明日が義父の四十九日なので、午後からその準備で女房の実家に行った。
無住となった家は、草が生え始めていた。玄関周りの草むしり。こういうハウスケアをこれからやっていけるだろうかというと、それはまあ無理だろうなあと正直思う。家というのは住んでいてこそ家なのだから。まあまた女房と考えていかなければ。
夕方、日が暮れる前に墓参りに行った。墓はお寺ではなくて、村はずれの竹林の中にある。竹林の中に村中のお墓が点在しているのである。
墓参りを済ませて降りてくると、西日に照らされた集落があった。田んぼ、集落、山。日本ですよ、本当に。
バイアさんが佃煮を送ってくれた。きっと醤油文化をあれこれ言ったから「江戸にだってなあ、こんなに美味いもんがあんでい。てやんでえ。べらんめえ」と思ったに違いない。
さっそく開けてごはんに乗せていただく。たはたは参りました参りました。まじうまい。日本ですよ、本当に。
竹林の中に村中のお墓が点在している>鹿児島の家人の里も同じです。
返信削除住んでいてこそ家なのだから、女房と考えて>我が義両親のこともそろそろ考えなくては
限界集落のあり方を考えさせられますね。
私の大阪の実家も誰も住まなくなって数年が経って、家自体も傷んできています。(元々築60年近い古い家ですから仕方ないですが・・・)玄関前も草がボウボウで刈らなければと思いつつ、寝るだけに帰ることが多くそのままになっています。庭も、草木が自然に戻ったようになってしまっています。年1回くらいは、妹が草刈り等をしているみたいですが、力仕事が出来ませんので荒れてしまっています。以前は、甥っ子が少しは頑張っていたのですが、就職をして地方勤務、そして結婚して子供が出来れば、親の実家なんて目もくれないようです。仕方ないと思っています。この夏には、うちの子供を連れて帰って・・・と思ってはいるのですが。とにかく、生活の匂いがない家をどうするかは、難しいですね。妹は、一時売ってしまおうかとも言っていましたが、まだ両親の目が黒いうちはそのようなことが出来ないので、当分の間はこのままでしょう。実家の周りも、親が死んでそのままという家や、私のように子供が出てしまって年寄りだけの家というのが多くなっています。都会の限界集落かも?
返信削除そっちのレスが多いですね。やっぱり皆さん同じ問題を抱えていらっしゃるようで。
返信削除本当に頭の痛い問題ですね。