2019年5月27日月曜日

究極のつぶ焼き

今日は釧路セミナーである。月曜日なので当初は夜だけのセミナーの予定だったのが、総監講義を午後にやることになった。実に嬉しいことである。

ホテル(ドーミーイン)の朝食は、さすがは帯広、豚丼である。美味い。
釧路行きの列車(あえて電車とは書かない^^;)は11:40だから時間はたっぷりあるのだが、実は昨夜、カッターシャツの脇のところが裂けているのを発見してしまった。
カッターシャツ+下着上下+靴下のセットを2セット持って(というか、1セットは着て、1セットはバッグに入れて)旅をしている私としては、これは非常事態である。
朝食後、ホテル近くの藤丸デパートに直行。10時開店だから時間はある。10時前という遅い朝に、チェックアウトするでもなく出て行った私は、さぞアヤシかったろうと思う。
帯広のお年寄りの皆さんと一緒に開店を待ち、すぐに紳士服売り場へ。カッターシャツなんぞユニクロかしまむらでしか買わない私にとって、デパートのカッターシャツは倍額ワールドである。かすかな膝の震えを隠しつつ、平然とカードにて購入。私の好きな(というかこだわっている)ボタンダウンではあるものの、柄も何もなく真っ白なカジュアルっぽさゼロのカッターシャツだが、背に腹は代えられぬ。
ともあれこれでほっとしたので、歩いて帯広駅へ。

暑いなあと思いつつ駅前の温度計を見ると、驚愕の36度。見た途端、「あ、だめだ…」と思った。風邪を引いたとき、けっこうしゃきんとしてたのに、体温計で測ってみたら38度越えという数字を見た途端、「あ、だめだ…」とへなへなっとなることってあるでしょう。ああいう気分ですね。
てか、オレって今、北海道にいるんだよね。なんなんだこれは。
ともかく、帯広駅のコーヒーショップで添削(さすがに口述ではなくPC)をしてから特急「おおぞら」に乗車。
自由席である。これまでの経験で、帯広から釧路まで指定席に乗る愚をたっぷり味わった。似たようなのは、高松~徳島間かな。
何はともあれ、無事に釧路駅到着…と言いたいのだけれど、なんとまたしても高温レール変形攻撃にあってしまった。白糠の手前で停車。「高温でレールが…」という北海道ではあり得ぬようなアナウンス。
しかし昨日に続き、1分もしない間に動き出した。やれやれよかった。
結局15分遅れで釧路駅到着。時間がないのでまっすぐ会場へ。2時半から5時半まで総監講義。受講生は4人。釧路で4人も受講してくれた。嬉しい。

会場1階のカフェレストランでパスタをかき込んで、夜は一般部門講義。ここ釧路でもこれまでにない人数が受講してくれた。やはり試験方式変更の年なんだなあと実感。
終了後、ハビタットさんチョイスの居酒屋へ。釧路の山海の幸を堪能。
思えば、最初に釧路に来たのはいつだったろう。ふぁいとぉさんに誘っていただき、湿原を見て、タンチョウヅルを見て、岸壁炉端を見て、かどやに行って…今思うと夢のようだが、それが今も続いていることの幸せを再認識。

 酔ってふらふらと店の前に出て、すぐ横にある「かどや」に入り、釧路に来たらこれだけは食ってる的存在であるつぶ焼をいただく。このタレが絶妙なのだ。というか、つぶ焼とラーメンだけで創業50年だというこの店には本当に恐れ入る。2つのコンロと、網と、ペンチ1つでひたすらつぶを焼き続ける親父さんは、本当にすごいなあと、いつも思う。

〆はブラックラーメン。富山ブラックラーメンを思い出すような真っ黒さだけど、富山と違ってちゃんと美味い。汁は飲めないけどね。
大満足でみんなと別れ、ホテルまで、いつの間にか覚えてしまった道をふらふらと歩く。
こういうときにシアワセを感じるのですよ。

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