2014年6月20日金曜日

明日はきっと足が痛い

鳥取市内でRCCM、一次試験の講義。終わったら4時過ぎだったので、ホテルの貸し自転車で鳥取砂丘まで行ってみることにした。道路標識を見ると5kmだという。なんだ楽勝じゃないか。

鳥取城跡の案内板を見たのでお堀のところまで行ってみた。ルネッサンス風の洋館が立っていたりして、なかなか興味深い。今日は先を急ぐが、次の機会に行きたいなあ。

袋川の堤防管理道路が自転車歩行者道でもあったのでここをキーコキーコと進む。たま~におじいちゃんおばあちゃんが散歩している。のどかでいいなあ。風が気持ちいいなあ。…なんて、この時はまだノンキに構えていたのだが。
やがて砂丘の手前になったが、国道のトンネルを行くのはやばそうなので、「子どもの国」を迂回する道を進む。うーむ、どんどん登り坂になってきたぞ。

「因幡自転車道」というのをを発見したので進むと、なんだこの九十九折れは。これを登るのですか。まじですか。
しかしここまで来て引き返すのはあまりに惜しい。意を決して坂を登り始めるも、ギヤチェンジもできない20インチの貸し自転車ではいかんともしがたい。汗をかきかき、ぜーはーぜーはー喘ぎながら登り続けた。

「こんにちは!」
いきなり声をかけられてびっくりして前を見ると、小学校低学年くらいの子どもたちが挨拶してくれている。息も絶え絶えだが、ここは「いいおじさん」として余裕をもって挨拶し返さねばなるまい。
「はい、こんにちばっ!!
なんということだ、息が押さえられずにぶはっと吐き出してしまったではないか。子どもたちがびっくりしているではないか。
何とか手を振りにっこりするも、あいさつというより末期の別れみたいな手の振り方になってしまった。
ふと周りを見るとキャンプ場になっている。子どもたちは学校か何かで来ているようだ。ということはもうすぐ終点か?
はたしてほどなく道路に出て、目の前に砂丘につながる砂地が見える。おお、とうとう着いたのだ。

自転車を置き、砂丘を登る。なんてことだ、足が少しふらつくではないか。観光客というより砂漠で遭難したヒゲオヤジみたいになってしまいつつも、ようやく丘の頂上に着いた。

おお、鳥取砂丘だ。もしかすると学生のとき以来か?
感動しつつも、海までいく気力体力すでになく、腰をおろしてボーゼンと砂丘とその向こうの海と、いつのまにか灰色になっていた空をしばらく見ていた。鳥取城のあたりでは晴れてたよなあ?

帰路はふたたび袋川の堤防道路。学校の下校時間になり、少年少女がすいすい抜いていく。まあ風が気持ちいいので、ゆっくり行こう。あー疲れた。
いったんホテルに戻ってから、鳥取県技術士会の皆さんと懇親会。実ににぎやかに楽しい時間を過ごした。

鳥取県といえば、ロシア。元気いっぱいです。彼は沖縄に行きたいらしい。「ゆめたくさんに親しみを込めて」とポーズ。うーむ、只者ではない。

2 件のコメント:

  1. なぜか親しみが一切感じられないですね。
    なぜだろう?
    確かにただ者ではなさそうですね。
    これはチェリーさんに教育してもらわないといけないですね(笑)

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  2. いやいや、一度会ってみてやってください。^^

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