2014年3月10日月曜日

あばん

戻り寒波も今日までらしい。冬将軍の最後の抵抗らしく、雪がわーっと振ってみたりからっと晴れてみたり、わけのわからない天気になった。

視界不良となる吹雪。

その1時間後。明るくなって青空が。

そのわずか2分後。からっといい天気。^o^;
ところで同志社大来訪時の懇親会で余ったオツマミをいくつかもらってきたのだが、「ふきのとう味噌」が絶品である。

ナニヤラアヤシゲな色をしているのだが、フキノトウをすりつぶして味噌やかんきつ類らしきものと和えたものらしく、これが酒の肴に実にいい。今日は焼酎でいただいたが、熱燗がピッタリだろうなあ。

アップにしても相変わらずアヤシゲな色合いのモノである。あったかご飯の友にもバッチリだろう。
これを作ったのは「あばん亭」という田舎レストラン&弁当屋さん。小浜市の中でも「田舎」と言われる宮川地区に数年前にオープンした。田舎料理が持ち味だが、実に懐かしい美味さである。
ちなみに「あばん」というのは「オバン」、つまり「おばさん」の乱暴な関西方面スラングの小浜バージョンである。
「おばさん」よりももっとぞんざいな言い方で、イメージとして「おばさん」でくくられる女性の平均年齢より若干年上で、まあ60歳より下はそんな言い方はされない気がする。
また市街地のごぎれいなマダム…は小浜にはいないか。おばさんよりも、モンペが似合いそうな、「ガハハハ」と笑いそうな、パスタを食べるときにスプーンの使い方がわからなそうな(それどころか箸でずずーっと食べそうな)、テニスではなくゲートボールを愛好していそうな、他人に声をかけるときに「あの、ちょっとすいません」ではなく「おい、ちょっとあんにゃん」と言いそうな、まあそういうパワフルで愛すべき田舎のおばちゃんのイメージである。
なんだかずいぶんなことを書いたような気もするが、そういう「あばん」が私は大好きなのですよ。

2 件のコメント:

  1. 「あばん」の大半は、まだ「ねぇさん」やと思っているらしい(笑)
    「あんにゃん」と「おっつぁん」とともに堺はどこにあるのだろう??
    フキノトウ?そんなん出てたんですねぇ・・・記憶にない♪

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  2. そりゃくぼたんにフキノトウが出るのはまだ1か月ほど先でしょう。^o^

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