2011年11月30日水曜日

高知におわします最強オーナー

大分を9時前に出発、大分~特急ソニック~小倉~新幹線のぞみ~岡山~特急南風~高知という、わかる人にはわかる瀬戸内海大迂回遠距離ルート6時間の旅である。
ほとんどお尻が2つに割れそうになったころに高知に到着。半年ぶりの高知は…

ということで、駅前にナンダカワカラナイモノが立ち、ナンダカワカラナイコトをやっていた。
でもこのナンダカワカラナイ勢いが私は好きである。OBAMAフィーバーと似たようなニオイもするし。^o^;

土佐電に乗ってホテルへ行き、とりあえず荷物を預け、買い物(そろそろジャケットとベストが着たきりスズメの限界なのだ^^;)をして、セミナー会場へ。
土佐電鉄ラブ。
面接を終え、いつものようにカツオのタタキを食べに行く。これまたいつものメンバー。カチナノリさん、ガブさん、Ryoさん、そして本日、高知市で知らぬ人のない「オーナー」だったことが判明したつったんさん。笑。
カツオのたたきとさえずりの酢味噌

レンコンと青のりの天ぷら

えーと、ナニカの揚げたもの

締めはここ、ギョーザとラーメン
気持よく酔ってホテルへ戻る。
実は今日のホテルは1泊1,900円というホテルである。それでも部屋はきちんとオートロックの個室、ベッドも悪くない。もちろん小さいながらもバストイレ付き。
ただし部屋にはスリッパもアメニティ一切も冷蔵庫も椅子も浴衣もない。タオル・バスタオルも有料。従業員は16時~20:30しかいない。ランドリーは屋上に勝手に上がって勝手にする。
洗剤は有料だが洗濯機や乾燥機は無料だ。ここまで割り切られると気持がいい。

ランドリーのある屋上から高知の街を眺める。これもまたこういうホテルならではの体験かもしれない。

高知、やはり面白いところだ。来年はぜひともSUKIYAKI塾講師派遣事業に組み込みたい。
なお、高知にやってきたSUKIYAKI塾講師は、つったんオーナーにきちんと謁見してご機嫌麗しゅういらっしゃるか口上述べることが必須条件である。
また、つったんオーナーにおかれましては、もし知床世界遺産さんと出会った日には、もはやBI砲かロード・ウォリアーズか超獣タッグかと思わせるような最強タッグが組めるほどのギャグの持ち主であるが、そのありがたきお言葉、ゆめゆめスルーすることなきよう、しかと申し伝える物也。

2011年11月29日火曜日

智越さんはマンショを思い出した

今日はゆっくり9時に起床。けっこう眠った感があって嬉しい目覚めだ。
歩いて博多駅まで。こちらならではの食らしい「かしわのオニギリ」とうどんを食べて、11時前の特急「ソニック」に乗車。
いつ思うのだけれど(こういうことを書くと鉄だと誤解されるけど)、JR九州のセンスは本当に素晴らしいなあと思うのだ。電車もホームも、誰がデザインしているのだろうと思うほどいい感じだ。
名前は忘れたが特急の、思い切った原色デザイン。

駅のホームのいろんなところもクールだ。

ソニック。駅員というか駅ガールというかアテンダントもいる。

シートもクール。

車内販売もメニュー付き。

おみやげなどもカタログシートにプリント。
車内販売のコーヒーをゆっくり飲んでいると、前回も同じ事をしたと思い出した。素敵なデザインと清潔で気持ちのいい車内空間が「そんじゃま、コーヒーでもゆっくり」という気持にさせるのだろう。
コーヒーを買うと「次回は100円オフ」券がもれなくもらえる。如才ないのだ。

1時前、大分駅に到着。昼食を食べ、またもコーヒーを飲みつつメール処理その他をしていると2時半になった。
ホテルに行ったらもうチェックインできるというので喜んで部屋に入り、30分ほどゆっくりして外へ。
すぐ近くのベスト電器へ行って、「ACアダプタのメガネケーブルからAC電源を分岐して取るアダプタ」というのを買った。
こういうのですね。
この旅には持って出たのだが、不覚にも大阪のホテルに置き忘れてきてしまったのだ。これは2日にまた同じホテルに泊まるので回収できるのだが、それまで不便なので買ってしまったというわけだ。ベスト電器、なかなかいいぞ。


思ったより早く買い物ができたので少し散歩。大分にはなかなか味がある昭和の通りがある。
会場のコンパルホールに行き、17時から21時まで4人の模擬面接。なぜか模擬面接をする私をビデオに撮られていて、そのためキンチョーしつつも充実した面接であった。ビデオがむらりんさんの好きなAKB48などと一緒に売りに出されたりしたらどうしよう。
終了後、智楽の会の皆さんと受講生の方々と食事。これが楽しみで来たような卑しい男なので、大喜びである。
刺身と鍋の具しか写真にとらず、あとはひたすらがっついていた。こんながさつな男を迎え入れてくれる大分の皆さんに感謝感謝だ。
実際、智楽・智越さんコンビをはじめ、大分の皆さんといると本当に気持ちよく時間を過ごせる。得難い友人であると私は勝手に思っている。

ホテルに戻り、何とか根性で洗濯を決行し、その間にメール処理。いやあ、楽しい1日でした。

2011年11月28日月曜日

ちょっと過密な博多ばい

8時過ぎに起床し、10時の新幹線で福岡に移動。月曜日の午前中のこととて、静かな車内である。
メール処理その他に没頭している間に九州に入っていた。
とりあえず祇園にあるドーミーインに荷物を預ける。今回の旅では、仙台と広島、福岡でドーミーインに宿をとっているのだが、ここは脱衣場にランドリーがあるので、心置きなく風呂に入りつつ洗濯ができるので、アヤシイおじさんと化する必要がないのだ。…って、こんな理由でホテルを選ぶオレってオレって。ToT

まだ昼前なので、ゆっくりと観光を…とできれば言うことなしなのだろうが、なにせ口頭試験セミナーツアーは受講生の必死度合いが違う。結局こちらもギリギリまで詰め込んだスケジュールとなる。
すぐに地下鉄で移動。月曜日の昼の地下鉄(箱崎線)は、東京や大阪では考えられないほどガラガラであった。
昼過ぎに会場近くに着き、昼食を描き込んで13時~16時と模擬面接。こんな時間にメシ食うか?と思いつつ回転寿司をパクついて17時~21時と模擬面接。受講生の方の車にあつかましくも便乗してホテルに素早く帰り、skype1件。
さすがにこれだけやるとぐったりして、本来はドーミーインなら3回入浴するところを1回でダウンしてしまった。
今回は時間的余裕が皆無だったので友遊士さんにも連絡しなかった。申し訳ないと思うが、来年はぜひ!

2011年11月27日日曜日

sonnyさんは待っている

7時前に起きて、寝不足のままともともさん、じゅんさんと広島へ。新神戸からカチナノリさんも合流。
広島YMCAホールにてSUKIYAKI塾広島の口頭試験セミナーである。
広島はsonnyさんがどんどん企画運営してくださっているので、もう私は完全に講師としてお邪魔するだけになっていて、これは本当にありがたい。
午前中講義、午後模擬面接4人。知った顔が筆記を突破して口頭試験に進んでいるのを見るのは本当に嬉しいものだ。

終了後、懇親会。(毎晩^o^;)
やっぱ広島といったらここ。お好み焼き屋さんがビルのワンフロアを埋め尽くす。
煮牡蠣。実に美味い。

焼き牡蠣。バター風味がたまりません。

煮牡蠣のスープ。濃厚。

広島焼き。やっぱこれだね。
sonnyさん大暴走。

アヤシゲな3人。sonny&浩然之気&純米。
美味い料理に美味い酒、今日も少々飲み過ぎた。
ふと見ると、平和大通りにイルミネーションが。色とりどりで美しい。


木の枝は無論、お城などさまざまな造形をイルミネーションで表現していて、仙台のイルミネーションとはまた違ってなんとも素晴らしい。

ドーミーインに投宿。大浴場に入りつつ洗濯。さあ明日からは九州の旅だ。

2011年11月26日土曜日

大阪の夜は怪しく更けて

今日はSUKIYAKI塾大阪セミナーである。
集まった講師は総勢19名。模擬面接は7部屋×4名=28名である。うーん、リッチだ。
終了後、これが楽しみの懇親会へ。やえもんさんとベッコ王子さんが段取りしてくれた。

全員集合!年に1回の集まり、最高です。

まあこんな感じでわいわいと。
 
熊三中の向こうをはって、「大三中」デビュー!

そして今年もベタベタミナミツアーへ。
大たこはいつの間にか屋内店になっていた。

締めはもちろん金龍ラーメン。
以上、写真はベッコ王子さん提供でした。
千里中央行き最終電車でホテルに到着、もうたっぷり飲んで食ったので何もできずに撃沈。

2011年11月25日金曜日

がーっと飲むねん

無意味に大きい荷物をウィークリーマンションから小浜に発送し、さらに巣鴨駅でビジネスバッグもコインロッカーに放り込んでボディバッグだけになって11時からルノアールで模擬面接。このあたり妙に横文字が多いけど気にしないように。

ふと気づくと、なんとギャラタブの充電USBケーブルがない。どうも小浜に送ってしまったらしい。
さあ困った。ギャラタブの充電プラグは特殊形状で、さらに普通のUSB端子からは通電できない特殊配線になっているらしい。つまりなかなか入手できないのだ。そんじょそこらの量販店では無理だろう。
「PCからでも充電できるケーブル」というアヤシゲなものを大阪日本橋で入手して使っていたのだが、それがないとなるとこれからの道程、大変に困る。
ドコモショップに行けば売っているかもしれないがなにせ発売から1年以上たったマイナー機器だ。
しかたがないので意を決して、1時半から3時までの空き時間で秋葉原に直行。こういうマイナー機器のアヤシゲな周辺機器は「あきばお~」に限る。

1:45、秋葉原駅を出て、あきばお~に直行。「もえもえきゅ~ん」って、それどころではない。
USB端子から接続するアヤシゲなケーブルはなかったものの、ACアダプタを1,000円でゲット。すぐに取って返して山手線で巣鴨に戻る。2:25、巣鴨駅到着。なんと松屋で牛めしを食ってルノアールに戻るというおそろしく効率のよい(そして泣きたくなるほど悲しい)行動であった。

8時、模擬面接終了。すぐに東京駅へ。予定では9時の「のぞみ」だったが、8時半ののぞみ自由席に滑り込めた。
車内では模擬面接結果の送付やら送られてきた資料の整理をしつつウトウト(というより半ばぐっすり)。
11時すぎに新大阪へ到着。
できたら「皇蘭」でラーメンを食べたいがすでに閉店。しかたがないので御堂筋線で江坂へ直行。
コンビニでワンカップとおでんという、なにかとりつかれたようにここ数日摂取しているメニューを購入し、定宿の「サニーストンホテル」へ。
ここはまあはっきり言って安普請で部屋も風呂もトイレも狭いけど、コインランドリーがやたらと多く、着替えを常に洗濯しないといけない旅では実に心強いのだ。
洗濯機と乾燥機が6セット!まずもってあぶれることはない。
すぐに洗濯を始めつつ(注:洗濯にはきちんとスペアのカッターシャツを着ていきました。私がそんな不埒な行動をするはずがないでしょう)、ばばーっと風呂に入って(もちろん買ってきた文春を読んで)、風呂上りにチューハイをぐいーっと飲んで、再びランドリーに行って乾燥機にぶちこんで(ちゃんと洗濯が終わる時間に合わせて行動しているのですよ)、部屋へ戻っておでんとワンカップで「うぐうぐ、ぷはぁー」の至福のときを過ごした。

…って、これって簡易宿泊所生活に似てないか?

2011年11月24日木曜日

無意味に多い荷物

どうやら昨夜は23時ごろには寝たようだが、午前2時すぎに目覚め、喉が乾いてなかなか寝付けない。
ごそごそしつつ3時頃にもう一度寝たようだ。
4時台に地震で再び覚醒。朝になってグーグルリーダーで福島沖を震源とするM6の地震だったことが判明。たぶん震度2ぐらいだったと思う。寝ぼけてたけど。
6時前に本格的に起床。大浴場でのんびり体を温め、7時前にチェックアウト。ひきしまる寒さの仙台駅を抜け、レンタカーへ。外部講師はこれからレンタカーで津波被災地の見学などに出るので、その段取り。
知床さん、シゲさん、バイアさん、クレヨンさん。仙台まで足を運んでくれて本当にありがとうございました。仙台の受験生の皆さんが応えてくれることを祈るばかりだ。

8時前の新幹線で大宮へ、京浜東北線と山手線を乗り継いで10時前に巣鴨に帰還。
「はやぶさ」に搭乗。

シートにマクラが付いているのだ。
明日には東京を離れ、西日本放浪の旅にでるので、洗濯やら荷造りやらでバタバタと過ごし、午後から夜にかけては模擬面接7人。
ヘトヘトになって宿に戻り、さらにskype面接1人。
それからさらに荷造りをしていたが、大きめのダンボールがいっぱいになった。
何が悲しいといって、「昼間は時間に余裕があるから」と持ってきた文庫本のほとんどが手付かずで、さらに今度こそ読破できるだろうと持ってきた「一刀斎夢録」にいたっては、まったく開きもしなかった。結局ちょっとでも空き時間ができると何か詰め込んでしまう、どうにもならない私なのであった。ああオレってオレって。
こうして無意味な荷物は小浜に直行。私は尾道帆布のビジネスバッグに着替え1着(着ているのと合わせて2着。ひたすらランドリーで洗って使いまわす)、レッツノート、文庫本2冊、髭剃りその他をゆるゆるで入れ、ボディバッグにバイオ・ギャラタブ・WiFiルーターほかの「これだけで模擬面接できますセット」を入れて身軽に西日本への旅に出るのである。

そうそう、今日は1年ぶりにzoumamaさんに会った。ルノアールの階段を登って行くと、人待ち顔の女性が一人。(「女性」を「助成」と変換されてしまうのが悲しいToT)
zoumamaさんに「差し入れ」をいただいた。去年もラスクをいただいて、神田のウィークリーマンションで食べた。
本当にありがたい。こういう馬鹿な放浪親父のことを気にかけてくれる人が遠く東京にいるということが嬉しい。

2011年11月23日水曜日

中落ちに牛タンだーい

6時過ぎに起床して、はりきって(眠いけど)仙台へ向けて出発。
大宮駅でバイアさんとおちあって、一路仙台へ。上野から2時間かからないのだ。みちのくは近い。
仙台駅で知床世界遺産さんとおちあって…と思っていたのだが、もう時間がない。私だけ急いでセミナー会場へ。

青葉区中央市民センターで、10時から12時まで講義、そして市民センター3部屋+アド・プランツ1部屋の合計4部屋に別れて、13時から18時までみっちり模擬面接。
今回は東北支援事業の一貫なので、すべて完全無料。外部講師(私のほか、北海道から知床さん、東京からバイアさん、名古屋からクレヨンしんのすけさん、沖縄からシゲさん)の旅費も全部SUKIYAKI塾持ち出し。ゼータクな話だが、これも筆記合格答案例のオンライン販売が順調に売れたおかげだ。筆記試験セミナー時の講師派遣事業、この東北支援事業、そして口頭試験セミナーの講師派遣で売上約70万全部使っちゃいました。ある意味気持ちいいね。^o^;

ここまで写真いっさいなし。そしてセミナー終了後から写真がいっぱい出てくるいつものパターンです。笑。

会場からホテルまで徒歩。国分町を貫通して1kmくらい? 知床さんが限界の様相。^^
外部講師の皆さんはスーパーホテルにチェックイン。
Photo by バイア
ここで26日の大阪セミナーのケータリングが注文してなかったことに気づく。あわててFAX処理on the road。苦笑。
国分町に移動していよいよ懇親会である。

おまちかねのマグロ中落ち。よろこぶシゲ&知床の日本両端コンビ。
やっぱ仙台はこれでしょ。牛タン。
写真はブレたが味にはブレなし。
赤味噌仕立てのジンギスカン。
あつさん、うまかったよぉ~。
仕上げは姫らーめん。もはや写真ブレまくりです。 
味噌ラーメン。北海道の味噌ラーメンとは違う美味さ。

納豆ラーメンを食って泣くクレヨン。またまた弱点発見。
今度山ちゃんで納豆オーダーしてやろうと心に決めた。

最後までブレまくり。もはや心霊写真か。
ホテルに直行してダウン。どうもみちのくの美味い日本酒を飲み過ぎたようだ。
東北の皆さんと外部講師の皆さんに心から感謝しつつ撃沈。

2011年11月22日火曜日

A Hard Day's Night

9時起床。ちなみに昨夜の就寝時刻は3時前。1日でしっかり夜型に戻ってしまった。ToT
セミナーの事務処理をしていたらあっという間に正午。とりあえず昼食のために外出。
いい天気で、地蔵通商店街は本日もそこそこに盛況。せかせかしていない人たちで溢れていて、ちょっとほっとしつつゆったり歩き、ファミレスでゆったり食事。本当は蕎麦屋やうなぎ屋でもいいのだが、そうすると食後のコーヒーで時間を過ごすのが難しそうだから、結局ファミレスになってしまう。

いったん宿に戻ってクリーニングに出していたジャケットなどを受け取って(もうほとんど生活だ^^;)、再び外へ。14時~17時と18時~22時と模擬面接。さすがに1日に7人はキツい。エクトプラズムを吐きながらふらふらと帰路に着く。今日はもう飲む気もしない。
明日は仙台である。朝早いから早めに寝たいのだが26日の大阪セミナーの資料の催促が講師から立て続けに入り始めた。まだまだ揃っていないんだけどなあ…ToT

ところで今回の旅では、模擬面接の記録も含め、宿の外でのモバイルコンピューティングは全部バイオでやっている。おかげで荷物の軽量化、小型化が著しい。
沖縄へはデイパックひとつで行けた。着替え1回分とバイオ、ギャラタブ、電源類やマウスやWiFiルーターと文庫本だけなら楽に入るのだ。
ということで、明日の仙台行きもこのデイパックひとつで行こうと思う。楽でいいし。

2011年11月21日月曜日

スマイル

昨夜はこれまでの寝不足が一気に出たのか10時過ぎに寝てしまい、起きたら8時だった。こういう健康的な睡眠もたまには必要ですね。

さあ、今日は午前中がたっぷりあるぞと思いつつ、結局メール処理などしていると10時過ぎになってしまった。
東京に来たら1回はここに来る秋葉原へ。いろいろと欲しかった小物を買う。たとえばUSB4連の充電器(スマホ、WiFiルーター、ギャラタブなどが一度に充電できるので、たびには大変都合がいい)など。
ルノアールでゆっくり食事しつつメール処理。
まったく人の行動ペースは様々で、セミナー前日にやっと論文等を提出してくる人がいるかと思えば4日も5日も前から「当日案内はまだか」と言ってくる人もいる。前々から段取り確定して動ければ本当にいいのだけれど、忙しい人(あるいはのんびりした人)もいるから、なかなかむずかしいね。

…などといっていたら1時を過ぎていた。こりゃいかんと永田町へ。今日はRCCMの登録更新講習会なのである。
日本都市センター会館の大きなホールに400人以上集めての講習会。すげえなあ、これ全員1万円払ってんだもんなあ、これが午後の部で午前の部もこれくらい集まってんだもんなあとぽかんとしつつ、4時過ぎまでの長丁場を何とか耐えぬく。しかし天下った役人さんというのはいろんなこと考えてるんだなあ。笑。

終了後急いで巣鴨に帰り、6時から10時まで模擬面接。
なぜか一人居酒屋を無性にしたくなり、少し駅前をぶらつくもコレハという店なし。しかたがないのでコンビニでワjンカップ(ただし300ml)とおでんを買い込み、宿で熱燗にして一人晩酌。こういうとき、IHヒーターとケトルが揃っているウィークリーマンションは便利である。
気持よくほろ酔いになって(だけど常にメール処理やセミナー事務処理を進めないといけないので正体なくなるわけにはいかないのだが)夜を過ごした。

ところで、東京にいるとやっぱり気になってしまうことをひとつ。
なんであんなにイライラしている人が多いんだろう。
何かに怒りながら歩いて行くホームレスもしくはそれに近いおっさんというのはけっこうどこにでもいる。彼らはどなりながら駅構内を徘徊して非常に目に付くが、三大都市圏すべてにいる。今回も大阪・名古屋・東京全部で見た。
でも東京が突出しているのは、イライラあるいはギスギスしている人に出会う確率だ。
電車のシートに座るときは隣の人のコートやスーツの裾を尻に敷かないよう気を付けないといけない。ちょっとでも敷いてしまったら、この上なく不機嫌な顔でさっと裾を引っ張られる。でも私の裾は「裾を横に出してんじゃねーよ」とばかりにどすんと敷かれるんだけどね。
前回の滞在では巣鴨駅前のデニーズに3回行ったけれど、そのうち2回怒っているおっさんがいた。バタバタしていて店員の対応が遅れたようだ。おそらくどんな店でもこういうことが起こっているんだろう。「お前がどんなに忙しかろうが知ったことか。俺は客だ。だからすぐにメニュー持ってこんか!」ってとこですね。
巣鴨駅横の西友でジャケットを買ったときは、店員が怒っていた。もちろん言葉遣いはしっかりしているし手は一切抜いていないのだが、「いいか、俺はマニュアル通り文句をつけられない対応をする。やるべきことをきちんとやっている。だから文句はないな。余計なコミュニケーションなんぞ取る気はないから世間話なんて一切するなよ」という文句いうなオーラをぎんぎんに出して目も口元も一切笑っていなかった。
去年、平日出勤時間の秋葉原駅で、ホームからエスカレーター、さらに駅構内まできちんと2列に並び黙々と電車に乗って行く人たちを見た時、こういった厳格な自分たちで作ったルールが、この過密都市を過飽和状態のままで維持しているんだと思い、感心するとともに空恐ろしさを感じたのだが、そういった遊びしろのない生活がギスギス感を生むのだろうか。

見ていると、買い物するときも何をするときも、他人と言葉を交わす時にスマイルを浮かべているのは店のほうだけで、客は笑っていないことのほうが多い。オーダーするときも微笑まない。
ファミレスに入って「いらっしゃいませこんにちは」という店員と目があったとき、オーダーするとき、支払うとき、全部ごくごく軽くだけれどスマイルする自分がもしかしたら馬鹿なのか?と不安になってしまう。
仲間内以外の人、自分の知らない人に微笑むのって損なのかなあ?