2011年6月24日金曜日

しょうゆカツ丼

どんよりした梅雨の曇り空の下、相変わらずシコシコと添削を続けているのだが、その合間に本の執筆やNPO関係の書類等いろいろあって、どうも気分が集中できない。

今日は警察協助員会の、私の前任会長の告別式であった。
セレモニーホールに入りきらない人。やはり様々な社会活動に尽力された方のお葬式だなあと思う。
遺影を抱いた小学生のお孫さんがしきりにしゃくりあげていた。子供にも孫にも泣いてもらえる最期というのは、家族を大事にしてこられた証でもある。
家と会社の往復だけ、さらに家では邪魔者父さんだったりする人生ではこうはいくまい。
改めてその人物の大きさを実感しつつ、帰路に久しぶりのしょうゆカツ丼を食べた。
いきなり小さな話になってしまって恐縮だが、私は丼物の中では圧倒的にカツ丼が好きである。50歳を越えて肉はもうあまり食べたくなくなってきたけれど、それでも時々カツ丼が無性に食べたくなる。
カツ丼のオリジナル版はソースカツ丼だったそうで、これは福井県北部(嶺北という)に残っている。甘辛いお好み焼きソースみたいなのをべたーっとかけてあって、私はどうも味がしつこく感じてあまり好きではない。その点、新潟のソースカツ丼はピリっとしていて美味いと思う。
で、たいていは卵カツ丼を食べるのだが、福井県おおい町に「Do You」というレストランがあって、ここは「しょうゆカツ丼」を出すのである。ご飯に千切りキャベツ、その上にカツを並べて、しょうがのよく効いたダシしょうゆがかけてある。たまに食べると美味しいのである。

腹一杯になって帰宅したら眠くなってしまったので少し昼寝してリフレッシュ。
買い物が少しあったので車で出かけ、「道の駅」の休憩スペースで少し添削。
平日の夕方のこととて誰もいない。

ここに「若狭の語り部」さんの新拠点がある。
空模様があまりよくない平日の夕方ということで、誰もおらずにガランとしている。(これでは困るのだが^^;)
木のテーブルと椅子がいい感触で、エアコンも暑すぎず寒すぎず、静かな中でカップのアイスティーなんぞを自販機で買って、思いのほかいい気分で添削がはかどった。また時々来ようっと。

夜、少し涼しくなったので自転車で「高校再編を考える会」の勉強会に出かけた。むしっとするけれど汗をうっすらかく程度で気持ちよかった。
終了後、そのまま世話人でファミレスへ。午前0時まであれこれ話し込み、外に出てみると雨がふったとみえてサドルが濡れていた。
ほとんど車も通らない濡れた路面を、なまぬるい夜風を楽しみながら自転車をこいで帰った。

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