午後、今度設立する「若狭くらしに水舎」の小水力発電機設置場所の下見。天気もいいので気分よく出かけた。
現場についてみると、ハブダイナモを使った小さな手作りの水車式発電機があるではないか。
なんと阿児君の従兄弟の一心君が作や作ったのだという。料理もさることながら、こういう工作もできるんだ。やるな。
現場は水源涵養保安林の中にある。気持ちのいいヒノキ林の中だ。こりゃあ、春は気持ちいいだろうなあ。
取水予定箇所の砂防堰堤。昭和56年のものだ。協議はこれからになるけどね。
ふと見ると堰堤の横あたりが軽自動車が回せるように広がっていて、ちょっとした広場になっている。ここでいろんな森林自然体験イベントができそうだ。
その横手の山すそはなだらかになっていて、木を使っていろいろ遊べそうだ。メンバーの話が弾む。
よっしーがVP150の管を持ってきたので、試しに水量をざっと測ろうということになった。まあ非常にいいかげんだが、3,000~4,000m3/日程度は流れていて、水量は十分だということがわかった。
石を並べて集水。補足率はぜんぜん低いのだが、昔の川遊びを思い出してすこぶる楽しかった。
ところで、「山の斜面と木々」という風景を見ると体がうずく自分を再発見した。
こんな風景をみても、普通は何も思わないよねえ。われながら変な人間だなあと思うのだが、まあこれは地質屋の性(さが)みたいなものなんだろうな。地質調査(踏査)という「芸」に、自然体験イベントの「芸」が加わって、まあそういう道に進むこと自体がもともとこういうところが好きなんだろうから、仕方がないのかな。
でも実際に自分の体を動かしてざくざく上っていけるかというと、さすがに自信が持てない年になってしまっていて、それがちょっと寂しいなと思うのだ。
下りてくると、一心君の水車が元気よく回っていた。よおし、オレも今度は風車作ろう。
「よっしーがVP1500の管」?
返信削除VPは最大300までですよ。(笑)
おお!本当だ1500になってる!トンネルかっちゅうの。
返信削除修正しました。ご指摘ありがとうございました。^o^;