2015年10月20日火曜日

落花生

ラガーマンさんから栗と落花生をいただいた。なんと言っても千葉県の落花生であるから、早速いただいた。

甘いのである。ふっくらしているのである。これまで食べてきたピーナッツなんぞというものとはぜーんぜん違うのである。
ラガーマンさんのことだ、私のような貧乏舌ではないから、きっと選りすぐりの逸品なのであろう。それにしてもこれまでの人生で食ってきたのは何だったのだろうと思わせる美味さだ。ビールを飲みつつ、鼻血が心配されるくらい食ってしまった。
栗も母が栗ご飯にしてくれ、夕食に食べた。うまいんだこれが。

いったいに私は食い物にせよ何にせよ、「どうせなら一流品を一度くらい」という価値観が欠けている。食い物と服とホテルと車に関しては特にそうで、そりゃああまりみすぼらしかったり使いにくいのはイヤだけど、そこそこであれば十分満足してしまう。
じゃあできれば一流品を、と思っているのは何かというと、たぶんない。金を掛けることに逡巡しないのはパソコンくらいだが、これは一流も何もないだろう。単なるツールである。その証拠に、今のメインマシンであるレッツノートは、そのままワンショルダーに放り込んでどこにでも行くので、すでに細かい擦り傷だらけである。

落花生ひとつからえらい話になってきたが、何でもいいものはそりゃあいい。落花生ひとつにしてこれだし、食べるものも着るものも、高いものは高いだけのことはある。ただ私が求めているものはそこじゃないんだろうな。美味さにせよ快適さにせよ、それはそれで大事だけれど、もっと重視することがあるのだろう。
ホテルだったら何よりもランドリー環境である。次に通信環境である。ドアボーイのいるようなホテルは、この点でビジネスホテルよりずっと下である。
車だったらどっさり工具やらアウトドア用品を積んで、林道だろうが何だろうががしがし入っていける車が一番で、この点ではこれまでの生涯で乗った最悪の役立たず車はクラウンであった。
服も靴もメンテナンスを要するようなものは大嫌いである。針金ハンガーにテキトーにかけて放っておける服が一番だし、靴を磨くなんて行為は車をタオルで拭き洗いするのと同じくらい忌むべき行為である。

まあつまり、粗野なのだね。
でもここ10年ほどは、すり切れたジャージに突っかけでひょこひょこ出歩かなくなっただけ進歩したと思っているのだが。
しかしそれにしてもこの落花生は美味い。ブッ(鼻血が出た音)

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