文化庁主催の「ニッポンたからものプロジェクト」の小浜公演に太鼓会として出演。
日本遺産と芸能という形のない文化財のコラボというコンセプトで、全国5カ所で実施される企画なのだが、その5カ所のうちの1つとして小浜(日本遺産・鯖街道)が選ばれた。
進行役の旅人ことセイン・カミュさんが小浜にやってきて、いろんな芸能を見て、日本遺産の話を地元のアヤシイ海産物やとアヤシイ山伏に聞くという企画で、芸能は日本舞踊・花柳源九郎、長唄・(三味線)杵屋勝十郎、(囃子)望月秀幸、講談・旭堂小南綾といった新進の若手、そしてなぜか我が雲浜太鼓会の連中である。
舞台袖に控える太鼓。祭りの時より簡易なセッティング。写真を掲載するわけにはいかないが(というかそもそも無断撮影禁止)、見事な伝統芸能の数々に見惚れ聞き惚れ、こりゃあ我が棒振り大太鼓もしっかりやらにゃあいかんと控え室へ。
…祭りと何ら変わらぬ飲み食いっぷりである。お茶とともに、「一応」と思って持ってきていたビールやチューハイはあらかたなくなったどうだ。^^;
それでも短時間演奏だけに酔ったイキオイもあって何とかこなす。棒振りは我が太鼓会の自慢であるが、ピリッと鋭い棒振り演技をみせてくれた。太鼓も短時間でありさえすればパワーが何とか持続するのでがんばった。
最後に囃子・三味線・舞踊と棒振り大太鼓のコラボがあったのだが、さすがの新進若手プロ、1回のリハでピシッとまとめて太鼓の上げバイに乗せてくれた。
実にいい体験をさせていただきました。ありがとうございました。
終了後はいつものように打ち上げ。必殺必死の我が手作り「4m連結塩ビ笛」を吹く日吉3人衆。5時半から10時までずーっと飲み続け、さらに若手は居酒屋へ消えていった。
帰宅して風呂にゆっくり浸かりつつ、さてお風呂添削でも…と思ったら左肩が重い重い。今日は笛だけのつもりで行ったのだが、予定外のコラボが入って、さすがにアドリブ力も必要とされたので、久々におじさんはりきってトリで太鼓を叩いたのだ。ここ数年分全部よりたくさん叩いたぞきっと。でも気疲れと違って、気持ちのいい疲れだ。
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