2014年12月20日土曜日

裏方として

「自然学校・自然エネルギーフォーラム@若狭小浜」の手伝いをしてきた。そう、「手伝い」である。主催ではなく、共催でもなく。PA係として1日スタッフをやってきた。

会場は福井県立大学小浜キャンパス。8時30分から準備開始。
いろんな団体がいろんなところ(まあ県内が大部分だけど)からやってきてパネルなどの展示物を貼っている。その間にPAのセッティング。メイン会場のホールと分科会のセミナー室3つが対象なのでおおわらわです。

10時、開会。食文化館の中田さんの講演。食のまちづくりの担い手職員としてずっと取り組んできた成果を披露。来年の夏にはミラノ万博の日本館でもキッズ・キッチンと塗箸を披露するよてい。

セミナー室では分科会。こちらはポータブルPAで。県立大学の交流センターは各セミナー室にプロジェクターとスクリーンが備え付けなのでありがたい。

ロビーではパネル展示。私はバタバタしていてほとんど見て回る時間がなかったけど。

エコ農業のグループは野菜を売ったり。本当にいろんな団体が来ていた。

KISUMO小浜は鯖おでんを。売値100円でリユース食器を返却すると100円バック。つまり「ふるまい」です。みんなこれを昼飯にしていた。

水出しコーヒーを売っているK田君。寒いと水出しコーヒーがぜんぜん落ちないとぼやいていた。

15時から福井先生の講演。今日の参加者は意識の高い人たちばかりだから、きっと響くものがあったろう。

最後はパネルディスカッション。みんなこれまでの活動の積み重ねをベースに、ぶれずに前進している人たちばかりだ。

若狭東高校もパネル展示してくれていた。ここが一番密度が高かったんじゃないかな?

交流センター横から小浜市街を望む。県立大学小浜キャンパスの敷地は鳥越山という山地の鞍部を切土して作られていて、風は強いが眺めはいい。
しぐれ模様の1日で、重く雲が垂れ込めていた。

5時に全行程終了。すぐさま一式を片付け、借用物を返して回った。
6時30分までに全作業終了。やれやれと帰宅して、PA機器を整理してほっと一息、鯖おでんをツマミに缶ビール(プリン体オフ)を1/3ほど飲んだところでSさんから電話。
「実行委員会をやっているんですが…」
ええっ!全然頭になかった。予定にも入れてない。こりゃいかん、空約束をしてしまっていららしい。
「す、すいません。すぐ行きます」
女房に送ってもらって会場へ。オレ、実行委員長なのに…
2時間ほど会議。絵画展というまったく未知の領域の話なので正直途方にくれていて、協力会社さんの言うことをとりあえず聞いていたのだけれど、昨日東京から帰ってきてからずっと動いていたうえに昨夜は睡眠時間4時間ちょっと、さらにビールも飲んでいたので、眠くて眠くて困った。
終了後、再び女房に迎えに来てもらって、買い物をして帰宅。改めてゆっくり夕食を食べ、本を読みながら風呂に入っていたら今日も午前1時近くなっていた。とにかく寝よう。

完全裏方(と言いながら、なぜか最後の挨拶だけお鉢が回ってきたけれど)の1日だったけど、とにかく若い人たちの思いを形にする取組み、実行する取組みに力を貸せたことは嬉しい。
労務やノウハウ、場所の提供を含め、下支えがこれからの自分の役目だなあと再認識した日だった。まあ絵画展のように御輿の上に乗るという役回りもあるけどね。^^;
とにかく自分がやりたいことに周りを巻き込んで実現していく時期は過ぎて、周りの人がやりたいことに力を貸す時期がやってきたんだなあと思う。

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