2021年6月8日火曜日

なかなかに贅沢

女房の「突発的片付けブーム」対応で我が家に置いていた軽トラを「若狭暮らしに水舎」の事務所に持って行った。私の所有者なのだが、日ごろは使わないし、雨ざらし駐車もどうかと思うので、日常的には貸してある。そこだとガレージの中だしね。
名古屋でお土産にと買った「ステラおばさん」をあちこちに配ってから軽トラをガレージに入れて、そこから歩いて帰宅することにした。

麦の刈り取りが終わった圃場を眺めつつ、川の土手を音楽を聴きながら&口述添削しながら&風に吹かれながら歩く。いやあ、これは贅沢な時間だ。確かに「働いている」時間なのだが、同時に「遊んでいる」時間でもある。ハイブリッド車のようなもので、ヒットポイントはぜんぜん減らない。むしろプラスかな。
午前中に帰宅して母の昼食を作って、自分も何やらアヤシゲなもの(パスタをゆでで、そこに鯖缶をぶち込んだだけのもの)をずるずるとすすって昼メシとし、机に向かって添削。
添削に飽きたら、というか頭が動かなくなってきたら、横にあるソファに寝転んでタブレットでマンガを読んで、眠くなったら昼寝して、起きたらまた添削の続き。なんとかこのペースでやれている。

夕方、一区切り着いたので今度は海岸へ。ちょうど夕日がきれいな時間だった。浜で眺めていたら近所のばあちゃんが「きれいだから浜に出て眺めようと思って」と浜に出てきた。知らないばあちゃんだが、互いに「きれいやねー」とだけ言葉を交わして一緒に眺めていた。

帰ろうかと戻りかけたら、ちょうどハマヒルガオが咲いていた。横にはハマダイコンも咲いていた。もう少しするとハマダイコンの実が成って、これをかじるとダイコンオロシの味がして、なんともうまいのである。
一日中添削に追われていたとともいえる一日だったけど、その合間にこんなに贅沢な時間の過ごし方をしているのだなと改めて思った。


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