非行防止標語授賞式が入ってきたので、とうとう夕食時間を削ってスケジューリング。しんどいのだが、子どもたちが考えてくれた標語の栄えある授賞式なので、あだやおろそかにはできない。
日の丸の飾られた警察署講堂で、受賞標語が若狭高校書道部員により揮毫され装丁された厳かな授賞式の場である。私は性格的にこういった格式ばった場が好きではないのでなるたけ近寄らないようにしているのだが、今日ばかりは別である。仮に自分がこういう場で表彰されるのであれば「やめてくれ~、できれば辞退したい~」と思うのだが、子どもたちが初々しく表彰を受ける場は私まで晴れがましい気分になって、心から映えあれと思ってしまう。
ということで、模擬面接を終えてから慣れない背広姿に着替えることなどできないので、昼食後直ちに着替えて午後の模擬面接に臨み、終了後素早くネクタイを結んで上着を着て警察署に向かう。
着替えるときは、パンツ(ボトムズという意味ではなくアンダーウェアのパンツ。ブリーフ)以外全て着替えねばならぬ自分に苦笑。
アンダーシャツ:タートルネックのヒートテック → Vネックの白のヒートテック
シャツ:柄物のシャツ → 白のクリーニング済のカッターシャツ
靴下:ベージュの靴下 → 黒の靴下
ボトムズ:ストレッチのチノパン → 背広下
そして慣れぬネクタイ(年に数回しか締めないので、本当に首が絞まる気がする)と背広上。
さらに寒いので黒のコート(日ごろはフリースとかジャケット、もっと寒くなるとダウン)。
我ながら何事ぞと思うような恰好で玄関に向かい、さらに下駄箱を開けて滅多に履かぬ黒靴。
全身違和感のカタマリとなりつつ車に乗って警察署に向かい、冒頭の風景と相成った。
初々しい中学生の受賞姿に心洗われ、多少なりとも我がケガレを清めてもらったような気分で帰宅し、我ながら惚れ惚れするようなスピードでパンツ以外を脱ぎ捨てて元の恰好に戻り、時間がないのでカップ麺を掻き込んで模擬面接。
夜9時半に全て終了。疲れてボーッとなった頭で背広を片付けつつ、パンツ以外全部を取り替えなければならないのは、もはや着替えではなく変身ではなかろうかと思い、誰も見ていないのをいいことに仮面ライダーの変身ポーズをキメた。ちなみに私は仮面ライダー本郷猛ではなく一文字隼人の変身ポーズが好きである。
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