今日はオフ日で、夕方遅い便で石垣島に移動すればいいので、多良間島に日帰りで行ってくることにした。いつも宮古島と石垣島の間を飛んでいる時に丸くて平たい、宮古島のようなパッチワーク模様の島が見えていて、いつか行ってみたいと思っていたのだ。
9時半頃の飛行機で宮古島空港を出発。フライト時間はたったの15分。シートベルトのサインが消えることもなく、飲み物が提供されることもなく、あっという間に着いてしまった。予想以上に平たい島だ。
空港でレンタカーを借りた。免許証は見せず自分で免許証番号を書く。保険の説明も傷の説明もなし。駐車場に気をつけたまま置いてある車に乗っていけばいい。カーナビもついていない現場車っぽい軽バンで多良間島周遊を開始。ちなみにこの30分後、謎の振動が起こり始め警告灯がついて別の車に交換となった。^_^;)
空港を出たらすぐまもる君…じゃなくてつよし君とヤギが並んでいた。
島が一望できる遠見台台があるということなので、行ってみたら改修中で立ち入り禁止。近くに古い遠見台があるようなので、行ってみたら草ボーボーで入れず。ならばと民族学習館に行ってみたら月曜日で休み。そうこうするうちに昼前になったので、ネットで評判のいい食堂に行ったら漁に出るから休みとのこと。
何もすることがなくなってしまったので、呆然と海を見ながら宮古島から持ってきていたおにぎりを食べた。トホホな私に、海はびっくりするくらい美しかった。
ここだけは行けたのが、ナガシガー。この島も全面的に石灰岩だから、水にはきっと苦労したのだろう。宮古島のような地下ダムもできないそうで近々大きなため池を作ると聞いた。
そんな中で印象的だったのは抱護林。18世紀に林政施策で作られ、防風・防潮・防火・土砂流出予防。温度湿度調節などの役割を持っていて今でも効果を保っているとのこと。真っ平らな島だからなあ。フクギが主体だそうで、他の島ではほとんど消滅していて県下で唯一の貴重な遺産だと書いてあった。ここに今日一番感心したかな。
もう回るところもなくなったので、村の観光協会が運営しているらしいコワーキングスペースで1時間以上過ごし、あまり長くいても悪いので、予定より1時間早いけれど空港で過ごすことにした。車はキーをつけっぱなしで駐車場に置いておけばいいそうだ。
空港の待合室は昔の石垣島空港を思い出すような。非常にアットホームな雰囲気。
再び15分間のフライトで宮古島空港に帰還。
30分のトランジットで、今度は石垣島へ。どこからどう見ても多良間島から帰ってきた飛行機と同じ飛行機。
30分のフライトで石垣島に到着。もうどこに行くのも面倒くさかったので、ホテルの隣のファミマで酒と食い物を買って、とにかく今日は寝ることにした。