2013年12月15日日曜日

アブリギリシンポ#2

若狭東高校で第2回アブラギリシンポジウムを開催した。アブラギリに取り組んで3年、いろいろやってきたなあと感慨深い。

今回のシンポ企画やチラシ作成などはほとんどあこちゃんがやってくれた。私はセミナーツアーで出ずっぱり、本当にあてにならない理事長で申し訳ない。こりゃあそろそろ隠居かのう。げほげほ。

まず若狭東高生が活動報告。毎年思うが、高校生が初々しく一生懸命発表している姿を見るとおじさん涙が出そうになるのよ。

お昼はたっぷりの賄い。アブラギリ利用産品と小浜特産品をずらりと並べました。

アブラギリの幹をホダ木にして採れたエノキダケ、ウスヒラタケ、エチゼンカンタケを使い、さらに若狭東高校で栽培したこんにゃく芋で作ったコンニャクを入れたきのこ汁。うまい。

キッチンBoo特製、小浜名産焼きさばを使ったちらし寿司。絶品である。

昨夜作った葉寿司。へしこと混ぜゴハン。へしこ博士指導の究極のへしこを使った寿司は一晩置いていよいよ旨い。

アブラギリ圧搾の実演。まずは殻を割る作業。モルタルミキサーを流用している。

割った殻は、まず15ミリのふるいをふるいにかけて割れなかった殻を取り除き、そのあと5ミリのふるいにかけて、実とおおぶりな殻だけにする。 それをとうみとドライヤーで風選して実を集める。ハンマーで殻を割って手作業していた昨年から大きく前進。次は風選する機械(昔つかっていた手回し式のやつ)をどこかで手に入れたいなあ。

実を圧搾する。昨年度購入した油圧プレスは変わらず大活躍だが、できればこれももっと効率化したい。

N木作成のCBR試験用モールドを流用した新容器の試作機を使ってみた。さらに改良の余地はあるが、これも使える。

撥水実験。新聞紙やダンボールなど様々なものに塗って撥水性を体感してもらう。

昨年度のアブラギリシンポのときに作ったホダ木からいろんなキノコが生えているのを見てもらう。

こrはエチゼンカンタケ。今はどんどん収穫できている。

横手にうっちゃってあるホダ木だが、エノキダケがわしゃわしゃと出ている。スーパーで売っているモヤシエノキダケではなく、ホンモノのエノキダケだ。

ホダ木作り。去年は丸太を輪切りにして断面に菌を植えたが、今年は穴を開けてコマを打つ。

キノコがわしゃわしゃ生えているのを目の当たりにした後だけに、みなさんもう来年はキノコパーティーだといわんばかりの張り切りぶりでコマを打つ。

いやあ、みなさん本当にありがとうございました。企画にも準備にもほとんど働かなかった理事長は、打ち上げだけ少し面倒を見させてもらいました。
来年は「アブラギリシンポジウム」を卒業して「里山シンポジウム」にしたいよねなどと言いながら、「秀」の飲み放題で夜中まで騒いでおりました。^o^;

ハコフグの肝焼き。いやーなかなかに旨い。
ハコフグが「あーあ」とあきらめ顔なのが笑う。
「最長5時間」ってどんな飲み放題やねん。
「バーベキューはお断り」って誰がすんねん。
秀は相変わらず楽しいお店でありました。

0 件のコメント:

コメントを投稿