2015年10月2日金曜日

富山の〆は黒くしょっぱく

技術士全国大会・応用理学部会で講演するため富山へ。
が、爆弾低気圧の雨で小浜線が大幅に遅れている。9:58発の便に乗ろうと思っていたのだが、8:15発がちょうど遅れているだろうと見込んで8:50を目指して小浜駅へ。
10分ほど待っていたら案の定電車がやってきたのだが、中高生で満杯。かわいそうに7時すぎの電車が遅れ、今になって到着したわけだ。小浜駅に20分停車の後に出発。それでも当初予定の便より30分早いからよしとしよう。

ダイヤが乱れると中高生以外の一般客はいつも以上に少ない。中高生がいっせいに降りてしまうと車内はガラガラ。いつものように足の上にPCを乗せて、添削したりRCCM100本ノック問題を作ったりしながら進む。そうそう、RCCMのオンライン練習問題はようやく昨夜アップした。お待たせして申し訳ありませんでした。

敦賀で北陸線に乗り換え。予定より1本早い鈍行に乗れた。
北陸トンネルを越えたところの駅の近くで、柿がたわわに生って、いっぱい落ちていた。何でも今年は柿の生り年だそうだ。アブラギリも豊作だといいなあ。

どんどんいい天気になってきた。朝が思ったより冷え込んでいたのでジャケットを羽織ってきたのだが、いらなかったかもしれない。
バッテリー節約のためWiFiを切ってひたすら添削に励む。
福井でもう一度電車を乗り換えて金沢へ。さらに金沢から「IRいしかわ鉄道」「あいの風とやま鉄道」で富山へ。まったく新幹線が来る前は特急サンダーバードやしらさぎで敦賀から富山までノンストップでぴゅんっと行っていたのに不便になったものだ。夜の懇親会で富山県の人たちに聞いたら、地元の人たちはなお不便になり、鉄道離れに拍車がかかっているらしい。

出発から6時間、ようやく富山駅に到着。新幹線開業に合わせてリニューアルした富山駅はピッカピカだった。

コンパクトシティ・富山の代名詞ともいえるLRTの駅は、新富山駅舎の中にあった。多くの駅がいっtん外に出てから市電に乗るのに対して、これは文句なしにカッコいい。
駅の近くで遅い昼食を食べ、ホテルにチェックイン。大浴場があるので3時過ぎにまず入浴。
添削や100本ノック問題作りをして、夕方から懇親会へ。takeさんがお骨折りをいただいたのだが、富山の方々と楽しいひととき。のぽぽんZEROさんとも久々にお会いできて嬉しかった。

富山といえばやはり白えび。その他にもきときとの刺身など盛りだくさんで、富山の地酒を美味しくいただいた。

おぼろ昆布。北前船のよしみで、富山は北海道からやってくる昆布をおおいに消費し、昆布の消費量日本一だとか。うーむ、おぼろ昆布といえば敦賀だと思っていたのは浅はかであった。

そしてトドメはこれ、富山ブラック。真っ黒ラーメンだが、これがひたすらにしょっぱい。そこにコショーも効いてるもんだから、水なしには食べられない。この富山ブラック、戦後間もないころに復興に精を出す市民のために作られたものだとか。なるほど肉体労働をしていればこれくらいしょっぱいほうがいいかもしれない。本当にいろいろ勉強になるのである。

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