2011年2月7日月曜日

技術士会の台所

技術士会から臨時総会の案内が来た。毎年臨時総会をやっているのだが、議案は入会金免除と次年度予算。

入会金免除は技術士会創立60周年祈念特別事業として1年間限りの特典で入会金を免除しようというものだ。これにより10百万円の減収が見込まれるが、それは技術士全国大会の参加費・広告料収入13百万円を一般会計計上することで補った形になっている。
・・・・あれ?創立は昭和26年(1951年)ということだけれど、技術士法ができたのが昭和32年(1957年)だよなあ。その6年前から技術士会というのはあったのか?ふうむ、よくわからん。

次年度予算は特別会計(指定事業)が相変わらず試験事業(&登録事業)収入852百万円を支出910百万円が上回り、58百万円の赤字で、これを試験運営積立預金取崩収入72百万円で埋めている。
二次試験の受験料だけで5億2千万の収入見込みだからまあ大きいお金なんだけど、毎年数千万の赤字でこれを預金取り崩しで埋めていて大丈夫なんだろうか。
受験生の見込み数(一次試験25,900人、二次試験37,200人)からみて、受験料を一次・二次とも1,000円アップすれば赤字はなくなるけど、まあ受験料アップよりは取り崩しということなんだろうか。この不況、受験生としては1,000円でもありがたいけどね。

こういうことを書くと「あら探し」みたいに思われるかもしれないけれど、こういう総会資料というのは、どこへ出してもかまわないものでなければならないから、あえて書いてみた。がんばれ技術士会。

2 件のコメント:

  1. 詳しくは知りませんが、
    第1回技術士試験を当時の技術士会会長が受けたという話を
    読んだか、聞いたかした気がします。

    てっきり、APECさんから聞いたと思ってました。
    技術士会のガイダンスだったかもしれません。

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  2. へえ、そうなんですか。それは私の話ではないですね。知りませんでしたから。
    やはり技術士制度が始まる前から技術士会があるという、面白い話だったんですね。

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