2013年4月5日金曜日

秋田の食い物の美味さといったら

今日はオフ日。というか移動日である。って、俺はロードに出ている野球選手か。
12:29新潟駅発特急いなほで秋田へ。なんでそんな時間にって、朝出てから昼まで便がないんだもん。新潟って秋田と付き合う気がないとしか思えない。

客車のドアを手で開け、トイレは和式便座に青色の液体が渦を巻いて流れるというなんとも昭和な列車で3時間40分かけて秋田に到着。
おかげで車中、二次試験出願フォーマット騒ぎに一段落つけられた。まったく技術士会事務局の行き当たりばったり体質はいっこうに改まる気配もないわいとブツブツ言いつつも一段落したのでほっとして秋田に着いた。

私はどこへ行くのも好きだけれど、中でも秋田は特に好きだ。酒と食い物がうまいのもあるけれど、街の空気や人の気配がぎすぎすもかすかすもしていなくていいのだ。寒いけど。うう、またダウンをバッグから出そうかな、でも誰もそんなの着てないしなあ。
いつものドーミーインにチェックインし、すぐに外に出る。すぐ近くの物産館でおみやげを買って送り(ついでに旅の途中で買った本その他の不用品も送り)、5時そこそこの時間だというのに「無限堂」へ。ここはお気に入りの店なのである。駅からもホテルからも近いし、ここのカウンターの隅っこで静かに飲んでいると気持ちがいいのだ。給仕の若い女の子もぴしっと仕事をしていて、さりげなくこちらを見ててくれるので注文したくなったらすっと伝わるし、食べ方その他教えてくれるし。そして酒も食べ物も美味いし。

いぶりがっこ、かすべ(エイのひれ)の天ぷら。
どちらも美味い。かすべの軟骨コリコリがまた。

にしんの切り込み(糠漬け)とギバサ酢。最近へしこやなれ
寿司など発酵食品に関わっているだけににしんの切り込み
には「おおっ」と感動。これで飲む日本酒の美味さ。ギバサ
は海藻を叩いてどろどろにした「海のとろろ芋」。これがまた
ずるずる食べるとこたえられない。これと秋田のどっしりした
日本酒の組み合わせは、もう何も言うことありません状態。

ハタハタのしょっつる鍋。ハタハタは小浜でも季節の魚と
して美味いものなのだが、こういう食べ方はしないなあ。
また野菜の味が濃いんですねえ。また日本酒が美味い。
静かなカウンターで2時間以上過ごした。年度初めの金曜日、歓迎会であろう、2階から楽しそうな声が遠く聞こえる。しかし私の周りはあくまで平和である。酔ってママをくどいて涙声になるおっさんもいないし。
酒と料理を楽しみつつ、添削がびっくりするほど進んだ。酔っていいかげんなと怒ることなかれ、やることはびしっとやってます。
しかしまあ雰囲気って大事なんだなあ。昨夜なんてまったくできなかったもの。^^;
ホテルに戻り、気持ちよく風呂に入り、同時に洗濯もして、実にいい夜を過ごした。秋田ラブ。

2 件のコメント:

  1. 客車に乗りたいって正直に言えばいいのに(^^)v

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  2. …いや意味わかんないし。^^;

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