2021年2月5日金曜日

迷走旅行は始まった

今日から北海道行きである。旭川で2泊、札幌で1泊のつもりだったのが、コロナ減便でいい時間帯の飛行機がなく、札幌泊はあきらめて夜の便で強行軍で戻ってきて、それでも時間的に帰宅できないので途中の米原で3泊目という、なんとも悲しい旅程になった。

往路の飛行機も減便で午前中の便しかないため、朝6時半の電車で小浜を出発。ホームはがらんとしている。

電車の中もほぼ無人君。落ち着いて仕事をしながら敦賀へ。

敦賀駅で新幹線工事も少しずつ進んでるなあと思いながら見ていると、JALからメール。
「あと30分で保安検査場を閉めます」
はあ?なんだそりゃ?
慌ててメール履歴を確認したら、コロナ減便で欠航になったので代わりの便を用意したというメールが来ていた。でもそれは、11時半の便を8時半に変更するというトンデモ変更であった。
そんなもん、行けるかー!
閑散とした敦賀駅のホームで一人空に向かってツッコミを入れる。こんなことをしている場合ではない。JALのHPにアクセスして他の便を探すが、中部空港から新千歳行きの便は他にない。

そうこうしている間に米原行きのしらさぎがやってきた。社内でPCを開いてあれこれ検討。羽田まで行って飛行機に乗るか、いっそ新幹線を乗り継いで函館まで行くか。新幹線は当てにはなるが、函館~札幌間が絶望的に遠く、旭川着は22時過ぎ。ひえええ。
ともかく東京までは行かなきゃならないのは確かと判断して、車内でスマートEXで名古屋~東京便を確保。とりあえず時間は稼いだので、今度はJALのHPから中部~新千歳便のキャンセルと代替便の確保を試みるも、そういう手続がWeb上ではできない。そこで電話。
羽田~旭川便に変更すれば遅れを取り戻せるぞと思ったのだが、こちらもコロナ減便で乗れない。
結局2時過ぎの羽田~新千歳便を確保。これなら羽田で余裕がある。名古屋~東京間の新幹線もJALが補償してくれるとのこと。米原駅で札幌→旭川の列車もライラックからカムイに変更して、なんとか一安心。
いやー、疲れた。

落ち着いて見渡すと東京行きののぞみはガラガラである。

富士山がきれいに見えた。でも今日ばかりは「オレ、なんで富士山なんて見てんだ」と思うばかりである。

羽田空港に移動するので品川で下車。京急駅に向かう。見慣れた光景だが、やはり今日ばかりは「オレ、なんでこんなとこ歩いてるんだ」と思うばかりである。私は北海道に行きたいのである。なのになぜ東京くんだりまで来なきゃならんのだ。

京急は、これが羽田行き特快かと思うくらいのガラガラっぷり。
思いのほか羽田に早く着いたので、すぐにJALのカウンターに行って搭乗手続。新幹線代も返してもらった。減便には参ったが、その後の対応はとてもよかった。経営大変だろうけどがんばってほしいな。

カードラウンジで一仕事。ここも閑散としているし、ショップはなおさらだ。

減便集約したからなのだろう、機内はほぼ満席。幸いマスク拒否おじさんも現れず無事出発し、順調に飛行して定刻に新千歳駅に到着。すぐにエアポートで札幌へ、すぐに乗り換えてカムイで旭川へ。

ちょっと驚くほど雪深い。岩見沢のあたりは1m以上あるんじゃなかろうか。

当初予定より2時間ほど遅れて旭川に到着。さすがは北海道、6時前なのにもう完全に夜である。

ホテルにチェックインして、Dragonさん、知床さん、OPさんと食事。旭川といえば病院でのクラスターで自衛隊まで出動する騒ぎになったわけだが、市中感染は起こっていないのでちゃんと対策していれば心配はいらないとのこと。

「パリ街」にある美味くてボリュームたっぷりのお店(なんて名前だったかなあ)で美味いものをたっぷり堪能。いつもはなかなか予約が取れない人気店らしいが、今はコロナ禍で楽に予約できたらしい。こういうちゃんとした店はがんばってほしいなあ。
ホテルに戻り、ランドリーで洗濯しつつ(東急ステイの部屋洗濯機になれるとこれがしんどい)フロに入ってしゃきんとしてもう一仕事して寝た。

2 件のコメント:

  1. 本当にお疲れさまです。
    OPさんが元気そうで良かったです(^^)

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  2. そりゃもう元気元気!

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