2022年2月8日火曜日

さらばEvernote

APEC-semiを始めたときから、添削はEvernoteでやってきた。受講生一人一人のノートを作って、添削依頼とコメントをどんどん付け足していって、まあつまり一つのスレッドのようにして使っていた。リッチテキストで記述できるので、

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        本文………
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というような構造にできて使いやすく、さらに受講生一人のやりとり記録がひとつのノートに納まっているので何度もやりとりする時は過去の記録もたどりやすく、さらに近年はスマホでも口述入力できたから徘徊添削もできて…とかなり助かっていたのだが、少し前に大幅バージョンアップした。おおいに期待してインストしたら、これがとんでもないバージョンダウンで、一気に使いにくくなった。
私の使い方だからこその不具合なのかもしれないと思っていたのだが、ネットを見れば悪評紛々である。
昨年はPC版、スマホ版ともに旧バージョンをがんばって探してインストしてなんとかしのいできたのだが、新しく購入したスマホやタブレットにどうしても旧版がインストできない事例が多発。2022年度講座開始を機に、とうとう思い切ってOneNoteに宗旨替えした。
軽さやスマホなどでの使い勝手を考えると、本当はGoogleがEvernote的なものを出していてくれればいいのだが、そういったものはなく(Keepが少しそれに近いが、求めている機能はない)、他にもいろいろ試したが、結果的にOneNoteしかないと判断した。

EverNoteの「ノート」はOneNoteでは「ページ」に該当するようで、最初はこのページの中にどんどん継ぎ足していこうと思っていたのだが、「セクショングループ」なる機能を使えばEvernoteではできないノートブックの多重階層化ができることがわかったので、構造を少し変えて、とりあえず無事に移行した。
当然のことだが便利になったと思うこともあれば不便になったと思うこともある。
また、過去の膨大なデータがうまく移行できないので、これから少し苦労するかもしれない。
まあとにかく新システムに移行した。名刺データなどの移行がなかなか大変だとは思うが、のんびりやっていこう。

久しぶりに護松園に行ってみた。庭の雪景色を眺めながらソファーでのんびりとカフェオレを飲みつつ、貧乏性なことにスマホでぶつぶつと口述添削。
でも、徘徊添削もそうだけど、開放感を感じながら添削すると言いたいイメージがちゃんと言葉になって出てくるのは確かだ。おそらくそういう点では創作活動も添削のような作業も、いわゆるブレインワークはあまり追い詰められていない環境であるやることが大事なのだろうな。

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