太鼓の季節

4月に入って、また祭りの稽古が始まっているのだが、小浜にいない日が多く、また小浜にいても夜は会議やら何やらで、まだ2回しか顔を出せていない。
もう私が前に出てわあわあやる時代ではないのだけれど、それにしてもなんだか若手（というほど若くもないけれど）に任せきりというか放り出しているようで申し訳ないことしきりである。

1つだけの太鼓を横打ちで叩く、この地域独特の昔ながらの大太鼓芸能だが、これはこれでやってみると奥深い。
かつては（もう10年以上前だが）、会社のロッカーに太鼓のばちを忍ばせて、深夜残業や休日出勤の合間に取り出してはイスを叩いて練習していたものだが、もう体がついてこない。
先日も2回叩いてみただけなのに、2回目に失敗してしまった。失敗するなんて数年ぶりである。そして2回叩いただけなのに翌日は筋肉痛である。なんだかなあ…

明日からまた旅に出るから、結局数回練習しただけで本番になりそうだ。やれやれ。