今日は午前中にZoom面談が一件、午後は総監のWeb講義。2022年度試験対策の中での総監講義は初めてなので少々気合が入る。
去年からもしかしたら一昨年から総監記述問題の予想の中にコロナを入れているのだが、一向に出題されない。東日本大震災の時は3月の地震の後8月に早速出題されていたのに、これはどういうことなのだろう。
さすがにコロナ禍の中2年が経ち、まともな人が見ればどう考えても終わりに近づいているので、そろそろさすがに総括的に題材にできるのかなと思っているのだが、いかがなものだろう。
実際、昨年や一昨年はコロナという危機をどう乗り越えるかという問題を予想していたのだが、今はやはりコロナで変わってしまった社会をどうするというような視点で問題を予想するようになった。「変わってしまった」と書いたが、悪いように変わっただけではない。テレワークが普及して、多様な働き方を選べるようになって、人間らしい生活とはどういったものかということを考える人が増えてきている。それは例えば26年ぶりに東京の人口が減ったことが裏付けている。
会社に行かなくてもよくなったり、あるいはせいぜい月に数回行けば良くなったのであれば、誰があんな非人間的な出勤をしたいと思うだろうか。あれを毎日繰り返していればあれか当たり前になってしまって何ともなくなるのかもしれないけれど、私にはが正常だとは決して思えない。あんな生活を繰り返していれば他人に優しくなれなくなるのは当たり前のような気がする。ああいうことをしなくても生きていけるようになったのであれば、心平らかに生きていたいと思う人が増えるのは当たり前のことだと思う。
朝、母をデイサービスに送り出し、Zoom面談までの間に少し時間があるので家の周りを少し徘徊して帰宅するまでのほんの30分ほどの間に見知った人達と気持ちの良い朝の挨拶をしたりする生活は得がたいものなのだなあと再認識する。何せコンビニの店員さんまで知り合いなのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿