2014年8月11日月曜日

おじさんの居場所

今日から1泊だけだけど女房と上京する。就活中の娘が帰省しないのでこちらから会いに行こうというわけだ。
10時前の電車で小浜を出発…したのだけど、昨日の雨の影響が残っていて徐行。おかげで1時間遅い新幹線で上京することになった。
到着するなり女房は歌舞伎座の公演を見たいということで、東京駅離婚状態。私はひとりとぼとぼと日本橋のほうにあるホテルに歩いて行った。八重洲口から日本橋に至る道筋にはルノアールがいっぱいあるのだが、SUKIYAKI塾東京の春のセミナーや、私の口頭模擬面接その他でよく使っている。そうそう、しーばーどさんにいつも連れて行かれるカレー屋さん(じゃなくて蕎麦屋か?)もあったなあ。

ホテルに荷物を放り込んで上野あたりへ行ってうろちょろしていると夕方になったので、女房と合流。まだ子どもたちとの約束の時間には間があるのだが、誕生日のプレゼントがほしいと女房が言い出した。
いや君の誕生日はまだ2週間先でしょうなどと、そんなことは口が裂けても言ってはいけない。
女房と待ち合わせたのが銀座だったのが運の尽き、銀座三越に行った。
いやね、女房にプレゼントすること自体は別にかまわないんですよ。たとえ女房が選んだネックレスが私の所持品一式ならびに私の着ているもの一式の合計より高そうだと思ったとしても。
ただ、ひとつだけ銀座三越にお願いしたいのは、女房がジュエリーを選んだらクレジットカードを差し出すだけの役回りで女房の後を着いて歩いているおじさんが、所在なくぽつんと立っていなくてもいい椅子など用意していただきたいということである。いやもう本当に心細いんだから。

夜、丸ビルで子どもたちとも合流し、メシを食った。子どもたちが元気で一人でがんばっているのを見るのは、親として本当に嬉しいものだ。

外に出ると、東京駅が道の向こうにあった。低層のレンガ造りの文化財建築物が高層ビルをバックにあるという姿は、考えてみれば札幌時計台と同じだなと気が付いた。でもあちらは「日本三がっかり」などと言われているのは不思議なことだ。平面的な大きさが違うからかな。

息子は船橋のアパートに戻り、女房と娘と3人でホテルに入った。
「まだこんな時間だけどなあ」と思うような時間に寝た。本当はPC仕事をするつもりだったのだが、いつもと違うカバンで来たらACアダプタを忘れるという失態を演じてしまったのだよ。^o^;
まあこんな日もまたいいか。

2 件のコメント:

  1. いいです!(^v^)

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  2. いやいや、おじさんは本当に居場所がなかったんですよ。AKB48のコンサートに間違って迷い込んでしまった西津のおっさんと同じくらい。

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