2011年1月25日火曜日

嬉しいコメント

今日はまた寒波到来のようで、朝から寒く、午後は本格的に降りだした。

みぞれぽい湿った雪なのであまり積もらないだろうから少し安心。
まったくひどい冬だが、山地部はけっこう積雪があるようだから、鹿がかなり減るのではないかという期待もある。「鹿は60cm雪が積もると死ぬ」ってどこかで聞いた覚えがある。歩けなくなってくるのかな。

ところで、ブログを代えて少し時間がたったのだが、前のブログも有料プランはやめたもののそのまま残してある。いつ閉鎖してもいいけどね程度に思っていたのだが、前のブログの中にある3年ほど前の記事にコメントをもらった。

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2007年11月09日00:06

加古川・播磨少年院

今日は警察協助員会の研修旅行で、加古川少年院・播磨少年院(2つの施設が合併したもの)に行ってきた。
少年の更正に係ることでもあるので、どんなところだったとべらべらしゃべるわけには行かないが、見学したルートは、屋内・屋外ともゴミが全然落ちておらず、工作室などは作品も含めてピシーッと整理されていた。つまり「整理整頓」が完璧で、「乱雑」というものがなく、ものすごく規律正しい世界であった。子どもの更正を目指す施設だから当然だろう。

1年弱のプログラムの中で、子どもたちは著しく成長するという。
多くの子どもたちが、自分を見限っているというか「どうせ自分なんてダメだから」みたいな状態になっているという。
少年院だから24時間の「見守り」である。「監視」ではなく。そして九九もできない子も含めて、個々のプログラムをたててマンツーマンに近い指導をする。
「基礎学力」と「基礎人間力」を、わずか1年弱で同時に身につけさせるのだから、これはもう大変なことだと思う。職員が注ぎ込むエネルギーも相当なものだろう。
近年の社会は、異端・反社会的行動に対する許容が極めてない、ゼロ・トレランスに近い状態になってきているから、この子達は切り捨ててしまえという意見が増えてきている。特にマスゴミはそれを煽っている。社会を世知辛くしている元凶の最たるものはマスゴミである。(これは断言する)
でも、法を犯したこの子達を切り捨てて進もうとするような社会はダメだと私は思う。一人一人を大事にしない社会はダメだ。年寄り子どもや障害者といった弱者、こういった更正が必要な子どもたち、意見が少数派である人たち、つまりはマイノリティー。これを切り捨てていくような社会は嫌だ。

その後、神戸に移動して南京町で昼食と散策(ここでも私は喫茶店に入って添削をしていた^^;)、その後は花鳥園を観て帰路に着いた。
花鳥園の手前、道路中央の分離帯というかけっこう幅広い芝生ゾーンがあったのだが、明らかに車から投棄したと思われるカン、ペットボトル、袋などが散乱して(本当に偏りなく散乱して)、やや傾きだした日を反射してキラキラしていた。
非常に規律正しい空間で1年近くを過ごして社会に戻った子どもたちが、こういう風景を見たらどう思うだろうかとぼんやり考えていた。
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コメント一覧

1. エフ 2008年08月02日 15:40
忘れてしまうだろう・・・・・悲しいけど・・・・

2. APEC 2008年08月02日 19:26
エフさん、規律正しい空間での暮らしを忘れてしまうということですか?
そうなのかもしれませんね。ある程度忘れないと前へ進めないだろうし・・・・
でもぐるぐる回っているようでも、少しでもいいから上へ上がっている「スパイラルアップ」にはなるんじゃないかなあと期待したりします。がんばってほしいなあ。

3. 詩吟 2010年06月07日 20:53
早朝に詩吟やらされてた・・・意味はなんだったんだろ・・・・

4. トーマス 2011年01月25日 07:16
今年で播磨を卒業して、ちょうど10年になります。卒業してからの人生、色々ありました。
あの時の経験がなければ、とっくに死んでいたでしょう。間違いなく、先生達は生きる力を僕たちに教えてくれました。といっても、胸を張れる生き方などまだまだできていませんが。苦笑
とにかく感謝しています。
いっぱい考えて、悩んで、失敗して、「立ち上がって、前向きに生きていく」。骨は折れて引っ付いた部分が1番強いと教えてくれました。
まだまだアホで修行がたりなくて、ろくな事は言えませんが、 若い時にああいう経験をするのも、悪くないと思います。
リアル男塾ですからね。笑
社会で一人前に、ビッ!と立っていける様に頑張っていこうという卒業生より。笑

5. APEC 2011年01月25日 08:11
トーマスさん、がんばれ!応援してます。

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やはり嬉しいわけであります。
前のブログはそろそろ閉鎖しようかなとも思っていたのだけれど、アクティブにコメントをもらったりするともったいなくなってきたりする。^^;

6 件のコメント:

  1. おはようございます。
    技術士を取ったときに、何か記念になるものと思って、取得したのがドメイン(happy-man.jp)なのですが、もう一つ、考えていたことがブログスペースを利用しないでブログを作りたいと言うのがありました。
    理由はデータは自分の手元に置いておきたい。私の場合はトイレの落書きみたいなものですが、日記帳の延長な感覚であるので、どうしてもブログスペースを利用を利用すると容量やサービスに不満が出てきてしまい、そのデータがネット上で塩漬けになってしまうだろうと思ったわけです。

    今は古い仕事で使えなくなったPCとWordpressを使って、通信回線はADSLで、ダイナミックドメインサービスで運用してます。バックアップ取ったり面倒なんですけど、これなら前のブログの記事も移して一括管理できるとは思います。まあ僕が暇な人だからできるのですが・・・。

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  2. 25年前、私は脇の下まで雪に浸かって踏査しましたよ~。

    学生の時に「露頭がなかったら掘るんだよ」と唇の先生が言ってましたね。(-_-)
    それを守って大雪の中で歩き回って、雪を掘って確認調査しましたね。
    20mの沢横断するのに30分掛かったりしましたが、何せ南国の雪大好き!人間なので、とても興奮しましたよ。
    場所がどこかって?それはAPECさん、あなたが住んでいる小浜から南に少し行った福知山の山中です。今日も冬晴れで、つまらないですよ(^^)/

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  3. 猪の北限?が野坂山地と聞いたことがあります。猪は、足が短いので雪深くなると生きていけないとか・・。

    やはり、積雪と野生動物の生存は影響あると思います。

    高校生の頃に、3月末に野坂山にスニーカーで登ったことがあります。雪は、中腹辺りから60センチ近く残っていたのですが、根性で登りましたね。今から思うと、非常にやばかったです。若かったんですね(苦笑)

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  4. 前のブログのデータは一応バックアップ取れてはいるんですが、さすがに6年分になるともうどうでもよくなってきますね。^o^;
    これはと思うものだけきちんと残してあとはどうでもいいやと思うようになりました。

    くりろうさん、雪が好きですねえ。ぜひまた来てくださいな。^^

    MATSUMIさん、野坂山は嶺南では数少ないブナ林があることでもわかるように、特に高い峯なんですよ。だからバリアになってるんでしょうね。
    猪は最近は嶺北にどんどん分布を広げつつありますが、シカは主要分布域が常緑樹のある嶺南に限定されているようにも思います。

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  5. シカは、嶺南で大量発生ですね。昨日、夜間パトロールで口名田を走っていたら国道にまで下りてきてました。

    一昔前は、ここまで下りてくることは無かったように思います。

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  6. 夜の道はとにかくシカが多いから気をつけないと。当たったらウン十万円だからね。^^;

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