静かな生活again

息子の奥さんと孫が千葉に帰るので、米原まで送っていった。
首都圏はコロナ感染がいよいよ厳しい情勢になってきて、いっそ無風地帯の福井県にいなさいよと言いたいほどだが、そうもいかない。

ちなみに人口100万人あたり感染者数をみると、やはり東京がダントツ1位、沖縄や大阪、北海道は落ち着きつつある。愛知や福岡は元気いっぱいというところだ。宮城も上昇しつつあるが、絶対値的に低い。（縦軸が対数軸なのでわかりにくいかもしれないが）

ちなみに100万人あたり東京都は4,000人ほど、福井県は400人ほどです。10倍違うんだものな。

でもまあ、マスク・消毒手洗い・ソーシャルディスタンスという基本をきちんと守っていれば恐るるに足らずなのである。人間は感情の生き物だから怖く感じたりはするものだし、まだ相手の正体がよくわかっていない春先ならそれは十分わかるのだが、今となっては感染防止（安全管理）とそれに伴うQCDのバランスなどを考えた上で、世間の情動的な動きに流されることなく、理性的・合理的判断で行動するのが技術者のあるべき姿だろう。

そういった人間社会のドタバタなど素知らぬふりで、松ぼっくりはけっこう開いていた。ここ2～3日いい天気だものな。

まあともかく我々夫婦と老母の3人の生活に戻った。

賑やかな日々から静かな日々に変わるとさみしくもあるのだが、これはこれで気楽なものなのですよ。