2015年5月15日金曜日

晴れの国から曇りの国へ

朝起きてみると、昨日の天気がウソのようにからっと晴れていた。

斜里市街の向こうに海別岳(だとおもうけど)がくっきりと浮かび上がる。

知床さんとディープツアーの続き。斜里町博物館へ。

 アイヌ民話。なかなかに面白い。私はこういう民話はけっこう好きだ。

かつてのアイヌ集落の家。貧しくも自然の中で暮らしていた人たち。冬などどうやっていたのだろうと思う。

シマフクロウは思っていたよりでかい。いつか森の中で実物を見る機会があればと思う。

ヒグマ。やっぱり圧倒的な存在感である。これには森の中で会いたくないな。

ねぷたの倉庫。うまく写ってないけど。このあたりは弘前周辺からの開拓民が入植した地域なので、ねぶたではなくねぷたが伝わっている。祭礼のビデオを見たが、なかなかの迫力だ。

屋外のケージにオオワシのつがいがいた。やはりこれもでかい。

そしてオジロワシ。これも思っていた以上にでかい。北海道は生き物の大きさも全般に大きい。

いい天気で、斜里岳がよく見えた。ただし頂上付近は雲の中だった。どうも斜里岳の形だけあまり印象が強くないんだよね。

海別岳(のはず)。これだけはホテルからよく見えることもあって、形を覚えた。

そして知床連山。遠くて形がよくわからないが、この雪を頂いた知床連山がやはり一番きれいだ。

網走へ向かう途中の駅舎。無人駅だが、駅舎を借りてラーメン屋さんをやっている。他にも喫茶店などがあり、こういうローカル線の駅舎利用は非常に興味深い。鉄とかじゃなくてね。

網走の「月」で昼食。知床に来たときはいつもここだ。とにかく美味い。サーモン三種盛り。

ホッキ貝とカレイ。ホッキ貝はかなり好きだ。カレイもコリコリである。

うに、かに味噌、いくらという、もう何も言うことありません的軍艦3兄弟。

マス子に山わさび乗せ。この山わさびがめっぽう美味い。ちょっと食べ過ぎたかなあ。

 「感動の経」から海の向こうの知床連山を望む。遠くてうあく写っていないけれど、全景の広々とした畑とともに絶景である。

今度は北方民族博物館へ。アイヌだけじゃなく、イヌイトその他の北方民族の様々な資料があり、またビデオ映像なんかもあって、実に興味深かった。これは弦楽器。

口琴文化も北方民族だけでなく東南アジアの熱帯にまで広がっている物だが、アイヌの「ムックリ」はもう20年ほど前に竹でいっぱい作った思い出深いものだ。

知床さんに女満別空港まで送ってもらって、15時の飛行機で新千歳へ。ボンバルディアのプロペラ機でした。

空気が澄んだ女満別空港を離陸。おお今日はいい景色を楽しみながら行けるなあと思っていたのだが…

途中からもくもくと雲がわいてきて、下界は全く見えないまま着陸態勢に入った。

雲の下に出て、やっと千歳の大地が見えた。新千歳は小雨。ここからエアポートライナーで札幌へ。

札幌はどよよんと曇って、寒い。気温は9度くらいだという。またダウンジャケットを引っ張り出して着た。まあ5月の北海道だから仕方がないか。
18:30から21時まで企業セミナー。考えてみたら月曜日に石垣島で講義をして以来、4日ぶりだ。ちょっと長い観光期間であった。

終了後、狸小路でぼうずさん達と合流して前夜祭。タラの芽とアスパラの天ぷら。

今が旬だというギョウジャニンニクの天ぷら。いやあ、これ美味いわあ。

八角の唐揚げ。これもなかなかに美味い。そしてこんぶ焼酎なる変わりモノを味わい、大満足。

よせばいいのに〆のラーメン。それもさっぽろ味噌ラーメンではなく担々麺。うー、満腹だあ。
ドーミーインにチェックインして、何とか洗濯やメール処理を済ませ、今日はもう寝ることにする。

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