2014年2月6日木曜日

昔通りのへしこ

今日から明日にかけての予定がひとつキャンセルになったので、少し時間に余裕ができた。
そこで明日のイベントで出す試食を、「へしこ試食、葉寿司紹介」→「へしこ&葉寿司試食・紹介」に変更し、葉寿司を作った。

去年の3月に「へしこ博士」の指導で糠漬けにした鯖のへしこを樽から出してくる。糠のいい匂いがする。近年は醤油だのみりんだのを添加するへしこが多いらしいが、このへしこは昔通りの塩と糠だけのへしこ。旨さがぜんぜん違う。

糠を洗ったところ。混ざりものの多いへしことは色が全然違う。身もしっとり柔らかい。

薄切りにした。葉寿司はこれをそのまま握り寿司の寿司ネタにする。もちろんこのまま食べても美味しい。下手なへしこはしょっぱくて食べられないが、これはそのまま酒の肴にちょうどいい。バーナーで炙るともっと美味い。
この「昔通りのへしこ」は、昨年の「ひこそう全国大会」でSUKIYAKI塾のみんさんに賞味いただいたものだ。あ、そういえば今年は我が家で出さなかったなあ。
葉寿司70貫ほどを作り、ボランティアセンターの冷蔵庫にストック。糠のついたままのへしこがあと1本あるので、明日の講演会の前にまた薄造りを作る予定だ。

2014年2月5日水曜日

付加価値

なんとかいうクラシックの作曲者が作ったとされる曲の多くがゴーストライター作だったというニュースが流れている。
思い出したのがずいぶん前にあった旧石器捏造事件だ。あらかじめ用意した石器をこっそり埋めて「発掘した」と嘘をついていたのだが、あれは歴史の教科書さえ書き換える騒ぎになった。
そこで気になったのが、ゴーストライターが書いた曲はどうなるんだろうということである。捏造石器は何の価値もないが、曲そのものは誰が書いたものであろうと、楽曲としての価値は本来変わらないはずなので。
しかし現実社会では作者が誰かによって価値が変わることはよくある。絵画にしても陶器にしても、「誰それ作」と認定されたとたんにどかーんと価値が上がる。芸術って、いいものはいいしよくないものはよくないのが本来なんだろうなとは思うんだけれどね。

NPOのほうで地域活性化に関していろいろやっていると、「ストーリー」の力を思い知る。
先日から始めた「雪室」も新潟のほうでは付加価値となって、商品が2割程度高く売れるらしい。我々が雪室を始めたのも「付加価値」を付けたいからだ。
もちろん「そのもののよさ」は絶対必要だ。食品にしても本当に美味ければそこそこ売れる。ただ、ストーリーなどで付加価値が付くともっと売れる。味そのものは変わらなくても、ネーミングとかストーリーで「売れるかどうか」は大きく変わる。
つまり魅力(商品価値)=本来持っている価値+付加価値なんですよね。もともと何もないところに無理やりストーリーだけでっちあげても底が割れる。
今度のゴーストラーターの楽曲はどうなのだろう。本来の価値があるのなら、いずれそこそこに聞かれることになるのだろうけれど、ストーリーに依存していたのならもう忘れられるんだろうな。

ところで、付加価値を付けたいと思うとき、やはりメディアの力は大きい。我々も取材をしてほしいと思うことがよくある。こんな小さい町でもCATVに取り上げられるとそれなりに反響がある。
ただメディアの質は明らかに低下しているなあと思う。先日のSTAP細胞のニュースでも、研究成果そっちのけで女性研究者のキャラクターばかり報道する、まさにマスゴミと言うべき報道も多い。
付加価値はほしい、だけどマスゴミにおもねるのはいやだ、とまあ身勝手といえば身勝手だけれど、なかなか難しいものであります。

2014年2月4日火曜日

寒波襲来

寒波がやってきた。雪室をやり始めたので、嬉し悲しである。最低気温は0度か、少し氷点下領域まで下がったんじゃなかろうか。北海道の皆さんには笑われるだろうけど。

こういう日は夜中になると本当に道路交通が少なくなる。あれこれ会議やら打合せをしていて帰りが23時を過ぎた。帰り道、真っ白な雪道に数台分しかないタイヤの跡。この写真を撮るのに道のど真ん中で停車したが、前からも後ろからもぜんぜん車は来なかった。

我が家の前の道に至ってはタイヤの跡ゼロ。どんな道やねん。こういう時は大きい風呂に入るに限る。明日あたり濱の湯に行こう。

2014年2月3日月曜日

節分簡易バージョン

今日は節分、我が家も両親と我々夫婦で年中行事を淡々とこなした。
節分と言えば豆まきだが、私が子どものころに大コーフンして妹たちと「鬼はーそとー」なんて言いながら力いっぱい豆をまいて回ったのは遠い昔、私の子どもたちが小さいころでも、もはやあんな一大イベントではなかった。
豆まきのコーフンさめやらぬままにベッドに入ると、隙間に豆が残っていたりして、それを探してポリポリと食べるのが楽しみだった。
今は子どもも家にいないから、豆まきもやらない。自分の年の数だけ豆を数えて半紙に包み、自分の痛い所とか大事にしたいところをなでて、後ろ向きにポイと捨てる。これを自分以外の人に拾ってもらって(自分で拾うとご利益がなくなる)、近くの辻に捨てる。そうするとナニモノカが自分の厄を持って行ってくれる。我が家ではそういう行事になっている。
ただ年々「合理化」が進んでおり、豆の数は10の位と1の位それぞれで数えるようになった。私は今年数え年で54だから5+4=9個数えた。どうもこれは私の祖母がある程度の年になったあたりで面倒くさくなって編み出した方法のような記憶がある。
恵方巻きも去年まではこの豆を数えるときに一緒にやっていた。その年の吉方角に向かってかぶりつくのだが、私はあれは以前からバレンタインと同様の嘘くさいショーバイだと思っているから(私が子どものころにはやっていなかった記憶がある)、今年はやめてしまった。といっても母が買ってきたので「切ってない巻き寿司」だと思って夕飯に食べたが、別に方角など気にせず食べた。
小判という菓子もあるが、今年はナントカクッキーになっていた。小判型ではもはやなく、花の形をしていた。
いいかげんなものだなあと思うのだが、まあ豆数えだけはやっているからいいか。^o^;

2014年2月2日日曜日

オトナノアソビ2日目

雪室2日目、食材の貯蔵。若干寝不足だが上根来に朝9時集合。

バックホウで雪山の入り口部分を掘削。これって人力だったら大変だよなあ。
たけしが調達してくれた食材をカゴに入れて、3段の棚に貯蔵していく。

下段は米(玄米、白米。写真撮るの忘れた)で1カゴ、酒(日本酒、ふぐのヒレ酒、焼酎)・みそ・こんにゃくで1カゴ。賞味期限に余裕があるものを入れることにした。みそやこんにゃくは容器に穴をあけておく。冷蔵庫なら乾燥対策に密閉するが、雪室は湿度が高いので穴をあけることにした。

 中段の1カゴ目は果物(りんご、はっさく)とコーヒー豆(これは密閉しておいた)、小麦、大豆。大豆が美味しくなるといいなあ。

中段2カゴ目。ワイン(赤・白)、魚の干物(アジ、イワシ、カレイ、フグ)。干物はどうなるか楽しみ。

上段1カゴ目。大根、サツマイモ、ニンジン。特に大根は寒い中に置いておくと甘くならないか期待。

上段2カゴ目。白菜、レタス、キャベツ、玉ねぎ。白菜が甘くなるといいなあ。

上段3カゴ目。肉(牛肉・豚肉・イノシシ肉)、鯖のなれずし、豆腐(きぬごし、もめん)、そば、しいたけ。写真ではパックのままだが全部タッパーに入れ替えて空気穴をあけた。

カゴを貯蔵庫の棚に入れ、取り出しやすいよにヒモをつけた。縁日のくじ引きみたいだけど。

コンパネでフタをして目印を立て、ビスで簡単に固定。目印をたてて再び埋め戻す。

昨日に続いてバックホウが大活躍。これも人力だと大変だし、雪を締め固めるのも大変だ。

断熱シート、ブルーシートをかけ、ロープで固定して完成。どや顔で記念撮影。スタッフを持っているあたりが業界をうかがわせていい。

人が下にいると雪山が小さく見えるとのことで、再度雪山の上に登って記念撮影。この雪山、いつまで残ってくれるでしょうか。とりあえず野菜などは1~1.5か月でいい具合になるらしいので、来月中旬くらいに開けてみようと思う。(人力は辛いなあ…)
いや~遊んだ遊んだと大満足で帰宅。寝不足もあって、ぐっすり昼寝してしまいました。^o^;

2014年2月1日土曜日

オトナノアソビ1日目

今日は上根来の雪室作りである。朝8時過ぎから、畜産団地跡所有者の皆さんと一緒に作業。

下界にはもう雪など全くないが、上根来はさすがに雪がたっぷり。かつては雪に閉じ込められ、「除雪が仕事だった」というが、このやっかいものを地域資源に変えようという試みなわけだ。

作業着手前。南からの日差しが当たらず、十分な空間を持ったこの場所を選定した。

バックホウとペイローダーでどんどん雪を集めていく。とにかく上根来の皆さんは「生きる力」が半端ない。

雪室本体は間伐材を太鼓挽きしたものを積み上げて作る。寒い場所なので暖を取るための火は必須だ。ロケットストーブも活躍し、昼休みには温かいカップみそ汁が飲めた。

丸太を積み上げてコンパネを挟み込み棚にする。今回は試作なので、幅1m(内空幅70~80cm)、奥行き2mとし、高さ30cm空間を3段持たせた。

ひとまずフタをして両側から雪を積み上げていくことにする。明日もう一度掘り出して食材等を入れ、再び埋め戻す計画だ。

見る見るうちに雪室は埋まっていく。雪山の直径は10m以上はある。

雪室の上を高く積み上げて雪山がひとまず完成。概算量100m3強(ざっと30tくらい)だ。

南からの陽光の当たる場所ではないが、それでも春になればかなり温かくなるから、少しでも長く残すために断熱シートで雪山を覆っていく。

ブルーシートで覆ってひとまず終了。10m×10mのシートを用意したが覆い切れない大きさだ。明日追加のシートを買ってつなぎ合わせよう。
さあ、明日は食材を入れて再び埋め戻し、断熱シートとブルーシートで覆って完成だ。
久々に1日外仕事をするとさすがに疲れる。帰宅すると女房がお好み焼きを作ってくれていたので喜んでホッピーを飲んだらすぐに寝てしまった。^o^;

2014年1月31日金曜日

まあゆるゆると

1月も今日で終わり、そろそろ年度末が見えてきた。いろんなことが「まとめ」に差し掛かっている。
NPO関係のいろんな事業や関わっている「会議もの」もまとめの段階になってきた。
まあこういうものは「まとまるべくしてまとまった」ものよりも「年度末だからとにかく切りをつけてまとめた」ほうがずっと多いから、「やっつけ」的なものが多少とも入ってくるものだけれど、それはそれで別にいいと思う。(「それでいいのだ」という意味ではなく、ことさらに全否定するものでもなくポジティブにとらえればいいじゃないか、という意味で)
向かっている方向がおかしいのでなければ、今目の前の期限を切られた中で積み上げた具体的な成果は、必ずしも完成度の高いものでなくてもいいじゃないかということだ。

もちろん現実には売上高とか入込数とか、具体的な「数字」というもので評価されてしまう立場の人が多いから、そんなのんきなことは言っていてはいけないのかもしれない。
でも、子どもの成長をテストの点数という具体的な数字だけでズバッと評価してしまうことに対して、「子どもの成長はそんな一面的で近視眼的な尺度で単純に評価してはいけない」と言われたら「そんなことない!」と直ちに反論できる人は少なくて、「そうだよな。本当はそうなんだよな」と思う人のほうが多いだろうと思われるのと似たようなことが、まちづくりにも言えるんじゃないかな。

なーんてエラソーなことを言いました。酔っているから。ひっく。

2014年1月30日木曜日

コストをキャピタルに

雪が一週間ほどぜんぜん降っておらず、晴れ間がのぞく日やいい陽気の日が続いている。
週末に上根来で雪室作りなのに大丈夫なのか?と思っていたのだが、Kさんから上根来での除雪風景の写真を送ってきた。

なんだこりゃと思うほど雪深い。うーむ、これなら雪室を作るための雪は簡単に集まりそうだなあ。
雪などぜんぜんない海岸近くの市街地から30分でこれだものな。
数十年前はもっと雪が降ったから、私と同じくらいの年齢の人たちが子どものころは、冬には市街地まで降りることなどほとんどなく、保存食を中心に冬を過ごしていたらしい。

屋根の雪下ろしは珍しくもなんともなく、降ろした(あるいは自然に落ちた)雪が家の戸や壁を壊さぬよう、雪囲いをしていた。これは今でもしていて、たとえ住んでいなくても家が残っている人たちは冬が来る前にしっかり雪囲いをしている。
雪にすっぽり囲われて家自体が雪室みたいになっているから温度が上がろうはずもなく、冬は厳しかったろう。

今度の雪室の取り組みは、このやっかいものを利用できないかという取り組みだから、これって知床に流氷を見に行ったときにホテルの会長さんが言っておられた「ピンチをチャンスに」ってことと同じだなあ。そういう発想って、他所の例を見聞きしたときには普通に「なるほど」と思うのだけれど、それを身近なもので実際に発想するのはなかなかすっとできるものではないのだなと実感した。
雪室がうまく行くかどうかは別として、そういった発想の柔軟さは持っていたいなあと思う。

2014年1月29日水曜日

バイオやっぱり便利

久々にいい天気だった。まったく冬の天気ときたら晴れの日が珍しい。このあたりの感覚は住んでいる者にしかわからないのだろうな。
久々に自転車で出かけるか…と思って身支度し、ボディバッグにバイオとメディアスタブとノートを入れて(つまりセミナーツアー中のスタイルになって)、さあ出かけるぞと思ったら自転車がない。先週敦賀まで電車で行くときに駅まで自転車に乗り、帰りはよしきの車で帰ってきてそのまま飲んだので、駅に置きっぱなしだった。^o^;
そこでこれも久々に駅まで歩いた。といっても2kmもない道のりだが。
途中で友人に2人会い、2人とも「どうしたんや?」と驚き、「乗せてったろか」と言われた。おじさんが歩くのは、健康維持のためのウォーキング以外ないとみんな思うまちだからなあ。まあ徘徊していると思われなかっただけよしとしよう。

駅に着いたのだが、すぐに帰るのはちょっともったいない気がして駅舎の中の「アーカンシェル」でティータイム。ここはケーキ屋さんなのだが、中に喫茶コーナーもあって、いつも客はほとんどおらずゆっくりできるのだ。
ここで1時間近く添削。バイオとメディアスタブを並べて、メディアスでPDFを表示しながらバイオでコメント入力。バイオは画面が非常に小さいのだが、文字表示を大きく設定することができるので、老眼のワタシにも苦にならない。

一時期(エイサーのWindowsタブを買ったころ)ぜんぜんバイオを使わなくなって、いっそ誰かにあげてもいいなあと思った時もあったのだが(名古屋方面のスチャラカな人がすぐ手を上げるだろうが)、最近またよく使うようになっている。
ボディバッグやポーチなどにも入るし何より軽いので、私のようにブラウザ・Office・Evernoteに限定して使う人にとっては、実に使い勝手がいいのだ。

とはいえ1時間もディスプレイをにらんでいると目が疲れるので、切り上げて自転車で帰宅。やっぱり目がすぐ疲れるようになったなあ。

2014年1月28日火曜日

SUKIYAKI塾はすごいんです

大分のムラりんさん主宰の「智楽の会」が26年度試験に向けて第1回講習会を開催したことがムラりんさんのブログにあった。素晴らしい講義であったらしい。天才だけどヤカンのフタを落とす智越さんの講義もぜひ聞いてみたいものだ。

感動といえば、もう4年前になるだろうか、SUKIYAKI塾講師派遣事業を最初にやったとき、SUKIYAKI塾北海道の筆記試験セミナーにも感動した。皆それぞれに資料を用意して、プロジェクターまで持ち込んだ人もいたなあ。あれに触発されて沖縄でいごの会が立ち上がったんだった。
去年の4月のSUKIYAKI塾東京の出願セミナーも印象深い。情報屋1号さんのがんばりはすごかった。今年はγ-GTPさんらしい。終わったら心からにゃんぱいしたいものだ。
名古屋ではクレヨンさんが総監マスターになっている。彼は決してただの酒飲みではないのだ。というか、全国のSUKIYAKI塾の会は旅費を払って彼を招聘するべきだ。その価値は十分あると思うよ。
SUKIYAKI塾広島もすごい。sonnyさんはもともと自力で口頭試験対策をスタートさせた人だし、それだけのスキルを十分持っている人だ。
皆さんさすがだなあと思う。そろそろ私をOne of themとして扱ってもらってもいいんだよ。

2014年1月27日月曜日

雪室Go!

雪室を作ることになった。
上根来の畜産団地跡で、あまたある畜舎等の建物跡のひとつを使って雪を集めて断熱シートで覆うという計画だ。
米や野菜が甘くなるとかお酒が熟成するとか、いろいろ言うけれど、とにかくやってみようということになった。ありがたいのは建物そのものがすでにあるということで、もし軌道に乗れば壁を作りつければ断熱性に優れた貯蔵庫になる。
発案から1ヶ月もたっていないのだけれど、「とにかくやってみよう」という流れになるのは、企画自体が魅力的というか、「面白そうだ」という理屈抜きのワクワク感があるからだろうな。

上根来の地元に人たちと一緒にやるのだが、標高300mの山の中腹にあって近隣集落まで7kmほどあるという立地上、上根来の人たちは実にたくましい。大工仕事や重機運転、さらには猟もやる。かんじきをはいて山を歩き回る人たちである。
雪室も、我々だけでやっていたらきっと小規模な、なよなよとしてすぐに壊れてしまうようなものになったに違いない。
こういう人たち自体がすごい地域資源なのだなあと再認識した。

雪が降る時期になると基本的に野外活動はむずかしくなるから、NPO活動もほぼ休眠時期に入るのだが、今年は冬の真っ只中に面白い企画ができて嬉しいなあと思う。


2014年1月26日日曜日

たいころじい

「たいころじい」という本がある。和太鼓の専門誌で、石川県白山市(旧・松任市)にある浅野太鼓が出している不定期刊行物である。最近ではだいたい年1回の刊行だった。

平成6年に地域おこしの一環として、私の住む地区が地域祭礼「お城祭り」に大太鼓を奉納するようになって、私も35歳にして生まれて初めて太鼓というものを叩くようになったのだが、あっという間にハマってしまい、会社のロッカーにバイ(太鼓のばちのことを私たちの地域ではバイと呼ぶ)を入れておき、深夜残業や休日出勤で自分ひとりのときは、仕事の合間に素振りをしたりイスをコトコト叩いたりして練習したものである。
そのころに確か浅野太鼓に皮の張替えで行ったときではなかったかと思うのだが、「たいころじい」に出会い、太鼓の歴史やいろんなグループの活動、楽曲その他の情報が得られるというのですぐにバックナンバーを全巻取り寄せ、その後も定期購読していたのである。ちなみにこれは本屋にはたぶん並んでおらず、定期購読も1回ずつ郵便振替で購読料を払うという、なんとも牧歌的な本であった。
これが今回最終刊となった。私自身、祭礼以外で和太鼓には関わっていない(一時は太鼓グループの指導をしたり曲を作ったりしていたが、ここ数年ご無沙汰である)から、日本の和太鼓の流行り廃りは知らないのだけれど、一抹の寂しさはある。

肝心の祭礼も、4月に練習してGWに本番なのだけれど、4月はセミナーツアーに出ていて不在がち、特に昨年からは出願セミナーの重要度が増したもので出ずっぱりとなって練習にも顔を出さず、本番だけひょっこりやってくるという、まことに申し訳ない状態になっている。
太鼓をばんばん叩いていい音が出せたときは本当に気持ちがいいのだが、もうそんな技術もなくなっているのではなかろうか。

2014年1月25日土曜日

APEC-semi始動

APEC-semiの2014年度講座が始まった。早速受講してくれる人たちがいて、ありがたいとともにがんばってるなあと感心することしきりだ。25年度口頭試験で小論文の大切さを痛感しただけに、時間をかけて練り上げる効果は大きいと思う。

「時間をかける」というのは、小論文をあれこれ練り上げる時間だけではなく、「しばらく放っておく」時間も含む。いや、後者のほうが大事かもしれない。頭の隅っこのほうにいつも置いておいて熟成させる期間というのかな。
技術士試験は、小論文も筆記試験も口頭試験も「合理的な課題解決ができるかどうか」が勝負なのだが、そういうトレーニングを試験対策の中で繰り返していると、実務の中にもそういう思考が少なからず入り込んでくる。
そうするといい仕事ができるようになる。わけもわからずやみくもに、あるいは大した工夫をせずマニュアル通りにやっていた仕事が、合理的課題解決プロセスが見通せる、すっきりとした質の高いものになってくる。
そういう仕事ができるスキルは、「試験勉強」の中で実に付くものではない。それはまさに「地力」だ。

私は「テクニックだけで試験に合格する」という考え方には否定的で、だから添削などでも「こうすればいい」とあっさり言ってしまうのではなく、自分で考えて答えを出してもらうようにしている。それが嫌だ、もっと手っ取り早くという人もいるけれど、長い目で技術者ライフを見れば、テクニックだけで合格してもなあ…と思うわけですね。
「覚える」のではなく「考える」ようにしてほしいと思うのだが、それは添削する側にしてもけっこう大変だ。「こうすればいいですよ」とさっと言ってしまったほうがよほど楽だもの。だからピークになると風呂の中でとか歩きながらといった添削スタイルになってしまうのだけれど。^o^;
まあ効率は悪いのかもしれないけれど、こういう方針なので、時間をかけてじっくりやっていきたいと思う。
みんな、がんばりましょう!

2014年1月24日金曜日

陽気のいい日はノマド

毎日出歩いているが、今日は敦賀へ。小浜から電車で1時間、福井までの中間地点だ。

昨日にも増してうららかな陽気。午後3時半の小浜駅にはほとんど乗客もおらず、のんびりした空気が流れる。まあこの5分ほど後に電車が入って来るのに合わせて高校生がどどっと乗ってきたのだけれど。
新年度に向けてHPを更新中なので、敦賀までの車中ではずっとレッツノートを叩いていた。

夕方近い敦賀は快晴。駅からほど近いファミレスで再びHP更新作業。陽気がいいとノマドワークもはかどる気がする。
NPOの打ち合わせをバタバタとすませ、帰りはよしきの車に乗せてもらって四方山話をしながら小浜へ。自宅で女房を拾って「秀」で夕食。小浜の魚を食ってホッピー飲んで天下泰平で家に帰った。^o^

2014年1月23日木曜日

なぜか福井はうららかだった

警察協助員会の県役員会で福井に行ってきた。
このブログで何度も書いたと思うが、この時期は北陸トンネルより北にはなるたけ行きたくない。寒いし雪がいっぱいあるし。
そう思ってジャケットの下にセーターを着て、ズボンの下にヒートテックをはいて、厚めの靴下にスノーシューズをはいて、おそるおそる小浜駅を出発した。

隣町・若狭町の鳥羽谷ですでに十分雪深い。ああやっぱりなあ、スノーシューズくらいで大丈夫かなあとひるむ。

敦賀駅のちょっと手前、東美浜あたりになると雪もなくなり、からりと晴れているではないか。あれ?おかしいなあ?でもオレはだまされないぞとダウンジャケットのジッパーを上げなおした。

北陸トンネルを越え、ひこそう全国大会のときにべっこ王子さんが迷い込んだところに近いあたりに行くと、どーんと雪が。それでも屋根の雪はたいしたことない。「あれ?こんなもんかな?」と思いつつ福井に着いてみると…

なんやねんこれ。雪がほとんどないやないか。これが1月の福井か?おまけに陽射しがポカポカと暖かい。スノーシューズを履いている自分がバカらしくなってくるくらいの陽気だ。

会議を終えて新年会のために移動。足羽川の川原にも雪がうっすらとしかない。カモの群れがのんびり泳いでいた。
こんなこともあるんだなあと、うなぎの美味い店でたっぷり飲み食い。よくわからないけど、とりあえず満足したおじさんは9時前に福井を後にした。

敦賀で小浜線の最終電車に乗り換え。1両だけの電車は、たった2人の乗客を乗せて11時過ぎに小浜に着いた。その2人のうち1人が私、もう1人が私が小学校PTA会長だったときに委員長をやってくれた、息子の幼なじみのお父さん。なんなんだこの身内電車は。
小浜駅からタクシー代行で帰宅。なんだか狐につままれたような福井行であった。

あ、そうだ。今日は木曜会でもあったのだった。年に一度の「濱の湯飲み会」。濱の湯にゆっくり入って、風呂上りに「濱亭」で冷たいビールをぐいーっとやってわははと呑もうという会である。
うーん、残念だったけど、福井で美味いうなぎ食えたからまあいいか。若狭坊ごめんね。

小浜駅に降り立ったら、タイムワープ後の
デロリアンみたいに我が愛車は凍てていた。

2014年1月22日水曜日

新年度に向けて

今日もNPO関係のことで外に出ずっぱり。そしてそのまま夕方から地元公民館関係団体の合同新年会。
主な活動日がぜーんぶセミナーツアーなどにかぶって何もせずに1年間過ごしただけに申し訳なく、それでも気軽に話せることがありがたく、そして懐かしくさえある酒席だった。
コージとまえちゃんと話しこんだのは去年の新年会以来じゃないか?
とはいえメンバーの高齢化もいやおうなく進み、そのせいか8時過ぎにはもうお開きで、私も早々に帰宅。

そして今日が口頭試験最終日。これに合わせてAPEC-semiも2014年度講座をスタートさせた。
これまで得たノウハウなどをしっかり生かしつつ、しかし同じことの漫然とした繰り返しにならないよう、またがんばります。
SUKIYAKI塾も2014年度の活動がもうすぐ始まる。今年からは添削講座のコーディネートもお願いすることにした。コーディネーターはSUKIYAKI塾広島のsonnyさんじゃけんのう。

2014年1月21日火曜日

こんなものばかり買って(`ε´)

NPOでの受託業務で1日移動していた。
最近買った変なモノ。

和傘(番傘)とカンジキであります。いずれもアマゾン。何でも売ってるんだなあ。
番傘は初回なので安~いのを買ったのだが、以前買った和太鼓と同じく、「塗り方」と「竹の質」から中国製であることが一目瞭然。
誤解のないように言っておくが、それがいけないとか買わなきゃよかったとか言っているのではない。中国にはまだまだ人件費が激安のところがあるんだなあということと、そういうビジネスモデルがあらゆる分野でしっかり作られているんだということである。
そしてまた、「誰が見てもわかる」付加価値が十分つけられるということでもある。これは実にありがたい。だって、100円ショップで売っている商品の中には、非常に見栄えがよくて、もっと値の張る品と並べても区別できないものもあるわけで、そういう品だったら付加価値による差別化が非常にわかりにくくなるでしょう。
若狭和紙にアブラギリの油を塗った番傘、作りたいなあ。

2014年1月20日月曜日

例のそば屋が大好きな人

ここ数日、ずっと冬型である。時々晴れ間ものぞくが、たいていは重苦しい曇りや雨雪。

といっても、どさっと積もるわけじゃないし、昼にはこうして道の雪はなくなるから、生活に困るわけではなく、冬用タイヤもいらないくらいなんだけどね。でも寒いのはこたえる。
こんな天気だから、市民もあまり出歩かなくなる。夜の繁華街は本当に静かで、実はまちごと神隠しにあったんじゃないかと思えてくるときもある。

なーんて思っていたら、それに比べてどうなんだろうというくらいにぎやかな新宿から、例の沖縄そばの店の前で実に嬉しそうなバイアさんの写真が送られてきた。
きっとバイアさんはその店の沖縄そばが本当に好きなんだ。そうだ、きっとそうなんだ。そうでなければこんなに出没しない。

2013年11月、入りたいよーと言って泣くバイア。
2013年6月、店の前で入りたそうにするバイア。
(オマケ)2012年11月、「負けた~」と泣くゆめたく。

2014年1月19日日曜日

がんばれ国内メーカー

女房のスマホを、アクオスからエクスペリアに機種変更した。
アクオスは5インチあって、やはり女性にはデカすぎるきらいがあったのだが、4.3インチのちょうどいいエクスペリアが出たので機種変更した。
実はサイズよりも、アクオスがすぐ正常動作しなくなることにストレスがたまっていたようだったので、きちんと動く機種に替えたというのが本当のところだ。
ぶっちゃけ言えば、アローズとアクオスはちゃんと動かかなくなって、ストレスで機種変更したという人がすごく多い。私の周囲だけでも5人以上いる。
そういう人が何に替えたかというと、ちょっと前まではギャラクシー、今はアイフォンだ。日本の電機メーカー、何やってんだという感じである。そういう中で私としては唯一信頼できるのがエクスペリアだったので、今回の機種変更に至った。
実は私も新しいエクスペリアに替えようかなと思っていたのだが、今使っているエクスペリアSXが不満がないもので、自分の買い替えは思いとどまった。

そういえば去年買った自動掃除のココロボも、充電器に自分で戻ることが全然できず、ちょっと残念な買い物だった。
こういう「こんなことができますよ」と言われて買ったのにそれがまともにできなかったり、たとえできても肝心のマシンそのものの安定性がなかったりして失望することが実に多い。
一昨年は富士通のPCを買ってきたとたんにシャープの複合機がまともに動かなくなって、しかも1年近くたってもそれが改善されず、呆れてPCをASUSに買い替えたらピタリと異常動作がなくなったということもあった。
やっぱり国産にがんばってほしいと思っているだけに(だから少々高くても国産を買うのに)、残念なことが多くなっているなあと思う。

2014年1月18日土曜日

美味い酒

思いっきりぐーたらした。
朝、どんど焼きに正月飾りや去年のお札を持って行って、ボランティアセンターのネットワークのセットアップをして、昼食後女房の学校のWiFi環境の手伝いをちょっとして、あとは家でマンガを読んでいた。
年末に「ナニワ金融道」「新ナニワ金融道」をまとめ買いして読んで、正月からは「味いちもんめ」をまとめ買いして読んでいる。
漫画のまとめ読みができることが目下の自分としての充電になっている。
特に何巻もまとめて読むと、その「世界」に入れるので特に面白い。週刊誌なんかで途切れ途切れに読むのとは大違いだ。

ところが入り込みすぎると、その漫画で描かれている世界に自分に行きたくなるので困る。
「味いちもんめ」は料亭が舞台なのだが、カウンターでじっくり静かに燗酒を飲みながら旬の魚をつつくなんていう風情が「いいなあ」と思うものだから、自分もやりたくなっていかんわけだ。
もっとも私には料亭というのはちょっともったいなすぎるので、落ち着いて酒が飲める居酒屋あたりがちょうどいい。旬の地のものが出せる居酒屋で、カウンターの隅っこのほうで地酒をなめながら地物をいただくというのが大好きだ。
そのあたりがあるから、セミナーツアーに出るとそういう「一人居酒屋」を楽しんだりするのかな。

秋田の無限堂秋田駅前店なんかはもう「秋田に行ったら行くと決めている店」になっている。
新潟では去年、一人居酒屋にチャレンジしてえらい目にあった。でもリベンジしたいものだ。
金沢にもきっといい店があると思うが、巡り会ってはいない。巣鴨もそうだし、大阪(特に江坂)もそうだ。
それ以外の地域では「一人居酒屋」をすること自体がない(SUKIYAKI塾のみんなで楽しくやりに行く)ので、決めている店ってないなあ。
あ、そうだ、福井駅の八兆屋があったか。あそこも好きな店だ。

一人以外で行った店で美味かったなあという店は多い。日本酒と肴という組み合わせだと、バイアさんと初めて八王子で飲んだときの店は美味かった。カチナノリさんに連れて行ってもらった「魚屋の2階」も美味かったなあ。
今年もいろんな店で美味い酒と美味い肴を食べたい。意地汚いけど、それはやっぱり何よりの楽しみであります。

2014年1月17日金曜日

技術は進歩する

本のほうもようやく脱稿し、めでたく2013年度の受験支援は終わった。
気が抜けたのか、昨年買った電動ソファをリラックス形状(というか歯医者さんの診療台形状)にして、ホットカーペットを敷いて気持ちの良いうたた寝。

なぜかふと今日が1.17であったことを思い出す。
19年前のその時、私は名古屋駅前のビジネスホテルの7階にいた。揺れで目を覚ましたものの、震度3~4と判断して二度寝。起きたら大変なことになっていた。ぎゅうぎゅう詰めの新幹線こだまで小田原へ何とかたどり着いたものの、打ち合わせ先の当時日本道路公団は、阪神高速の高架橋倒壊などでそれどころではなく早々に追い返され、本当に何とかかんとかという感じで深夜に帰宅した。
阪神での高架橋倒壊は、いずれも多くの土木技術者が敗北感を感じたことだろう。だけどそのままでは終わらない。悲しいことだが多くの命が失われたからこそ技術も進歩した。あれで耐震基準がいろいろと変わり、耐震補強が全国で進み、東日本大震災では間違いなくその成果が出ていた。
東日本での津波もきっと技術発展にしっかりつながっていくだろう。それなりに時間をかけて、しっかりしたものが出来ていくと信じている。阪神淡路から道路橋示方書改定まで7年かかったのだから、それくらいは待っていないと。

なーんて思いながら、とりあえず脱稿祝いを一人でやった。石垣で買った「島豚ごろごろ」を肴に、バイアさんと一緒に買いに行った泡盛を飲んだ。