再び名古屋へ

警察協助員会の研修で愛知県豊田市にある愛知少年院の見学に行った。
先日からずっと冬型が続いていて、今日も小浜を出るときは冷たい雨が降っていた。でも名古屋に来てみれば抜けるような青空の晴天である。このことも毎年思い知ることだ。

少年院を訪問する前に、せっかくの研修だから少し散策もした。今さら名古屋城でもないだろうということで、大須にした。大須観音はいい天気である。
なんだかしょっちゅうやっているような気もするけれど街をぶらぶらし、コメ兵にも行って、買おうかなーどうしようかなーというものも少し見て昼食。

昼食はナポリタンにしました。昔ながらのナポリタンが鉄板の上で卵の海に浮いている。これ、なかなか気に入った。

午後から愛知少年院を訪問。こういう矯正施設を訪れるたびに本当に勉強になるし、深く考えさせられる。
どこにも歪みのない社会の実現は不可能だと思えるほど難しいのだが、歪みはいつも弱者に行く。少年非行に向き合うとき、そういうことをいつも思い知らされる。
少年たちの居室も、実習室も、空き部屋ではないのかと思うくらい整えられ清掃されている。人が活動している部屋の雑然としたところがまるでない。矯正施設ならではの光景であり、それは好ましいことのなずなのだが、ここで寝起きし活動する少年の心やこれまでの人生、そしてこれからの人生を思うと、何ともいえぬ気持になる。
やっぱり子どもには、明日は今日よりきっといい、未来は今よりずっといいと思って、夢をもって暮らしてほしいし、そういう社会でないといけないと思う。だから俺もこれからもっとがんばろう。

3時過ぎ、協助員のみんなと別れて（会長のくせに途中で抜けちゃってごめんなさい）、電車で名古屋中心部へ。乗り換えなしで伏見駅まで。ここで下りて歩いていつものドーミーインへ。
チェックインしてすぐにひとっ風呂あびて体を温め、自転車を借りて栄へ行き、模擬面接。終了後すぐにホテルに戻り、さらにskype面接。いやあ、疲れました。