2017年6月1日木曜日

灼熱の中を

宮古島でのオフ日である。初めてだから、いろいろ行こうとレンタカーを借りたのだが、やっぱり那覇や石垣で「あそこに行くといい」と言われたところを優先することにした。

朝の平良市内。朝から爆裂太陽光が今日もやったるで的に光をまき散らしている。もう完全に夏の風景だ。

伊良部大橋を渡る。レンタカーのカーナビにはまったく入っていなかった。^^;

aoさんお勧めの通り池。2つの池が海と洞窟でつながっていて、いろんな魚が出入りしているらしい。
平日の朝だというのにけっこう観光客がいた。

木道がずっと続く。こういう道をのーんびりぶらぶら歩くのもいいなあと思っていたが、少し歩いただけで汗だくである。もう暑いったら。
そこへちょうど雪室に入れた日本酒はいつ出すかといった問い合わせ電話。こんな風景の中で雪室って…実感ゼロだわ。

続いてこれもaoさんお勧めの佐田の浜へ。沖のほうに点々と見えるのは「津波石」。なんとも奇妙でしかし美しい浜だった。

そのまま伊良部島の北の方へ。東シナ海が青く広がる。ほとんど人はいない。いい光景だなあと思うのだけれど、とにかく暑くてそれどころではない。もう「雨男」は返上して「熱帯灼熱男」にしてやろうか。

ふと見るとアダンの実がいい具合に熟していた。ちょうどのども渇いていたので1個取ってあふれる甘い果汁でのどを潤した。…嘘です。真っ赤な嘘です。

ふなうさぎバナタ。…うさぎ?
案内板には「名前の由来は、昔、沖縄本島などに旅立つ人や出兵兵士を見送った処からきている」とあったが、それでなぜ「ふなうさぎ」なのかわからん。ちなみにモニュメントはサシバらしい。

展望台から伊良部大橋を望む。宮古の海はとにかくきれいだ。

宮古島に戻って、今度は島の北端から行け間島大橋を渡る。これも壮観な海のなかみち。

ゆんたさんお勧めの池間島湿原。私はこういう湿原とかマングローブとか好きなのよ。

思ったより広々とした湿原。ゆんたさんにもらった資料によれば、こういった湿原の形成は断層活動が関係しているようだ。

湛水域の中州のようになったところにサギがかたまっている。ちょうど繁殖期とのことで、おそらくあの中に幼鳥もいるのだろう。
こういう、静かに淡々と自然が流れる中に身を置くのは好きなので、暑いけれど20分ほども眺めていただろうか。時々ふんわり流れる風が気持ちいい。

ずっと気になっているのがサトウキビ畑の傍らに立っているこれ。サトウキビ害虫であるアオドウガネの誘殺灯とのことだ。ソーラーパネルが付いていた。

地図をみると宮古にもマングローブがある。島尻マングローブに行ってみたら、とにかく長い木道橋があった。

ちょうど干潮でシオマネキがいっぱいうごめいていた。

かなり奥までマングローブは続く。入り江がこんな奥まで入り込んでいるなんて本州ではなかなかないように思う。こういう開析(海食?)谷を埋める川からの流入土砂があまりないとうことかな。だから入り江がいつまでも入り江なのかもしれない。小浜なんて室町時代の港だった入り江なんてもはや完全に埋まって平野になり、海岸から1km以上離れてしまっているものなあ。

添削もたまっているので、早めに切り上げてホテルへ。窓から外を見るとまだまだぎんぎら夏の様相だ。
Mさんから電話で、今晩もう一度イッパイやらないかとお誘い。受講された皆さんが集まってくれるそうで、ありがたくも嬉しく、添削そっちのけでいそいそと出て行った。
わずか3日ですっかり気安く(オレだけか?)なって、宮古名物オトーリも出て、気持ちよく深夜まで飲んだ。

〆はひーじゃーなのだが、宮古島のひーじゃーは味噌味である。これがなかなか美味い。
ホテルに戻ったら日が変わろうとしていた。いやー、皆さんありがとうございました。

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