一斗缶の側面にマルを描き、放射状に切れ目を入れて中に折り込んで、煙突管が入る穴をあける。切断はベビーサンダーを使った。
組み立て終了。T字管が焚口、エルボを通して直管につながる。一斗缶の中は断熱材を詰めるが、とりあえず試作段階なのでまだ空けてある。直管が一斗缶の真ん中に立ち上がっていないが、これもとりあえずの試作なのでよしとする。
マキをくべてみる。こんな感じでT字管に立てて突っ込む。上にはみ出しているが、燃焼とともに下から随時燃えてなくなっていくので、自然とマキは下がっていく。
上から見ると、マキが燃えた炎は上ではなく横、つまり直管のほうへ引き寄せられていることがわかる。これは、直管の中で発生する上昇気流に引っ張られているためで、吸気は上から、排気は横へと別系統になるので大変よく燃えて、すごく熱効率がよくなるらしい。実際、直管からの排気は煙が見えない。不完全燃焼がないとともに、水蒸気も見えない。(100度以上になっているということだ)
断熱材であるパーライトを詰める。これはつまり軽石なのだが、空気は非常に良質の断熱材なので、一斗缶の側面は手で触れる程度にしか熱くなっていない。
これでとりあえず完成だが、やっぱり直管が一斗缶の真ん中にきていないのがどうにも気持ち悪いので、一度バラして試作2号機を作ることにした。
ちょっと場所も変えて2号機を作った。今度はちゃんと真ん中に直管を立ち上げ、さらにパーライトの中にマキを突っ込んで立て、その上に網を載せて焼き台にした。
鯖の一夜干しを焼いてみました。脂が乗っているからジュージューいいつつよく焼けてうまいのなんの。
焚口直近のT字管が真っ赤になってきて少し焦った。マキは2本しか入っていないのだが、ものすごい火力である。
とりあえず試作1号・2号は非常に満足いく結果になった。よおし、さらに改良を重ねるぞぉ。
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