午前中、若狭東高校の実習に同行。もう3年目になるプログラムで、1回目は「森の奥に住むナゾの針灸師」ことTさんが講師を務める「巻き枯らし間伐」(木の皮をぐるりと一周はぐことで立ったまま木を枯らし、間伐を容易にする)、2回目は「汗っかきの木こりのとしちゃん」ことOさんが講師を務める間伐実習。3回目は私が講師を務める「しがら組み」である。今日はその第2回だ。
すでに玉の汗をかいているとしちゃん講師より木の切り方について講義をうける。
アブラギリを使って木を切り方を実習。「オレの切り方、これでいいよな」と不安げに上を見上げているようにしかみえないが、なんのなんの、そこは百戦錬磨のランバージャックである。寸分の狂いもなくアブラギリは狙った方向に倒れて行った。そのあとの杉伐採でほんの少ぉし誤差が出たものの。^^;
チェーンソーの使い方講習。一人一人実際に切ってみる。こいつらいい経験してるよなあと毎年思う。
切り出した杭を並べて記念撮影。秋にはこれを使ってしがら組みを作る。今日の体験が彼らにどんな形で残るのかはわからないが、大部分の生徒にはいい思い出になって、そしてたまーに、本当にたまーに、人生の何か大きな出来事になる生徒がいるなんてのが一番いいなあと思う。我ら地元のおっさんはそういうためにいるのだと思う。
汗っかきのランバージャックはタオルの汗をじゃーっと絞って次の現場に消えて行った。
私はたけしと一緒に上根来に上がり、畳を運搬。これでゲストハウスはあと掃除を残すばかりとなった。
まだ少しだけHPが残っていたので、性懲りもなくアブラギリの葉っぱ集め。今日は120枚。これで通算3回、合計560枚弱となりました。まだまだ集めないと。
今度は私が汗だくになったので、またまたゲストハウスで入浴して汗を流し、いったん帰宅。
昼寝をしようかなと思っていたのだが、結局そんな時間は取れないまま自転車で海岸通りへ。
地元の夏祭り「マリンピア」が昨日・今日と開催されている。
昨日は駅前通り(はまかぜ通り)商店街をホコ天にして、今日は海岸通りをホコ天にして花火大会とセットで開催されるのだが、どうやらそのオープニングセレモニーでグレゴリーが何事かほざくらしい。昨夜来てくれと言われていたので、とりあえず行ってみた。
檀上、赤いポロシャツが小浜市長。その右の黄色い服の長身の女性が2010年ミスタヒチのダンサー、市長の左2人目のアヤシゲなスキンヘッドがグレゴリー。これは全部かの「オバマフィーバー」の結果生まれたつながりだ。「オバマを勝手に応援する会」は本当にすごいと思う。いやほんと、冗談抜きで私は尊敬しているし心から信頼しているんですよ。だから彼らからの依頼はいつも「なんとか実現しよう」としてるし。
セレモニー終了後はフラやタヒチアンダンスのステージ。その横の浜では伝統行事「松上げ」が行われ、それに続いて花火大会に進む。グレゴリーはというと、私の同僚・呑んべのW田さんがしつらえたテーブル席で生ビールを飲んでごきげん。彼にいわれてビンちゃんも呼び出して、そのあとひたすら酒宴に…なる前に私はここを離れて、警察協助員会の街頭パトロールへ。
今年はやや人出が多いのではないかなと思う混み具合。夜になっても30度は下回っていないのではないかと思われる暑さだが、こうして夏祭りにみんなが繰り出す元気があるのはいいことだ。
海をいっぱいに広く使って花火大会。大阪から来た人が「こんなのは見たことがない」と言ってくれた。
パトロール終了23時。いやあ、一日よく動いた。53歳のおっさんにはさすがにキツく、最後は駅の植え込みの縁に腰かけないと体が持たなかった。腰かけて前かがみになったら、腰がばきばきと音を立てた。
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