朝から晴れて、どうみてももう梅雨は明けているだろう。小浜は行政区としては北陸だが自然環境は山陰なので(昔から植物生態地理学的には山陰だとされている。たとえば小浜市内には普通に生えていてお正月にみんないっぱい刈り取るウラジロは、北陸では希少種である。ナタオレノキを筆頭に北限種も多く、特に昆虫で顕著だ)、「もうどうみても梅雨抱けてるだろう。気象庁バカじゃねーの」なんて吠えていて、仕事で福井に行ったら確かにこれは梅雨だわと言ってすごすご帰ってきたことが何度もある。
ちなみに福井県の嶺南と嶺北を隔てる山地は、シイノキ線などと言われて(昔の名前なので、今はなんというか知らない)、ここから西が暖帯性常緑樹、東が落葉樹が自然植生で、日本の植生を東西に分ける境界線だったりする。文化も大きく違い、特に言語が全く違う。
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