2013年10月29日火曜日

雑木の手すりが意外といい

上根来地区に加えて今度から関わらせていただくことになった加斗地区の活動第1弾、「笹谷ため池」の遊歩道仮補修を午前中実施。
私を含め3人か4人の作業だろうと思っていたら、加斗地区のシニア数人も来ていただいており、思いがけずにぎやかな活動になった。本当にありがたい。

ため池に影を落とす湖畔林の間に遊歩道が見えるだろうか。

日当たりが悪く湿気も高く、木製の遊歩道はかなり腐食が進んでいる。床板部分はコンパネでツギハギ補修した。この状況を今度の地区健康ウォークの時にみんなに見てもらって、補修に向けた機運を高めようというわけだ。

床板だけでなく、木柵もかなり傷んでいる。ボルトを締め直すだけではダメで、伐採した木を使って手すりも補修した。

伐採した雑木を使ってひょろひょろとした手すりをつけたが、これが意外に味がある。現地で調達できた材木(というか木)を使って手作りで補修し、それが傷んだらまた補修するというのも、また日本的で里山的でいいように思う。
やはりシニア世代の人たちと一緒に活動するといろいろと勉強になることが多い。
先輩方、ありがとうございました。

この遊歩道は、おそらく広域農道整備に伴うと思われるため池改修のときに整備されたものだが、その後管理は県から市に移り、市も十分管理はできていないようなので、アダプト的に地区が管理していろんな行事に活用していけばいいのではないかと思っている。このため池は広域農道に隣接し、さらにJAの直売施設や社叢林が貴重な神社にも近いので、一帯を地域の里山にぎわい拠点にできるような気がしている。
写真の四阿も遊歩道とともに整備されたものだが、春にはここも伐採したりして整備したいねえと話しつつ、今日の作業は終了。
思いのほか成果が出た作業だったと思う。やはり大人数でやると成果が出るから達成感もあるね。
今日もあれこれ腕を動かしたので右腕はいっこうによくならないけれど。^^;

そして私にとっては、地域のシニアの皆さんと一緒にわいわいと、堅苦しくなく活動できたことが何よりうれしい。「部外者の自分だけれど、受け入れてもらえたのかな?」と思えるときって、本当にうれしいものだ。
加斗地区の皆さん、これから3年間いろいろとお世話になりますが、どうかよろしくお願いします。

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