朝からレンタカーで周遊…なのだが、奄美大島ってかなりでかい。今回は2泊するのだが、行動時間は今日と明日の午前中だけ。これではとても「網羅」なんていえない。
とりあえず30分ほど走ってマングローブ林へ。近くにはいろんな見所があるのだが、時間がないのでとにかく先へ進む。
世界遺産センターであれこれ見学。本来はこういうところで基礎知識を仕入れてからいろいろ回るのがいいのだが、今日は時間がないので、開館前にまずマングループ林を見たというわけだ。
モダマ自生地へ行ったのだが、私の目を奪うのは竹だ。節の感覚が50cmをゆうに超えていて、これで笛を作ったらいいだろうなあとヨダレが出てきた。
午後、ガイドツアー。奄美大島といったらここ、という金作原のヒカゲヘゴ。これってつまりシダなのに、なんで巨木?まあ竹もそうなんだけどさ。
前回の久米島で知識豊富なガイドさんに案内してもらうことの素晴らしさを痛感したので、今回は午後から夜にかけて、全面的にガイドさんにお願いした。これが今回は大ヒットで、
単なる植物図鑑状態ではなく、その背景というか土台にある地形地質や地質構造発達史につながるような話をしてくれるので、私には刺さりまくり。本当によかった。
ウラジロガシの板根を見て折り返し。ここは許可を持ったガイドさんと一緒でないと入れないのだが、別に鍵もなければ門番がいるわけでもなし、その気になれば勝手に入れちゃうところが緩いなあと思う。^^;
醍醐味は夜。林道三太郎線という、届け出制で通行できる(でもここにも何の入口バリアもない^o^;)林道をゆっくり車で走って生き物ツアー。これはアマミヤマシギというそうだ。
昼間見に来たはずのマダモ自生地だが、ツルしかみておらず、図上にこんな大きい房があるとは。
リュウキュウコノハズク。私は動植物は疎いので「フクロウだ」としか言わなかったのだが、ガイドさんが少し悲しそうに名前を教えてくれた。
今回の主目的ともいえるアマミノクロウサギ。この夜は5~6回見たと思う。
アマミイシカワガエル。この模様の真ん中にちょっと茶色いところが…とガイドさんは熱心に教えてくれるのだが、私はただ「へー」しか言わない。^o^;
ちなみにこの名前も、写真をGoogleLensに聞いて思いだした。あ、違うな、そもそも覚えてなかったな。
アマミハナサキガエル…だったかなあ。ガイドさんは「希少なカエルを2種も見られてよかったですね!」と言ってくれた。私は精一杯「はい!」と答えた。
アマミノクロウサギ。これでたぶん6回目。知床に行ったとき、最初のうちは「わぁ、エゾジカだ!」と言っていたのが、帰路ではエゾジカを見てもスンとなっていたのを思い出した。^^;
いやあ、今日は密度の高い一日だった。やはりガイドさんの存在は大きい。お金を払うだけの価値はある。自分一人じゃただの一種も見つけられなかっただろう。
またなにげにすごいと思ったのはGooglePixelのカメラ。AI補正はなかなかすごい。
うぅ・・・羨ましいっす
返信削除へへへ。
返信削除まじすか⁉
返信削除大物のオンパレードじゃないですか!
あら?生き物屋さんを召喚してしまったか?
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