今日は夕方の便で石垣島に移動するだけで、日中は空いている。この時間をこれまではレンタカーを借りて宮古島や周辺の橋で繋がった島々(伊良部島&下地島、池間島、来間島)を回ってきたのだが、唯一行っていなかった島がある。大神島である。宮古島の北東にある小さな島で、「神」というくらいでなにやら近付きがたい。でも池間島方面に行くたびにいつか行きたいなと思っていたのだ。
で、(本当のことを言うと)昨夜飲んでいる最中に「よし、行こう!」と決めたのだ。
どうせなら、モータリゼーション全開の宮古島で、あえて公共交通で行ってやろうと思い、ホテル近くからバスに乗った。近くの交番の前のまもる君が見守ってくれていた。
車で20分程度で着く島尻漁港まで1時間近くかけてバスに乗っていった。
島尻漁港到着。降りた乗客は私一人。というか、そもそもバスに乗っていたのは私だけ。
出港まで1時間近くあるので、屋根のあるベンチで添削しつつ過ごした。沖縄は日光さえ遮れれば、気温もさほどではなく、海風が気持ちいいのだ。
船はウカンかりゆす。ウカンは大神島の意。かりゆすは縁起がいいことだそうだ。
定員は50人だが、乗客は20~30人くらいかな。意外に賑わっており、シュノーケリング目当てで行く人が多いようだ。
振り返れば池間島大橋が見える。目と鼻の先とはこのことである。
船着き場には吹き抜けの屋根付きの待合所があるだけで、乗客は早々に目的地に向かう。
とりあえず島で一番高い場所にある遠見台に向かう。予想以上に高く、汗だくである。
遠見台でパノラマ写真を撮った。
蝶が乱れ飛ぶ道を降りる。がさがさと音がするなと思ったら、大きなオカヤドカリが出てきた。
給水塔。小さな島で川もないから、水は宮古島から送水してここに貯水しているらしい。
島で唯一の食堂の向かいは小中学校跡地だった。たぶんだが、私が宮古島に来始めたころはまだ残っていたように思う。
食堂の壁に昔の大神島の写真が貼ってあった。小中学校の校舎が残っていて、さらに島の半分くらいが畑になっている。
今(というか最新)の大神島の写真が並べて貼ってあった。小中学校はなくなり、何より畑の大部分が森に戻っている。ちょっと見入ってしまった。
いったん港に戻る。よく見ると、停まっている車は全部ナンバープレートがない。^o^;
大神島にはノッチが多く、奇岩風景を作っている。何か条件があるんだろうな。
午後の船で島尻漁港に帰着。バスが来るまでに30分あるので、近くの「島尻断層崖」を見に行った。
シルト岩の中から化石が多く産出するそうだ。島尻は奇祭パーントゥでも有名なので、また来たいな。
バスでサンエー前まで戻り、ここで1時間ほど時間を潰せば別のバスで空港まで行けるのだが、宮古島シティでお土産を買いたいので、ここでタクシーを呼んだ。DiDiを始めて使ったが、なかなか便利じゃないか。
宮古島シティでマンゴーなどを買って送り、歩いて空港へ。
腹が減ったので、ちょっと早いが夕食。カツ丼と宮古そば。好物揃いだが、ちょっと炭水化物とりすぎかなあ。
RACのプロペラ機で石垣島へ。さすが沖縄、5時過ぎだとようやく陽光がオレンジ色になってきたくらいだ。
石垣時真空港に到着してバスでホテル近くまで。歩いてホテルに向かう途中、豊年祭のリハをやっていた。
ホテルは石垣島でもピースアイランド。部屋に洗濯乾燥機があるからねえ。
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