新潟から金沢に移動。特急「北越」に乗ったが、これがまた1日に5本しかない。10時の便に遅れると次は13時である。
乗ってみるとガラガラである。つまり新潟は北陸と付き合う気はあまりないらしい。
ちなみに新潟から秋田へ行こうと思うと特急「いなほ」を使うが、これは1日に3本しかない。どうやら東北と付き合う気もないらしい。
じゃあどこと付き合う気があるのかというと、どうやら東京らしい。それも「関東」ではなく東京だけのようだ。
以前、新潟でセミナーをやったときに道州制の話が出て、「そういえば新潟って道州制になるとどこに入るんですかね」と言ったことがある。新潟は東北と北陸の間にあって、役所の管轄や電力会社もいろいろなのだ。東京電力の原発もあるし。
そうしたら最前列にいた人が「関東です」と即座に答えた。
「まーた、ご冗談を」
と言おうとして、その人が真顔なので言葉を飲み込んだ。どうやら本気らしい。
という話をSUKIYAKI塾東京でしたら失笑されたが、新潟は本気のようですよ。
そういえば新潟空港から新潟駅に向かうリムジンバスの案内はロシア語も流れていたし、北海道から飛行機で来たといったらkuniさんが「数少ない国内便で」と言ってた。新潟には中国の領事館もあったように思う。うーむ、東京以外とは外国と付き合っている新潟って半独立国みたいだなあ。
まあそういう「海を向いている県」ってカッコいいといえばカッコいい。高知県もそういうところがあるかな。
ガラガラ特急に延々と4時角近く乗って、14時前に金沢に到着。「ラララ無人君」と口ずさみながらホームに降りた。^^;
金沢駅は予想外のにぎわい。おおなんだこれはとみると、平均年齢が妙に高い。さらに外国人観光客も多く、ホテルにも欧米人だけでなく台湾人とおぼしきグループもいる。うーむ、金沢は観光のまちとして順調に伸びているのではなかろうか。
今日は久々のオフ日である。本当は今夜にセミナーを予定していたのだが、応募者数が少ないので中止にして、会議室の賃料は6月のSUKIYAKI塾セミナーに回してもらい、ゆっくりすることにしたのだ。
幸いにして特急無人君、もとい特急北越の中でずっと添削してきたので、今日は多少余裕がある。これも久々に一人居酒屋を楽しんだ。
清酒「天狗舞」と春キャベツとわかめの酢味噌和え、そして春菊の白和え。うーむ、私にピッタリの上品な品ぞろえではないか。けけけ。
こんにゃくの田楽。酒を「菊姫」にかえて、ゆったりと食べる。やっぱり一人居酒屋はいいなあ。
加賀の名物、治部煮。肉は鴨だ。とろりとした汁にわさびを溶かすと、鴨肉とよく合うのだ。
満足してホテルに戻り、洗濯しつつ入浴。ランドリー室から夜景が見える。これは駅と反対側の、あまり繁華街じゃないほうだな。金沢と言えば香林坊だけど、それは6月にまたSUKIYAKI塾北陸のみんなと行くだろう(そこでまたおつさんが暴れるだろう)から、今日は駅の周りだけでひっそりと過ごそう。
ん?香林坊だったのか。。。(^_^;)
返信削除あれ?香林坊じゃなかったっけ?でもどこだか覚えてますか?^o^
返信削除緊張しすぎて覚えてません(^_^)v
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