2013年1月19日土曜日

富山の置き薬


午前中、警察協助員の方のお母様の告別式があるので出かけようとしたら、ちょうど「富山の置き薬」が玄関先に来ていた。富山は明治以前の昔からこの「置き薬」で有名で、今でもそういう会社がある。
風邪薬とか胃腸薬、塗り薬などを箱に入れて一般家庭においておき、定期的に補充と使用した分の集金をして回っているのだ。薬は市販薬と変わらないのだけれど、風邪を引いたり腹が痛くなったりといったときに押入れを開けるとそこに薬があるのは助かる。定期的に更新されるから古くなってしまうこともないし、まあありがたいシステムである。
試しに「富山の置き薬」でググってみたらたくさん出てきた。これってどのあたりの地域までを商圏にしているのだろう。
A4サイズくらいのそんなに大きくない箱1つ。

中には各種の薬と説明書が入っている。

葬儀は「セレモニーホールわかさ」という建物で行われた。かつては真夏や真冬の葬儀は大変だったのだが、近年はセレモニーホールでの葬儀が多くなったので大変ありがたい。
昨年、義父の葬儀もここでやって痛感したのだが、葬儀を行う場所の確保、いろんなモノの用意などなど、「業者任せで設備の整った屋内で」を経験してしまうと、もう昔ながらの自宅やお寺での葬儀には戻れなくなってしまう。たまに「自宅で通夜」なんてのがあると、失礼ながらあまり嬉しくない気分になるものなあ。

2時間ほどで帰宅して、それからずっと家にこもって本の原稿と格闘していた。
APEC-semiの出願講座が始まっているので、そろそろ経歴票添削以来も入ってきている。
うーむ、厳しいががんばるのみだ。
夕食は蟹鍋。って昨日と同じじゃん!なんでも母が蟹をもらったらしいのだが、しかしまた…^^;
夜になって気温がぐっと下がってきて、冷たい雨が降り始めた。こういうとき冬はいやだなあと思う。

知床さんのブログから拝借したウトロ港の写真。ここに比べたら、めったに零下にならない小浜の冬なんぞたかがしれているのだが…
こういう寒い夜は長湯に限る。熱めの湯に入って文庫本をゆっくり読む。風呂上りに軽くイッパイひっかけて(たいてい「1杯」じゃなく「たくさん」のイッパイになってしまうのだが^o^;)寝るのが一番だ

4 件のコメント:

  1. 広島県北部にも富山のおばさんが薬を背負って来ていました
    紙ふうせんとか、ゴムふうせんをもらっていた記憶があります
    以上、報告おわり (^_^)V

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  2. APEC様、懐かしいです「富山の置き薬」。
    大分の祖母の実家に帰ると必ずありました。
    おなかが痛くなったときの「赤玉」は私にとっては魔法のクスリ。
    チチンプイプイ。
    あっという間に直っていました。
    sonnyさんと同じく、紙風船の想い出があります。

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    1. omochです。東京の実家にもありました。紙風船が入ってました。我が家の富山のくすり箱には・・。でも普通のおじさんがセールスマンで来てました。今でも関東ではCMが流れてます。配置薬ですね。

      今、薬の仕事してるんですが、日米欧の三極という言い方をこの業界ではするんですけど、法規制を統一しようという動きになってます。でも日本の製薬企業って、富山を中心に零細企業がたくさんあって、エビデンスを書類で残すとか、オペレーターと記録者は別にしろとか、そんなこと3ちゃん企業では無理・・っていうことで日本だけちょっとおくれてるんです。

      外圧が大きいので、どこまで保護できるのか?難しいところですけどね。

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  3. おー、東京から大分まで。ということはフツーに全国展開してるんでしょうね。きっと。
    北海道と沖縄にもあるんだろうか?

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