2013年6月30日日曜日

帰ってきました

昨夜は珍しく睡魔に襲われ一次会で勘弁してもらって早々にホテルに戻り、もう駆け込むという感じに近い勢いで(それでもPCやスマホなどはちゃんと充電状態にして)ベッドに転がり込んだ。たぶん10時になっていなかったと思う。
それがなんてことだ、起きたらもう8時過ぎである。途中何度かトイレに行った記憶はあるが、用を足したらすぐにベッドに潜り込んですぐにまた寝たのだろう。
10時間も寝たのにまだ寝られそうな気分である。しかしさすがにこれはやばいと思って風呂に行った。昨夜は風呂にも入らず寝たのだ。
金沢の遅い朝の風景

誰もいない露天風呂にボーゼンと浸かりながら、なんで昨夜はあんなに眠くなったのか考えた。
いつもなら多少酔っても、熱いコーヒーを飲んで風呂に入ればスカッとしてそのあと添削やPC仕事がまたできるのだ。
よもや昨夜のワインに一服盛られたか…と、おつさんの顔を思い浮かべながら湯につかっていて思い至ったのだが、どうも焼酎や日本酒を飲んだ後はけっこうしゃきんとしているのだが、ホッピーやワインといった飲みつけないものを飲むとダウンするように思う。
そういえば名古屋で山ちゃんに行った時も、ホテルに戻ってすぐダウンということがけっこうあったように思う。
今度から気をつけようと思いつつ、すっきりしてチェックアウトし、金沢駅の吉野家でハムエッグ牛皿小鉢朝定食をかきこんで一路小浜へ。
さすがにもう電車の中では眠くならないのでひたすら添削。おかげで小浜到着とほぼ同時にノルマ達成。
2時過ぎに帰宅し、片付け物と家事をして、夜はまたあれこれPC仕事。さらに風呂の中でも添削したりなんかして、結構密度の濃い1日を過ごした。

思えば出願セミナー(2月から始まった!)からずっと旅の人生が続いていたわけだが、本当にあちこち行った。数えてみたら、23都道府県回った。たぶん。飛行機にはちょうど20回乗った。たぶん。
本当に多くの人に会った。一番多く会ったのは誰だろう。勘介さんやともともさん、べっこ王子さん、カチナノリさんとはあちこちで顔を合わせている気がする。あ、玉川多摩ちゃんが一番多いかもしれないな。

まあとにかくバタバタした数か月でした。
今日からは同じベッドで寝る毎日だ。

2013年6月29日土曜日

最後のセミナー

金沢にてSUKIYAKI塾北陸のセミナー。これで筆記試験セミナーは最後である。楽天トラベルのホテル予約もめでたくゼロとなり、7月は外に出る用事はもうなく、小浜で腰を落ち着けられる。
今日は東京からラガーマンさん、名古屋から玉川多摩ちゃんさんが派遣講師として来てくれた。
いつものように、午前中一般、午後総監部門の講義を終え、お楽しみの懇親会へ。
kaz11さんが案内してくれた店は、なんと去年「おつさんTシャツ事件」があった店ではないか。やるなkaz11さん。

店の前で集合写真。福井の面々はずっと仕事で長い付き合いなので気が緩んだのか、飲みなれないワインでペースがつかめなかったのか、いつになく酔ってしまって(というより眠くて眠くて)一次会で失礼してしまったワタシでした。(どうもこの後、イイトコロに行って、おつさんがご機嫌だったという噂がちらほらと…^^;)

火曜日に生まれたばかりの愛息の写真を見せてくれた嬉しそう~~~なUmさん。おめでとう。

2013年6月28日金曜日

やっぱり思い出横丁

今日は東京都庁で講義である。10時ギリギリにチェックアウトして、地下鉄大江戸線都庁前駅のコインロッカーにバッグを放り込み、ワンショルダーひとつで新宿西口界隈へ。

地下道に面白いものがある。ベンチかな?と思ったのだけれど斜めになっていて座れない。
これは何だろう。誰かがホームレス排除のために何か作ったと言っていたけど、それかな?
ヨドバシカメラを少しのぞいて、近くのルノアールでPCを出して一仕事。2時間くらい粘ったかな。

1時ごろにバイアさんと合流してそばで昼食。海苔・かつおぶし・ごまを散らした三種そば。とろろもついているけど、これはそばに絡めるのかどうかよくわからない。東京ならではの白いそばを堪能した。
本当はこういう江戸前の蕎麦屋は、焼酎なんぞを蕎麦湯で割ってちびちびと飲み、最後にそばを「たぐる」のが〆だと聞くが、そんな粋だねえ的時間があろうはずもなく、早々に都庁へ。

どでーーーんとそびえたつ都庁。中国人団体観光客の東京めぐりコースなんだとか。ちょうど一目見てわかる中国人団体が出てきた。

お上りさんなので都庁の最上階に上がってみた。西のほうを向いているんだと思う。

えーと、確かこの方向にスカイツリーが見えてたんだけど…全体にガスっぽくでよくわからん。

えーと、こっちに東京タワーが見えてたと思ったんだけど…うーむ、これもよくわからん。
馬鹿なことをやっていてもしかたがないので、そそくさと会場へ。

バイアさん撮影。受講生は400人弱らしい。1時間ちょっとの時間、いつものアニメぐいぐいパワポを使ってナニゴトかほざき、早々に逃げ帰った。

終わるとやはり喉を潤したくなるものである。バイアさんを無理につきあわせて、まだ宵の口だというのに思い出横丁へ。笑。

ホッピーにもつ煮込みに焼き鳥で、あーだこーだと1時間ほど楽しんだ。いやあ、やっぱり思い出横丁は落ち着くわあ。

〆に例の「日本一おいしい沖縄そばの店」へ^o^;。真剣にメニューに見入るバイアさん。

「やんばるそば」。去年の11月に食べたのと同じような味でしたとさ。^o^
新宿駅でバイアさんとお別れ。わざわざ来てくれて、そのうえつきあってくれてありがとう。今度会えるのは沖縄かな?
山手線から京急を乗り継いで羽田空港へ。出発ロビーで添削を始めようとするのだけれど、なにせホッピーで酔っているので全然ダメ。すぐに寝てしまいました。飛行機は羽田8時発、小松9時着。機内でもずっと寝てました。困った酔っ払い親父だなあ。
小松空港からは金沢駅まで高速バスで40分かかる。この車中、やにわに元気を取り戻し、酔いもさめたので添削再開。
いつものドーミーインにチェックインし、2日分の洗濯をしながら入浴。その後添削・メール処理で真夜中になった。
いやあ、めまぐるしい1日だったなあ。

2013年6月27日木曜日

都会じゃのう

10時前の小浜駅発の電車で東京へ。いつものように敦賀と米原で乗り継いで品川下車、そこから新宿へ。
今回からWiFiルーターは持たずに、SIMカード(データ通信のみ)をメディアスタブに入れてきた。さすがにタブレットはバッテリーが大きいので、東京でホテルにチェックインするまで問題なくフル稼働した。おかげで添削も進んだ。
タブレット画面で添削答案を見て、コメントをメモ帳に書くのだが、目が疲れないのがありがたい。やっぱり読むとき以上に入力するときに画面を凝視しているらしく、PCでコメント入力作業をすると疲れる。
メモ帳に書いたコメントをただ入力するだけだとあまり疲れないのだが、考えながら入力すると疲れるようだ。
ホテルは新宿西口のほうにあるのだが、歩いていると公園があった。

これがまたすごくて、全面的にフェンスで囲まれているのだ。さらに出入り口もフェンスになっていて、夜の7時半以降は入れないらしい。ホームレスが占領するからだろうか。
ハトがうろうろする何もない公園のベンチには人がずらっといた。寝ている人、本を読んでいる人、こんなに公園に大人がいっぱいいるのは都会じゃのうという感じだ。

夜、六本木まで出て行って女房・娘と食事。女房も用があって私の数時間後に上京してきたのだ。娘はつくばから出てきて合流。イタリア料理の店に行った。うーむ、都会じゃのう。

六本木ヒルズというところ、初めて行った。いやあ、都会じゃのう。
そうそう、大江戸線という地下鉄にも初めて乗ったが、あれってえらく深い所を走ってないか?線形もぐにゃぐにゃしていてどっちに向かって走ってるのかよくわからんし。これまた都会じゃのう。

2013年6月26日水曜日

雨に煙る小浜湾

今日は1日雨だった。空梅雨なので、雨が降ることをぜんぜん考えていなかった。
今日は明日からのツアーに備えた準備と添削で1日過ごすのだが、まずは車を取りに行かないと。昨夜、秀に車を置いて帰ってきちゃったんだよね。
自転車で行くことはできないので、またタクシーで秀まで移動。何をやってるんだか。
車で「濱の湯」へ。昨夜は風呂にも入らず寝てしまったのです。^o^;

濱の湯からの雨の光景。この写真気に入った。ブログの背景に使えないかな。笑。
濱亭でブランチがわりの冷麺を食べて添削をいくつかやって、図書館に移動。

平日昼間の図書館は本当に人も少ないし、集中できる。こういう静かなところは考える作業にむいている。逆にココスのようなざわついた空間は添削をがしがしやるのにむいている。

夜、10月の「まちなか夢通り」の会議。そしてそのあとなんてことだまた飲んでしまった。ToT

2013年6月25日火曜日

アブラギリ始動

夕方から若狭東高で打合せ。さあいよいよ今年もアブラギリが動き出すぞお。
圧搾機や実の収集仕掛けのことであれこれ話しているうちにあっという間に2時間たってしまっていた。まったく何歳になってもこういう「工作モノ」は楽しいものだ。
終了後、「秀」でイッパイ。あれやこれやで最後は深夜になってしまった。(笑)

まあ結局、どこにいてもこういう生活は変わらないということですね。^^;

2013年6月24日月曜日

蕎麦の話

私の住んでいる福井県は蕎麦がうまい。越前そばというのだが、全国でも傑出した美味さだと思う。

私はよくソースかつ丼とセットで食べるが、おろしそばが定番。そばに辛味大根をおろして醤油で味付けしたものをぶっかけて、削り節をちらして食べる。辛味大根がかなり勝って、普通のそばつゆで食べる場合に比べるとそばのにおいや味が薄まるいっぽうで、つーんと辛い独特の美味さがある。

4月に松江で食べた出雲そば。この店はきしめんかと思うような平たく薄い蕎麦だった。そばつゆに海苔やネギを加えていただく。スタンダードなうまさだと私は思っている。

2年前に食べた出雲そば。三色そばといって、普通のそば、おろしそば、生卵をからめるそばの3種類。出雲そばはこれがよく知られている。私はこれが一番好きだ。

先日、鳥取で食べた出石そば。出石は兵庫県だから鳥取で食べるのは変なものなのだけれど、久しぶりだったので思わず店に入った。
「皿そば」といって、一口サイズを皿に盛る。成人男性で15枚くらい食べるというので15枚食べたら満腹になった。蕎麦はつなぎのないしっかりした味。越前そばよりずっとそばの香りがした。
記憶の中にある出石そばはもっと白っぽいつなぎのある蕎麦もあったような気がするが…

そばつゆにとろろいも、うずらの卵、ネギ、わさびを入れて食べる。とろろととき卵がそばを包んでまろやかーな味になるが、これはこれで好きな味だ。
越前そばの辛味大根がしがしの味とは真逆な感じだが、そばの香りがしっかりするのは、そばつゆがまろやかな味になっているせいもあるかもしれない。

去年の12月、口頭試験模擬面接で上京したときにバイアさんと言った八王子の蕎麦屋さん。ちょっと写真の色合いが変わってしまっているが、つなぎを入れた白っぽい更科そば。越前そばや出雲そばのような強烈なそばの香りはしないが、これはこれでまた別の美味しさだ。

「富士そば」のそば。越前・出雲・出石などのそばと比べるとずっと色が白いが、いわゆる更科そばと比べるとそばの香りはするように思う。

まあそばどころはどこでも「自分のところの蕎麦が一番おいしい」と思っているので、どれが美味くてどれが美味くないということは言わずにおこう。私は出雲そばが一番好きだが、これは好みによるもので、絶対的な美味いまずいの話ではないことをお断りしておく。

2013年6月23日日曜日

犬の行き倒れ

久々に我が家で日曜日を過ごした。我が家で目覚め、我が家で眠りに着く日曜日というのは、なんてことだ3月24日以来だ。^o^;
義母が施設を引っ越すのに伴う荷物移動や掃除でおおむね夕方まで過ごし、夜は(帰ってきたら早速という感じで)会議。

合間を見てちょこちょこ添削を進めているが、のんびりしている人もそろそろエンジンがかかってきたみたいで、添削件数は増える一方だ。タブレット&メモ帳で「いつでもどこでも添削」ができるようになったからいいようなものの、パソコンがないとできないとか、紙に印刷しないとできないといった状態だととてもこなせないだろう。

会議では夏から秋にかけてのいろんなイベントの話がとびかう。どれだけのイベントに絡んでいるかを考えるとくらっとしそうなので考えないことにしたが、少なくとも減ってはいないよな。増えていく一方のような気もする。

会議終了後は飲み会。うーむ、完全にいつものパターンだ。セミナーツアーが終われども、結局のところ健康的な生活に戻るのはなかなかむずかしいのだ。わはは。

2013年6月22日土曜日

添削一路

鳥取でセミナー。午前中一般、午後総監のダブルヘッダーだが、時間が短めに設定していただいたので、比較的楽だった。
…と思ったのだが、5時前に鳥取駅発の特急「はくと」に乗った途端に睡魔が襲ってきて、添削も何もあろうものか、座席に深く深く体をうずめて熟睡。
姫路を過ぎたあたりで復活して、以後は眠っていた時間を取り換えさんばかりにひたすら添削。
新大阪「浪速そば」で天ぷらうどんとおにぎりで夕食をすませ、サンダーバードでひたすら添削しつつ敦賀へ。

夜の10時すぎ敦賀発小浜行きの最終電車。1両だけで発車30分前からホームにぽつんと止まっていた。

乗ってみるとだ~れもいない(幸いなことに運転手はいた)。やがて10時すぎ、乗客5人ほどで出発。ここから1時間、ひたすら添削。小浜駅の手前の東小浜駅手前でシカに衝突して5分ほど停車しても少しもあわてずひたすら添削。夜の11時過ぎに小浜に到着した。
タクシーを拾って我が家に到着し、タクシーを降りて玄関を開けた途端に「どっ」と疲れが襲ってきた。風呂に入ったら少し元気になったのでメールチェックと添削をして、夜中の2時過ぎに就寝。
いや~疲れた!

2013年6月21日金曜日

鳥取の夜は更けて

1泊2日のショートツアーで鳥取へ。小浜線で敦賀まで、サンダーバードで京都へ、そこから特急「はくと」で鳥取へ。2時間弱の旅である。

「はくと」のシートは木製でやわらかい印象。ディーゼルカーなので乗り心地はいかんともしがたいが、シートは気持ちが落ち着いていい。添削にいそしんだりウトウトしたりしつつ鳥取へ。
到着後ただちに「とりぎん文化ホール」へ。今日は一次試験講習である。

2時間の講義を終えて、ゆっくり歩いて駅の裏側にあるホテルへ。途中、「万年筆博士」があった。明日はちょっと覗いてみたいものだ。
ホテルにチェックインして1時間ほど休憩(というかメール処理)のあと、鳥取県技術士会の皆さんと懇親会。
鳥取には「瑞泉」という地酒がある。泡盛ではない。最近、中国地方の辛口の日本酒が大変好きになってきた。東北地方の重くどっしりした辛口の酒と、中国地方のフルーティーな軽い辛口の酒、どちらもうまいし地元の食材に合う。

これは鯛の塩窯。珍しいので写真を撮った。塩窯にしても松江の奉書焼にしてもうまみを閉じ込めて焼くとしっとりと美味しい。

これが中身ですね。この店の塩窯はオリーブオイルにつけていただくが、これがまた美味い。

鳥取といえばこの人、ロシアです。来年は沖縄へ行く?と聞いたら「いいぴょーん」と言ってました。

 逆光ですが…みなさん、ありがとうございました。いやあ、いい酒でした。

「沖縄?うーん、行ってもいいかな」と無意味なポーズをとるロシア。

2013年6月20日木曜日

手作り楽器です

昨日楽器コレクションをアップしたので、今度は自作楽器を。

ペットボトルで作ったウクレレ。2Lのペットボトルがボディで、竹を削ってネックにしてある。

ネックにはちゃんとフレットもついてます。ツマヨージを削ったもの。弦は釣り糸。

糸巻きは蝶ナット。これでもちゃんとチューニングできて、ウクレレっぽく弾いて遊べる。

これは横笛。一番上が普通の篠笛で、娘が祭りで吹いていたもの。ちなみに我が地区の祭りの笛は全部私が作ってます。^^;
その下2本が「八重山の笛」。一番長いのが…えーと「東笛(あずまぶえ)」だったかなあ。

八重山の笛、東笛とも文献で見て作ってみたもの。八重山の笛は篠笛と似ているけれど指穴の配置(間隔)がずいぶん違っている。これを吹くと琉球音階っぽくなるから不思議である。

 ここからはもう10年以上前に作ったもの。これは「うなり木」。オーストラリアのネイティブであるアボリジニが通信用に使っていたそうな。ものすごい音がする。

 うぐいす笛。前の開口部を指で開け閉めすると、「ほーほけきょ」と音が出る。

こきりこ。五箇村の「こきりこ節」で出てくる。長さは七寸五分。「こきりこ節」では「こきりこの丈(たけ)は七寸五分じゃ。長いは袖のかなかい(邪魔)じゃ」とある。これは実際に使い方を知るとよくわかる。

 かっこう笛。指の開け閉めで「かっこう」と音が出る。

ひばり笛。ぴーひょろろろと音が出る。

塩ビで作ったトロンボーンを吹いているのはこの春から就職した息子。当時小学校2年か3年生くらいかな?うーむ、彼は今24歳だから15~16年たったわけか。

塩ビで作ったラッパ。吹いているのは現在大学4年生、当時小学生になるかならないかの娘。彼女はマウスピース楽器が家族で一番うまく、高校ではトロンボーンを吹いていた。

ホースを使ったホルン。マウスピースは塩ビの段落ちソケットを使う。先端はペットボトルのネックの部分から先を切り取って使う。…あれ?これだけ娘がちょっと大きくなってるな。1~2年後かな。

ガムテープ太鼓。45Lのポリバケツに布ガムテープをピンと張りながら放射状に貼る。びっくりするくらいいい音が出るので、ぜひお試しあれ。最初十文字に貼って、均等にふさいでいくのがコツ。

山で取ってきた天然の粘土を使って作った縄文の笛。粘土で作って10日ほど陰干しのあと、野焼きで焼く。見えている穴は歌口(吹き口)で、下のほうに指孔がひとつだけある。これを開けたり閉めたりしてヒョロロロとトリルで音を出す。暗闇で吹いてごらんなさい。ぞくーっとしまっせ。

縄文の鈴。穴は開いていない。中には小さな粘土の玉が入っている。ティッシュで玉をくるみ、それを粘土で包んで作る。野焼きできちんと焼ききると、中のティッシュは完全に炭化するから気体になる。カラカラ、コロコロと小さいけれどいい音がする。

こういう楽器を身近なもので作って音を出して遊んでいたのはいい思い出である。
今でもガムテープ太鼓は子どもたちとの活動で使っている。
「音が出る原理」「音階の原理」がきちんとわかれば、いろんなものを楽器にできるのだ。