2024年12月12日木曜日

雪囲い

天気予報によれば、今年の冬は大雪の恐れがあるらしい。日本海の海水温が高いため水蒸気が盛んに生産されて雪雲ができやすいとのこと。
そして、今週末は雪の予報。初雪になる可能性がある。そういえば12月中旬に一度雪が降って積もることがよくあるなあ。

ということで、冬支度の最初の作業である雪囲いを作った。

①屋外の犬走りの上に置いてあるゴミ箱を全部屋内に移動

②6本の太い柱材を立てかけ、庇と犬走りの間にがっちり押し込んで固定

③横木をビスで止めていく


次に硬質塩ビの波板を少しずつ重ねて立てかけていく。ただ雨と違って雪なので、本当は多少すき間があっても問題はない。

実際、まわりの民家や助太郎では集落の皆さんが昔ながらの雪囲いをしており、これは柱のところを少し開けて、そこで竹を半割にした横木をヒモで括って固定している。


そして波板の上から横木をあてがって、9cmのビスで柱や裏側の横木に止めて完成である。中断と下段の横木は、上に向いた角面を斜めにカットしてあるのだが、こうしないと横木の角部分に雪が乗ってしまい、雪の重みでビスの頭が飛んでしまうためである。そうなると横木が落ちてしまい、波板の押さえがなくなって波板がガタガタになってしまったりするのだ。最初のころそういうことがよくあったので、こうして改良した。

でも、こういう経験を経て、昔ながらの雪囲いがいかに優れているかを思い知った。竹は角がないので雪が乗らないし、ヒモで括ればビスのところに力を集中して頭が飛んだりもしない。次は昔のやり方にしてみようかなとずっと思いつつ、今に至っている。

0 件のコメント:

コメントを投稿