今日はお盆の迎え日である。私の地域では線香の束を持って浜に行き、そこでご先祖様に線香に乗っかってって家に帰る。ちょうど浜が西向きなのでこういう風習になったのかな。少し上流に行くと橋の上でお迎えするところもある。そのせいだろうか、精霊馬は作らない。
夕方5時半頃に浜に出ると、まだまだ暑い中たくさんの人がお迎え中であった。海で泳いでいる人もいる。
こうして手を合わせて拝んでいると、ちゃんとご先祖様は自分の子孫を見分けて線香の上に乗ってくださる。そのことが子供の頃は「一体何で見分けているのか」と不思議で仕方がなかった。
線香の上なんて熱くないのだろうか。帰り道父が結構手を振って線香がブンブン揺れるので、ご先祖様が振り落とされないかと心配になったものだ。
帰宅するとこの線香を線香立ての上に置く。灰の中に刺して立てるのではなく、短く折って水平に置く。これはまぁそういう宗派なのだという。
そして正信偈を上げる。真宗大谷派である。私と女房だけでは心もとないので、ネット上のデータを再生する。あまり時間のかからない短縮版を使う。^_^;)
これでお迎えは終わりである。
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