2016年9月6日火曜日

遅れに遅れて

今日は石垣島→那覇→大阪→小浜と帰るだけの日だが、目覚めるとバラバラという音がする。

窓を開けてみれば、やっぱりなあという感じで雨である。それも本降りの雨である。
バスターミナルは近いのだが、この降りでは歩いて行くとずぶぬれになりそうなので、旅の終わりにちょっとフンパツということでタクシーで空港まで行くことにした。

タクシーに乗ってしばらく行ったあたり(9時半ごろ)から土砂降りになってきた。
カメラのピントがタクシーの窓に合ってしまっているのだが、その向こうで水路からオウド色の水が吹き出しているのがおわかりだろうか。冠水している箇所もある中を水しぶきをあげてタクシーは空港にひた走る。こんな雨は久しぶりだというタクシー運ちゃんの話に、聞こえないように小さく小さく「すまん」とつぶやいた。

石垣島空港に到着。ANA側の玄関(3つある玄関の左側)を入って正面にあるエスカレーターの裏側に、スタッフ用かと思うようなガラス戸で仕切られた廊下がある。この奥にある「ゆうなパーラー」で朝飯がわりの八重山そばを食った。那覇空港の空港食堂みたいな場所で、穴場である。

離陸は15分遅れた。雨風のせいではなく、使用機体の到着遅れが原因である。窓の外は本格的な雨。どうも知らないうちに(昨夜飲んでるうちに?)台風が近くで発生したらしい。

離陸直後はまだ下界が見えていたが、すぐに雲の中に突入。機体もよく揺れる。

それでもしばらく飛ぶと雲が切れてきた。やがて那覇空港が近くなったが、離発着便の混雑で降りられず、ぐるぐる回り始めた。

ようやく着陸態勢に入った。海はけっこう波が高そうだ。すごろくさんやゆんたさんは海上で調査をしているはずだが、大丈夫だろうか。お天気オーラを送ろうかとも思ったが、かえって海神を呼び覚ましそうな気もするのでやめておいた。
結局50分ほども遅れて那覇空港到着。まったく那覇空港は完全に飽和状態で、早朝や夜でもない限り、遅延は当たり前になっている。

昼食は1階の「琉風」で沖縄そば。と言いながら、この麺は八重山そばではないのか?まあとにかく朝も昼も同じようなものばかり食べた。それでも沖縄そばに飽きたことがないんだけどね。

那覇発伊丹行きの塔乗は案の定15分遅れ。ところが滑走路に向かう途中で飛行機が止まってしまった。滑走路が空くのを待っているというのだ。
結局、当初ダイヤでは15時5分発が15時20分発になり、実際に離陸したのは15時40分過ぎ。30分以上の遅れである。
まったくもって那覇空港に関わる飛行機は30分以上の遅れはザラという状態になってしまっている。
私は石垣-那覇便と那覇-伊丹便の間には2時間、伊丹到着からJR乗り換えまでには1時間の余裕をみてあったので、乗り遅れたり走ったりすることはなかったが、予定の交通機関に遅れてしまった人は多かったようだ。
「那覇空港をなめちゃいかんよ」と心の中で思った。
定時制世界一の日本の航空会社をもってしても、那覇空港の混雑だけはどうすることもできないのである。およそ日本の空港とは思えない事態ではあるが、沖合の滑走路が早くできることを祈るばかりである。

伊丹空港から大阪モノレール、阪急を乗り継いで大阪へ。ヨドバシカメラで少し買い物をして、サンダーバードで敦賀へ。

旅の終わりにまたもフンパツしてグリーン車に乗った。ゆったりとアームレストに足を乗せ、水割りをチビチビやりつつ電子ブックを読んで敦賀まで1時間半ほどゆったりと過ごした。
敦賀駅でも40分ほど時間があるので、「あまの」でキツネウドンを食って遅い夕飯。朝からずっと麺類ばかりだなあと思いつつ、関西味のウドンもやっぱりうまいよなあと再認識。

小浜線の普通列車は、20:10発車なのだが、19:40にはもうホームに来ていた。^^;

いつものようにガラガラ車両で4人掛け席に足を投げ出してPC仕事をしつつ小浜へ。
小浜着は21:11。石垣島のホテルを出てからちょうど12時間たっていた。

今回の台風13号、マーロウだかマロンだか知らないが、宮古のあたりで発生している。昨日の昼はまだ台風がなかったのに今日はもう台風がすぐ近くにいるというのはオソロシイことである。
でもこれじゃあまた石西礁湖の海水はかき混ぜられないのだろうから、サンゴ白化は進むのかなあ。そういえばaoさんが「台風が来ないとハチの巣が落ちないんでハチが大量発生して現場作業が危なくて仕方がない」と言っていた。台風は来ない方がいいのだろうけれど、来なければ来ないでまたいろいろと問題が起るのだ。
ところでこの台風、また東北から北海道を狙っているではないか。いつも来る台風が来なくて困っているところがあれば、滅多に来ないはずの台風が次々やってきて大変な目にあっているところもある。本当に自然の歯車というのはちょっとでも狂うと大変なのだ。

2016年9月5日月曜日

小浜竹富周遊

昨年から、石垣島に来た時は最後にオフ日をとって離島に行くようにしている。昨年は与那国島、今年5月は波照間島に行った。そこで今回は小浜島に行くことにした。
ついでに、以前に家族旅行で行ったものの雨にたたられた竹富島にもリベンジすることにした。

石垣市はいい天気である。9時過ぎの離島フェリー高速船で小浜島へ。所要時間は40分くらい。

レンタカーを借りた。簡単な手続き、傷チェックなどなし、ガソリン代込みで満タン返し不要、キーつけっぱなしでおいてある車に乗って勝手に出ていくという離島方式にもう慣れてきた。

隆起サンゴ礁の平坦地形にさとうきび畑が広がり、すれ違う車はほとんどなし。これも「離島風景」で、心がゆるーくなっていくのがわかる。向こうに見えるのは大岳。まずはここに登る。

まじかと驚く急階段。早速汗を噴き出させながらも、なんとか頂上へ。

頂上から東を見れば石垣島が見える。左手には嘉弥真島という小さな無人島(レストハウスがあって、シュノーケリングやスキューバダイビングができるらしい)。

西を見れば西表島が近く見える。緑濃い深い森が思い出される。また行きたい。

そして南(南東かな)を見れば、黒島がぺたんと見える。
石垣島から西表島のあたりは、石西礁湖と呼ばれる国内最大のサンゴ礁で、小浜島はこの礁湖のまんなかあたりにあって島々に囲まれているわけだ。

降りる途中に細葉理の岩石があった。頁岩か?きっと石灰質だろうとは思うが…確かに大岳はリーフの平坦地形の中からにょきっと突き出ているから、基盤になる岩石で構成されているのかもしれない。また調べてみるとしよう。

島の西側にあるマングローブ林。壮観である。

ちょうど満潮時間帯のようで、ヒルギ林に入っていくことはできなかったが、小魚や貝が動き回っていた。ヒルギ林、好きなんだよね。

島の西端、細崎(くぶざき)に行くと、もう目の前に西表島が。

島の真ん中あたりに集落があるのだが、そこから東にさとうきび畑の中を延びる「シュガーロード」。NHK「ちゅらさん」で有名になった道路らしい。
小浜島のガイドマップなどには、このシュガーロードをはじめ、「ちゅらさん○○」という名の付いたところがいくつかあって、ロケ地などもいろいろと書いてあるのだが、私は申し訳ないけれどあまり関心がない。そういったものよりも自然や文化や人の営みのほうに興味がある。
で、このシュガーロードは、これも申し訳ないけれど「ふーん」程度。よくある直線道路という感じ。これが電柱もなくてさとうきび畑にみっしりと挟まれていれば、「おおっ」と思うかもしれないが。

小浜小学校・中学校。さすがに「小浜小学校」というプレートを見ると「おっ」と思う。

草地にはよく山羊がつながれていて、せっせと草刈りをしている。

牧場もいくつかあるようで、牛小屋や牧草ロールもよく目にする。さとうきび畑、牧場、山羊、マングローブ、そしてビーチ。こういった中でぼーっとするのは本当に魅力的な話だ。もちろん私は半日もそんなことをできない人間だけど。

昼食は食堂でそばを。八重山そばだがかまぼこは入っていなかった。味は薄めに、ダシはしっかり。沖縄のそばは、西日本の人間の舌に合う味だ。
ところでこの麺、八重山そばにしては太いというか平たい気が。

満足して2時前のフェリーで竹富島へ。竹富島は山がぜんぜんない、ぺたーんとした島だ。

空模様がだんだんアヤシクなってくる中、どうにか「雨の降っていない竹富島の風景」を見ることができた。
ただ、月曜日だというのにこの観光客の多さはどうしたことだろう。カフェの駐輪場は学校の駐輪場みたいになっているし、道のど真ん中で迷って立ち止まっている牛じゃなかったおばさんはいるし、一昔前は「かわいー」今は「やばーい」以外の感嘆詞を持たないおバカ女子大生的集団はいるし、まあともかく騒々しい。小浜島との落差にちょっと驚く。

クスクムイ(小城盛)。先島諸島火番盛のひとつである。外国船の渡来などを監視してのろしを上げて琉球政府に知らせるための遠見台で、波照間島にもコート盛があった。観光客はだーれもいなかったけれど、私はこういうものによほど興味がある。
竹富に着いてから、何度か雨がパラパラ来ていたが、ふと見上げると大きな灰色の雲がのしかかってきていた。女子大生よろしく「やばーい」と言いながら自転車を必死でこいでレンタサイクル店へ。雨が本降りになる直前に軒下に逃げ込んだ。
天気も悪くなったし、騒々しいのにもちょっと辟易していたので、まだ1時間しかたっていないけど早々に自転車を返して石垣島に戻ることにした。
帰りのフェリーは満席どころか乗り切れない人が次便に回されていた。
4時過ぎに石垣島離島ターミナル到着。ホテルに戻って、汗と雨でぐずぐずになった服を乾かし、一休みしてから夕食会場(ほとんど隣の建物)へ。今日はすごろくさん、ゆんたさんがサンゴ礁の白化調査の仕事で石垣島に来ているので、お二人とそれぞれの会社の人が、そして調査船の船長さんとご一緒させていただくことになっている。

いつものようにオリオンビールと島食材で初め、船長さんお勧めのミミジャーの煮付けが出た。これはやわらかくふんわりした優しい味でうまい。

昨夜に引き続き「銀」へ。たっぷりのつまみを出していただき、飲み語らい歌い、楽しく過ごした。

2016年9月4日日曜日

やはり雨は降るのか

今日は朝イチの飛行機で石垣に飛ぶので、5:30起床。

まだ夜明けまで少しある暗さ。5時半といえば小浜ならすっかり明るいが、やっぱり西にあるんだなあ。

6時にホテルを出ると、それでもまだ少し薄暗い。
ハイウェイ食堂は24時間営業なので開いているが、時間がもったいないのでユニオンで昨夜買っておいたじゅーしーのおにぎりで簡単に朝飯を済ませた。

ゆいレールで空港へ。さすがに朝イチの待合室はがらんとしていた。
31番ゲートの近くにフリーコンセントのカウンターがあるので、ここでデスクワーク。でも眠いなあ。

7:30の石垣行きに塔乗。席は半分くらいしか埋まっていない。天気は良好だが、ちょうど離陸するときに通り雨がやってきていた。

慶良間の渡嘉敷島だと思う。ここにもいつか行きたいなと思うのだが、何せ島が多くて…

でっかい入道雲が浮かび、その下はスコールのようだ。まだまだ夏空である。

石垣島に着いた。空から見るとサンゴ礁が本当にきれいだ。白化がひどいらしいが…

旧石垣島空港跡地は少しずつ整備されてきているようだ。

宮良川だと思う。河畔にヒルギ林が広がっている。空から見るのもまた楽しだ。
空港にaoさんが来てくれていた。車に乗せてもらって会場であるaoさんの会社へ。
午前中は一次試験セミナー。すでに5月の講義を受講いただいている人ばかりだったので、演習をみっちり2時間。

昼食は念願の一休で牛そば。石垣に来ること7回目にしてようやく食することができた。

いい天気で、竹富島、小浜島、西表島が見渡せる。この光景は2回目だ。来訪7回目にして。^^;
午後はRCCMで、ほぼ個人指導。夕方、ゆらてぃーく市場に送っていただき、フルーツを購入。
ホテルにチェックインするやいなや外に出て、公設市場の通りに直行し、女房から頼まれていたTシャツ購入。そしてaoさんとの約束の店へ。

ビアガーデンである。眺めはいいし、自然の風が気持ちいいし、オリオンビールはうまいし、最高。待ち合わせ時間前から一人で飲んでました。うちなーたいむが身についてきたか?

メンバーが揃って飲んでいると、いきなりの雨。それも本降り。あわてて屋内に避難した。なんで雨が降ったんだろうね。

いつものように、そのまま「銀」へ。いつものように「つまみ」と言ってはいけないくらいの山盛りの肴。そしてそのまま飲んで歌って。誰だ今日は軽く食事会って言ってたのは。^o^
石垣はもう7回目になるし、毎回そんなに違うことをしているわけではなくて、だいたい同じことをしていて同じ買い物をして同じ店に行っているのだけれど、不思議と倦むことがない。やっぱり気持ちがいいなあと思いながらリラックスして時を過ごしているからなんだろうな。

2016年9月3日土曜日

今日は黒糖げんまい

結局昨夜は風呂にも入らず寝てしまったので、朝風呂に入ってすっきりと寝覚めた。

窓から見る朝の那覇。よしよし今日もいい天気だ。今年は台風がぜんぜん来ていないという。

いつものようにハイウェイ食堂でゆし豆腐の朝食。飲み会明けの胃袋にしみじみとうまい。

セミナー会場はてぃるる。午前中は一次試験セミナー。いつもながら少々辛い講義である。

昼食は「だるま食堂」で宮古そば。沖縄そばと何が違うのと聞いたら、麺が少し細いのと、かまぼこ(薩摩揚げ)や三枚肉が麺の上じゃなく中に潜り込んでいることだという。ううむ。

終了後懇親会。結局今日も泡盛をしっかり飲んだ。昨夜買ったヨーゴの話になり、ネットで調べたら「ミキ」もあることが判明。そうだそうだ、以前に何かで見て、飲んでみたいと思ったのはヨーゴじゃなくてこのミキだったんだ。
これは買わねばと、ホテルではなく近くのユニオンでタクシーを降りて探すもミキはなし。

代わりに買ったのがこれである。黒糖げんまい。何ともドロリとしていてツブツブも見え、これって飲み物か?というような代物だったが試しに購入。
飲んでみると、やはりどろりとしていて、ぐびぐび飲むようなものではないが、玄米のほんのりした甘みがあって、なるほど沖縄で健康飲料的に飲まれていたのかもしれないなと思わせる味だった。