2010年11月11日木曜日

口頭試験への道、スタート

ようやく口頭試験セミナー用のテキストができたので配信した。
本文は18ページしかないのだけれど、合格者の口頭試験事例が60ページ以上あって、結局110ページを超えてしまった。
とはいえ、合格事例も不合格事例も、解説なしではあまり役に立たないんじゃないかなあと思う面もあるのだけれど。

「ここで不合格になったんだね」と明確にわかる口頭試験事例なんて、まあ2割までかな。
そんな「この一言が致命傷!」なんて例はあまりないのだ。
やり取りの中からにじみ出てくる知識や応用力のの不足、甘い考えや浅い考え・・・・45分の間に感じたそういうものの積み重ねが、「あえて×をつける」決断を試験官にさせるのだろうなと思う。

そのために必要なのは、「弱点を全部洗い出すこと」、これにつきる。模擬面接はそのために受けるのだ。
模擬面接で弱点が洗い出されるから、本番までにいろんな対処ができるのだ。最悪なのは本番でその弱点が露になることで、もう今さらどうしようもない。

プレゼンが上達するための4要素というのがある。
①場数
②正しい理論
③正しい訓練
④やる気
模擬面接をできれば3回受けてほしいなあ。試験官役は同じ人でもいいから。
1回目でボロボロになる。それ(弱点の洗い出し)が大事だからそれでいいのだ。だけどそこで「じゃあどうするか」をしっかりアドバイスしてもらい、考えることが大事だ。
2回目で少し光明が見えてくる。「さらにどうすればいいか」をここで考える。
3回目は見ていて頼もしいくらいになる。安心して見ていられるというのかな。
APEC-semiの模擬面接でも、2回3回と受ける人は、やっぱり最後は見学していた受験生が「ひえ~」と思うほど、また同席してくれた講師が太鼓判を押すほど、しっかり仕上がっていたし、危なげなく合格したようだ。

これから口頭試験本番までの間、本当に必死になっているからいっぱい勉強する。これまで考えてもいなかったような倫理だとか技術士法のあり方とかも。
そしてその過程で多くの受験生が成長する。本当に、この時期に「技術士にふさわしい」技術者になる人が多いのではないかなあと思う。

みんな、がんばれ!
・・・・あ、オレもか。^o^;

5 件のコメント:

  1. ベッコ王子2010年11月12日 4:47

    なるほど模擬面3回受験ですか。
    小生の場合、会社の上司に1回きりでしたからよく合格したと思いますね。
    しかし、本番までの1カ月、技術者倫理、もう一度下水道施設基準を熟読し、必死になって勉強したことが今の技術者としての自分を作りましたね。

    返信削除
  2. APECさんの熱血指導を受けたこと、昨日のように思い出されます。
    自分はAPEC師匠 in skype 2回、SUKIYAKI塾北海道1回、
    オホーツク技術士会1回と4回も模擬面接を受けさせてもらいました。
    お陰様で自信を持って当日を迎えられました。
    今更ながら、その恩に感謝しまくっている今日この頃です。

    さ~、今年はできる限り恩返ししますよ!!
    まずは沖縄で(・・・これは俺の楽しみ優先か?)。

    返信削除
  3. 私の場合1回目ではけっこうボロボロにしちゃいますね。まあ勘介さんほどじゃないけど。笑。

    知床さんは突っ込んでもほとんど言葉に詰まることがなかったので、「ああこれなら大丈夫だな」と思いましたね。
    沖縄でもよろしくお願いします。でも受講生を恫喝しちゃだめですよ。^o^

    返信削除
  4. 勘介さんは、泣かしちゃうまでやるらしいです。
    う~コワ。

    知床さんの場合は、恫喝風の気合の注入でしょう。

    私が受験生だとしたら…やっぱ恫喝風かな。

    ニコル(APEC)さんの面談もコワそうだし。

    返信削除
  5. そうですね。その3人は全部コワイですよ。^^

    返信削除