2025年10月6日月曜日

名残のピアノ

今日は与左衛門のキッチンの棚を作り(バタバタしていて写真を忘れた)、帰宅して添削したり徘徊したり。

夜、風呂上りにビールとチューハイを飲んで酔っ払ったイキオイで少しピアノを弾いた。
実はこのピアノとは明日でお別れなのだ。私が子どものころ、音楽教師であった母が買ったグランドピアノ。おそらく当時の価値というか、収入に対する比率は相当なものであったろうが、とにかく我が家にずっとあり、私はこのピアノを高校生のころから独学で弾いていた。
大学に進んでも帰省するたびに弾いて過ごし、結婚してからは女房も弾き、息子や娘も弾き、母が老いて女房も弾かなくなってからは、私がたま~に酔っ払って弾くだけになったこのピアノ。
明日、姪っ子の旦那の勤務校に引き取られていく。そりゃあ、月に数回取っ払いじじい(その上楽譜もろくに読めない)が弾くだけより学校で使ってもらった方がピアノも喜ぶ。
でもちょっとだけさみしいのです。

少しノスタルジーな気分で仕事部屋に戻ると、仕事机の上で鈴が寝ていた。いつもこのポジションで寝るのでマイクロファイバータオルを敷いてやったら気に入ったとみえて、ぐっすり寝ている。

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