2011年10月3日月曜日

新・肉体労働の日々

今日は「NPOデー」。いろんな用事をまとめて済ませる日だ。
こういう日がないとなかなか進まないのですよ。

「コメリ」でバラスとブロックを積み込んで、今日は一人で上根来へ。火床周囲のぬかるみに昨日山土を入れたのだが、その上からバラスを撒き、ブロックを下ろして一段落。
使っていない校庭はかなり凹凸ができている。
山土を入れてバラスを敷くのが一番手っ取り早い。

火床と校庭、校舎。
ところで校舎の向こうに杉林があり、その手前に「ころび」が並んで生えている。アブラギリだが、ちょうど実がいっぱい落ちている時期だ。
林立するころび。日当たりのよい伐採跡に生える。

枝の下には実がいっぱい落ちている。

「一面」という感じだ。
この実の種から油を絞る。油は撥水剤として傘や油紙に使い、さらにニスやろうそくにもなったというし、絞り粕は肥料になったということで、これで屋敷を建てるほど儲かった人もいたらしい。
実には毒があるらしく、これを牛が食ってひっくり返ったので「ころび」という名が付いたという説もある。毒があるからだろう、鹿もこれは食べないから、どこにでもいっぱい生えている。
畜産団地跡の裏の斜面。
一面のころびで覆われている。
これを何とか活用できないかなあ…というわけである。

11時過ぎに山を降り、ココスで添削をしつつ昼食。終わって市役所に赴き、新しい公共その他の話。
各々の自治体にジャストフィットした「新しい公共」のスタイルを考えていかなければいけないと改めて強く思う。
終わってよしきとまた上根来へ。少し荷物を運搬したあと、畜産団地跡でまた囲炉裏で薪を燃やして炎を眺めるひととき。うーん、クセになりそうだ。

下界に戻り、帰宅して事務作業の後、夕食を食べてふたたび市役所へ。今度は自転車だが、かなり肌寒いのでジャンパーを羽織る。ほんのちょっと前まで半袖だったのにね。
雲の切れ目からやや太くなった三日月がのぞく。たなびく雲の絶え間より、だ。
会議は密度の濃い、しかし疲れるものだった。
やっぱり頭の疲れや目の疲れより体の疲れのほうが心地よいなあ。

3 件のコメント:

  1. 畜産団地跡で放牧酪農できたらなあと思うんですが、相談できる人ご存じないでしょうか.

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  2. ていうか、畜産団地跡は牧草地ではないので放牧は無理ですよ。
    放牧ができるような広い土地って小浜のあたりにあったかなあ。

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    1. 周辺の棚田跡が未利用に見えたので、ここが使えれば十分可能に見えました.全国では山地を切り拓いて放牧している所もあり、ここはむしろ完成しているように見えました.地形に変化がありシバで覆われればさぞ美しい景観になるだろうと思ったんです.山地を中心に土地を探しているんですが、難しいです.

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