2015年10月22日木曜日

車の話

先日、落花生から始まって車の話をしたので、今日は車の話である。

現在、我が愛車は三菱ランサーだが、これは7台目である。
これまでに乗ってきた車を思い出してみると、最初にサニーを3台乗った。別にサニーが好きだったわけではないが、たまたまこうなった。2台目は父のお下がりであった。
あ、その間に一度スターレットに乗っていたなあ。
そのあとレガシーに乗った。これは我が人生一度きりの新車であった。あとは全て中古である。
そのあとは一瞬だけど父のお下がりのクラウンに乗って、そのあとカルディナ、そして今のランサーとなる。8台目になるわけだ。
私は車をあまり大事に扱わない。小さなキズなどまったく気にしないし、今のランサーも鹿にぶつかったときのヘコミはそのままである。
さらに近年はNPO活動の都合上、あれやこれやと道具が乗っている。

わがランサーのハッチバックをあけると、トランクはぎっしり一杯である。
前面に工具箱が2つ。その後ろに黄色く見えているのはコンテナボックスで、実は2段になっていて4箱ある。電動工具、各種ビス、手袋や結束バンド、ロープやいろんな小物が入っている。
その他、延長コード類を入れた箱、ノコギリやナタなどを入れたダンボール箱、工具類をあれやこれやと入れたダンボール箱、充電式インパクトドライバドリルといったものが入っている。長靴や作業靴も入っていて、もうほとんど業者の車に近い。
なお、コンテナボックスの後ろにはゴミ袋やブルーシートなどが隠してあり、座席回りには500Wのインバーターやらスマホスタンドなどを取り付けて、何かの合間にノマドができるようにしてある。
さらに後部座席を倒すと、さらに荷物を載せられる。折りたたみ自転車やら火起こし道具やらを乗せる。
またこれらの荷物を全部下ろし、後部座席も倒してブルーシートを敷き詰めると、かなりのモノが積める。雪室食材一式であったり、山から切り出したアブラギリであったり、まあとにかく普通は軽トラに積むようなものを乗せることもできる。
だから当然だが車の中は汚い。床にもいろんなものがおいてあるし、シートはホコリだけでなく草のかけらなんかも落ちている。一度は車内でクモやトカゲを発見したことがある。
何かの間違いで背広を着て乗ったりするときは、ちゃんとシートを拭くようにしている。あるいは父の車を借りるようにしている。

こんな私なので、一度だけクラウンに乗ったのだが、あのときの違和感といったらなかった。
ジャージにサンダル履きでは乗ってはイケナイような気分になった。乗ろうと思ってドアを開けたものの、こんな格好じゃイケナイような気がして着替えに戻ったこともある。
林道をごとごとと走り、トランクからスコップと長靴を出したときには「俺は土建屋の社長か」と思った。別に土建屋さんを馬鹿にしているわけではないから念のため。
で、まあ俺にはクラウンは合わない!ということがわかったので、すぐに車屋さんに
「ハッチバックの車を用立ててくれ。クラウンと交換できるヤツ」
と注文した。
「どんな車がいいですか」
と聞くので、
「林道に行って小枝で擦っても平気なヤツ」
と答えたら、沈黙されてしまった。
まあともかくクラウンは引き取られていき、私はカルディナを手に入れて喜々として長靴やら工具類やらを放り込んでは上根来などに出かけていくようになったというわけである。

今、私の中では車を購入するときに払っていい金額は60万から70万、マックス80万というところである。100万を越えるなんてトンデモナイことだ。
我がランサーもこんな使い方をされるなんて思ってなかっただろうなあ。

0 件のコメント:

コメントを投稿