大浴場で目を覚まし、メール処理等してから秋田駅へ。スバヤクお土産を買って送り、空港に行くリムジンバスを待っていると、面白いバスが目に留まった。
うわあ、なつかしい。「釣りキチ三平」ではないですか。そうか、矢口高雄さんは秋田県だった。三平はもちろん、マタギ列伝、かつみ、ニッポン博物誌などが印象深い。私はサンデーを読んでたのよ。
そうか、私は秋田に魅かれるのは、矢口さんの自然漫画の世界があるからかもしれない。こちらにきて口にする食べ物や耳にする言葉が矢口漫画と同じ空気を持っているのだ。
矢口さん自身が山村育ちというせいか、矢口漫画は山村が舞台で、それもなんだかずいぶん山深い感じがする。現在の横手市のあたりらしいが。
海の近くで生まれ育ち今も暮らす私にとって、何ともいえない魅力をもっているのは確かだ。
やがて来たバスに乗って秋田空港へ。
やはり帰りもボンバルディア。飛行機に向かって歩き出してふと横を見ると…
なんだか白い山がある。よく見ると雪である。除雪した雪を積んであるようだが、遠目にもものすごく高いんじゃないか?
やがて離陸。窓の外は相変わらずの雲である。もうどうでもいいやとバイオを出して、スタバのコーヒー(通常のジェットの中で飲むと300円だが、プロペラ機で出すのは200円である)を飲みながら添削に精を出す。
ふと気が付くと眼下がいい天気になって下界が見えるようになっていた。
12:30すぎに大阪空港に着陸。小浜行きの高速バスが来るのは3時前なのでたっぷり時間がある。空港内のスタバ(なんだかスタバばかりだ)でチャイを飲みつつ粘りに粘って添削をがしがし進めた。
小浜に着いたのは5:30ごろ。いやあ、楽しい旅でした。今度は時期を選んで、山の風景や文化や食べ物、そして温泉を巡りたいなあ。
0 件のコメント:
コメントを投稿