練り上げてナンボ

技術的体験論文の添削依頼ラッシュが来ている。提出期限は明々後日だから、明日には何とか全部返さないと････

そろそろ受け付けるのも時間的に厳しくなってきているのだが、「何とか！」と言われると弱い。

しかしこればっかりは、かけた時間に見合う、練り上げられたものになるなあと実感する。

出来上がりの論文そのものもそうだけれど、練り上げる過程でしっかりと理解し掘り下げるので、口頭プレゼンが大きく変わってくるのだ。

ささっと書いて出してしまうと、やはりその分だけ上っ面をなでただけの薄っぺらい論文になるので、口頭プレゼンでも迫力がぜんぜんない。模擬面接をやるとそのあたりはよくわかる。いかにもささっとやっつけたなあという論文を出してくる人は、ちょっと突っ込むと詰まってしまうことが多いが、よく練り上げたなあと思う論文を書いた人は、何らかの答えがひねり出されてくる。こういうのを見ているとやはり努力は嘘をつかないんだと実感する。

模擬面接も11月のほうは大都市圏は全部詰まってきた。去年と同じく「何とか！」と懇願されて無理やり昼間に部屋を取って・・・・となる前に今年はあらかじめ昼間に部屋を取って受け入れ枠を増やした。これでも満員になったらもうどうしようもないので、あきらめもつく。

でも結局「夜だけ働いて、昼間はぶらぶらする」という目論見は今年も実現しそうにない。神田の古書街をぶらぶらして、何時間もかけてねっとりと面白い本を探してみたかったのが････

自分自身の論文は結局、一昨年のものをちょこっと修正しただけで提出した。正直言ってまだ改善の余地があるのだが、逆に体験論文はone of themであることを知っているので、これでもいいだろ的判断もしてしまうのだ。なんか他人に言ってることを自分はぜんぜん守ってないような気もする。^^;

今日も昼食はSOTOMO。今日はクイーンとニール・ヤングが流れていた。
ここの壁の絵はなかなかいい感じで、デフォルメされたいろんなアーティストや俳優たちが描かれている。右端にマリリン・モンローとジョン・レノン、左のほうにエルビスがいるなあとは思うのだが、私は半分もわからない。