前面の壁を外して、バックホウで貯蔵庫背面に残っている雪をかき出す。
今年はトンパックに雪を詰めたモノを雪の中に埋めておいた。これが圧縮されて、でっかりセンベイ状になって埋まっていたのを取り出す。
トンパック5袋。予想以上にしっかり雪が残っていた。
さらにモミガラの下に埋まっていた雪もかき出して、ダンプに乗せて運搬。
はまかぜ通り(駅前通り)に積んで雪山にした。去年に比べると半分くらいの大きさかな。でも十分雪遊びができる大きさで、さらにトンパックに入れておいたので雪があまり汚くない。
ずいぶん多くの子どもたちが遊んでくれた。さらに風夢お話会で残ったお菓子を分けてもらって配った。ありがたい。
そして雪山の後ろの空き店舗を使って、雪室酒と減塩へしこの試飲試食コーナーを開設。
炎天下の日本酒、なおかつ平日の午後だけに訪れた人は多くなかったのだが、夜はどうなっただろう。
というのは、島根・鳥取一次試験&RCCMセミナーのために夕方から小浜を離れなければならなかったのだ。後ろ髪引かれまくりつつ会場を途中で後にして帰宅。よしき、あこちゃん、あいざわちゃん、すまぬ。
シャワーを浴びて着替え、6時前小浜駅発の電車で小浜を離れた。
実はこれが大変な旅程なのである。
順当なコースは、小浜→敦賀→(サンダーバード)→京都or新大阪→(のぞみ)→岡山→(伯備線・やくも)→松江という行程なのだが、西日本豪雨のため伯備線が不通になっているため、代替ルートが、
小浜→17:58/小浜線/18:46→東舞鶴→18:50/舞鶴線/19:20→綾部→19:24/山陰本線/19:36→福知山→19:40/山陰本線快速/20:50→豊岡→21:05/特急はまかぜ5号/22:28→鳥取
である。松江までは今日中には行けず、鳥取までしか今日は行けないのである。
そして乗り換え4回である。
そしてそして、豊岡までは全部普通電車である。最後だけ特急である。単線無電化だけど。
さらに、乗り換え時間が数分しかないので、晩メシも食えない。弁当も買えない。いや、ビールの1缶すら買えない。
なんとなく嫌な予感がして、4時ごろテキ屋さんの焼きそばを食っておいたものの、さすがにそれじゃ足りない。腹減ったなあと思っていると、福知山から豊岡に向かう電車(無電化だから汽車か)の中で、並び席のおじさんがチューハイをぐびぐびやっているではないか。
なにやらツマミをポリポリ食べつつ、500mlのストロング9%をぐびぐび飲んでいる。
あ、飲み終わったと思ったら350mlのストロングが出てきて、さらに飲んでいる。
うらやましいではないか。死ぬほどうらやましいではないか。
これはいけない、何かバッグに入ってはいまいかと探したら、先週横浜へ行った時に買ったチョコレート(何やらカロリーゼロとかいうやつ)が出てきた。おお嬉しやとチョコレートで飢えをしのぐ。山で遭難したみたいな気分になってきた。
さらになんてことだ、ずっと暑い中に置いておいたものだから、溶けてふにゃふにゃである。しかし背に腹は代えられぬ。チョコをポリポリ…ではなくふにゃふにゃ食べる。口に入れたらあっという間に溶けてなくなる。そりゃそうである。私はいったい何をしているのだ。
豊岡駅のみ15分の待ち時間がある。いったん下車して改札を出て、売店を探す。
おお、Kioskがある。案内板に「酒」「弁当」の文字が。いそいそと行くと、営業時間外であった。
それならと駅前に出て見渡すも、居酒屋以外見つからない。お、ショッピングモールがあるぞと行ってみると、営業時間は20時までであった。
かばんのまち・豊岡らしくカバンの自動販売機なんてものがあるが、カバンは食えねーよ。
案の定、ほぼ無人君である。お茶のペットボトルとふにゃふにゃチョコだけを頼りに鳥取までの1時間半を過ごす。鳥取に着いたらストロング9%飲んでやるんだーと、頭を占めるのはそのことばかりである。
10時半ごろ、鳥取駅に到着。駅のコンビニでビールとストロング9%チューハイ、そして弁当を買い、ホテルで深夜の晩メシとなった。
疲れたっっっ!