2010年12月31日金曜日

So Heavy Snow

昨日「今年も雪を見ずに年を越せるのはありがたい」と書いたのをどうも天気方面に見られていたらしく、
「ふーん、そういうこと言うんだ。そういうことなら」
と、どかーんと雪を降らせやがった。
こんな光景だったのが


今朝はこんな光景に
こういう日は外にはいっさい出たくないものだが、区の会館へ元日の「互礼会」の準備にいかなければならない。私のすんでいる区は江戸時代の武家屋敷であるせいか、元日には家長が正装して周りの家に挨拶して回る風習があった。10年ほどまえ会館が完成したときに、この挨拶回りの負担が大きいということで、それなら会館に集まって一度にまとめて挨拶することにしようと決めたようなのだ。
ということで、元日9時に集まって区長が挨拶し、日本酒を飲んで昆布・するめを肴に30分間だけ歓談するという、多分に形式的な風習で、ずいぶん形も変貌して古来の風習としての価値もあまりないようなのだけれど、まあなくすわけにもいかず続いている。
ともかくそういうわけで、防寒つなぎ服を着て長靴を履いて家を出た。
雪は降り続き、雪おこしが鳴り、道は真っ白。10cm近く積もっているようで、こんなに振るのは久しぶりだし、まして12月中にこんなに積もるのはおそらく10年ぶりくらいではないだろうか。
前に「長靴の下の「ぎゅむっ、ぎゅむっ」という雪の感触が懐かしくもある」と書いたけれど、まさにその感覚を体感しつつ歩いていると、区長さんが車で出るところだったので乗せてもらった。


雪はなおも降り続き、午後には30cmほどになった。もはや車種もよくわからない。
女房の親父さんが年末から近くの病院に入院しているのだが、その7階から外を見ると、もう風景がよくわからない。


あれこれバタバタしつつ大晦日は暮れていった。年越しそばを食べ、カチナノリさんにもらった栗焼酎を飲みつつ、なおもあれこれバタバタと処理して、10時過ぎ、ようやく落ち着いた。
なんだかバタバタの1年を象徴するような、そして雨男がもはや雪男になったかのような1年の締めくくりであった。

2010年12月30日木曜日

いずこも同じ?年末風景

今年もあと2日、30日は私や女房ががあれこれ掃除したり正月飾りを用意したりし、両親はかれこれ30年以上つかっている餅つき機で餅をつき、子供たちがぐーたらしたり時々ちょこっと手伝ったりという毎年の光景。

天気はまずまず。昨日から今日にかけて時々曇ったり冷たい雨がパラついたりはするものの、本格的な雨になったり、まして雪模様になったりしないのが幸いだ。今年も雪を見ずに年を越せるのはありがたい。
年末はとにかく大仕事が多いので、それなりのマシンが登場する。
風呂や洗面台、台所の掃除はスチーム洗浄機。掃除機の倍くらいの大きさのもので、これで拭くと湯あか水あかもカビも一網打尽なので楽である。ただ準備が大変だけどね。
玄関先は高圧ジェット洗浄機。まあポンプですね。これでじゅばーっとやると敷石の黒ずみや目地の黒ずみ、家の犬走りのコケあかなどが簡単にきれいになる。
これらを駆使して掃除をするのだが、やりだすとトコトンやりたくなってしまって時間が足りなくなる。書類の整理と同じだ。^^;

夜は再び書類整理。懐かしい記事や写真が出てくるとそのたび手が止まるのでいっこうに進まない。最後はとうとう自分の新潟大学時代の写真や学生証が出てきて、しばし懐かしさに浸っていた。
なんとか手を進め、紙ゴミ袋通算袋を数えたが、やっと机の上と棚が片付き、引き出しは半分片付いただけの段階。あと引き出し1/2と袋ファイルでいっぱいのカラーボックス1つ、さらに物置の棚にもどっさり入っている。
うーむ、かれこれ25年以上に及ぶ社会人生活の中でためてきたものだからなあ。

福岡の友遊士さんからイチゴをいただいたのだが、これはまたとびきり美味くて、家族取り合いになってしまった。^o^;
いろんな方からいただきものをしたり、なつかしい人たちを思い出したり、人と人とのつながりを最後にもう一度かみ締めた大晦日イブでありました。

2010年12月28日火曜日

分別・スキャン・捨てる

昨日の夕方からデスクまわりの大掃除に入った。本と書類の2つとの格闘である。

本はだいたい半月に一度は本屋で数冊買っていて、さらにコンビニでPC関連雑誌や週刊文春などを、さらにさらにツアーに出ると何かもうタガが外れたように本を買ってしまうので、こんなことをしていてオレの人生は大丈夫なのだろうかと思うほどの数になっている。
とりあえず新書・文庫を含む、雑誌以外の本を整理。私は読むときにブックカバーを外したり裏返したりするので、その整理だけでもけっこう時間を食う。
最近は「クラウド」「ノマド」「グーグル」「アンドロイド」「Evernote」などがマイブームなので、その方面の本がやたらとある。
こういう本は手が届く距離に置く。ちょっと気持ちを緩めたいときにマイブームのモノがあるのはいいものだ。
買うだけ勝手読んでない本も10冊近くあって、これを見ると少々気持ちが落ち込むのだが、「その気」になるのを待つことにして、とりあえずヒトカタマリにしておく。
読んでみて「ああ、こりゃあ1回読んだらもう十分だわ」と思う本は、かためておいてBookOff行きにする。これまではとりあえず本棚に入れておいたが、もう本棚が洒落にならない状態になっているので、どんどん捨てる(というか手放す)ことにした。

雑誌類はどんどんバラして、これはと思う記事などはスキャンしてEvernoteに保存、それ以外は躊躇なく捨てることにする。
書類も同じで、
①残しておく
②残しておくか捨てるか決めかねる
③捨てる
の3段階に分け、①と②はどんどんスキャンしてEvernoteに入れ、本体は捨てる。例外はボリュームのあるもの(たとえば文化財基本構想関係)のみ。③は躊躇なく捨てる。
A4サイズまでのものはScanSnapをフル稼働させ、それ以上のサイズはコピー複合機で、とにかくどんどんスキャンして、Evernoteに放り込んでいく。
3台のPCを動かして、それぞれにEvernoteを起動して整理していくのだが、こういうときにクラウドツールのよさを実感する。

今年は何かふっきれたというかヤケクソになっているというか我を見失っているというか、
「えー、ほとんど全部捨ててるやんか。ホンマに大丈夫かいな」
と不安に小鳩のような小さな胸を震わせるワタシがいるのだけれど、なにかイキオイがついてしまって止まらなくなっている自分もいて、結局大部分の書類は紙ゴミと化してしまった。ちなみにこの写真はまだ途中段階であるが、なんだかずーっとシュレッダーの音を聞いていたような気もする。
昨日は息子と娘が帰ってきたので一家で夕飯を食べに出たのだが、帰ってきてからすぐ、間にskype模擬面接を挟みつつ、夜中の3時前までずっと整理をしていた。やりだすと文字どおり寝食を忘れてしまうのは50歳になっても直らないところだ。

・・・・と、ここまでが昨夜の話。結局就寝は4時ちかく、今朝は10時前まで寝てしまった。
ブランチ食べて再開。紙ゴミの大袋がさらに2つ増えた。
机の上の書類はとっくに片付き、さらに本棚(というかカラーボックスを横向きにおいただけの棚)に並ぶ各種書類もがしがしと分別しスキャンし捨てる。
とにかくどっさりスキャンしてEvernoteに放り込んだ。Evernoteは総量に対する規制はいっさいなく、月間あたりアップロード量に制限があるだけで、それも優良プランで1GB強までアップできるようにしてあるから、もう余裕も余裕なのだ。
こうなると「何でもかんでもアップしてやろう」という気になってくるのは自明の理で、会議の案内だろうがレジュメだろうがパンフレットだろうがもう何でもかんでもスキャンしてアップロードするようになってくる。
ホチキス外し器・裁断機・スキャナ(ScanSnap、コピー複合機)などのツールを駆使して雑誌や書類をバラし、スキャンしてEvernoteに放り込んだあとは、紙と電子データ(スキャン画像PDF)がダブっているといけないので、紙のほうを捨てるという流れだ。


やがて棚の書類も激減し、さらに机の引き出しにぎっしり並んで入っている封筒に手をつけた。これはいわゆる「袋ファイル」。もう20年以上前、山根一眞氏の「スーパー書斎の仕事術」を読んで感動して導入し、さらに後年「超整理術」を読んで時系列整理に変更したものだ。(時系列整理は失敗だった。仕事の入ってくるスピードなどもよく考えて導入しないと、前にファイルを作ったことを忘れて同じファイルを2度作るという事態に陥り、結局整理ができなくなってしまった)
まあとにかく分別・スキャン・捨てるの繰り返し、シュレッダーも1日うぃんうぃん動いていた。
途中に少し出かけたり、夜はskype面接が入ったりしたけれど、在宅時間はほとんど整理に費やしたにもかかわらず、棚がようやく終わって引き出しに取り掛かった程度。
眠いのでもう今日は寝る。明日またがんばろう。

付記。沖縄からいただきもの2つ。
ゆめたくさん、沖縄そばありがとうございました。早速一家で舌鼓を打ちました。自作のスープ、美味しかったよ。
じのんさん、泡盛古酒ありがとうございました。年末年始のお酒の楽しみができました。大事にちびちび飲みます。(たぶん「ちびちび」は無理^o^;)

人間50年

何が恐ろしいといって、今日でとうとう50歳になってしまった。50歳ですよ50歳。
私は1960年生まれなので、子どものころ「21世紀に40歳になるんだ」と思っていたのだが、想像が及ぶのはだいたいその辺までで50歳などという年齢は想像外の世界だった。

実際に50歳になってみると、体は確かに衰えた。特に仕事で山に登ったりするとよくわかる。山に登るといっても地表踏査なので道があるところではなく、斜面とか沢筋なんかを登っていくのだが、体は持ち上げられないわ足場は崩れるわバランスを崩すと持ちこたえられなくてマンガみたいにコケるわ、もう散々である。
老眼が徐々に進んでいるし、固有名詞もどんどん抜けていっている。老化が現実のものとして訪れているのは確かだ。
いっぽうで、「何かやろう」みたいな気持ちや踏み出すふんぎりみたいなものは、気の持ちよう次第だということがよくわかる。

人間50年。明日死ぬかもしれないという気持ちで悔いのないように、そして永遠に死なないような気持ちで前向きに、何事も躊躇せずにどんどん行動しよう。ただし体がついていく範囲で。^^;

2010年12月27日月曜日

だって晴れ男だもん

今日も朝からいい天気。放射冷却で気温はぐっと下がり霜が降りている。
多田ヶ岳の雪は少し減ったように思う。ずっといい天気だけれど寒いからあまり融けないのだろう。寒々とした、しかし凛とした朝の空気が気持ちいい。
こんなにいい天気なのに、Yahoo天気予報をみると雪だの雨だの書いてある。
「その時間の実際の天気です」って雪なんて降ってないし。
日中の天気だって「湿雪」とか「弱雨」って書いてあるし、新聞でも雪や雨の予報だったけれど、
実際の天気はこれだよ?青空高く抜け上がり日差しが降り注いでいる。これのどこが雨やねん雪やねん!と言いたくなるのだが、まったく毎年この時期になると天気予報はおそろしく当てにならない。誰が予報しているのは知らないが、ここまで思いっきり外して(それも毎日)、いったい何を考えているのだろう。

さて、今日から「二次試験合格法 出願・筆記試験編」の2011年度版にとりかかった。
新年度はネット出願がなくなる以外は試験システムの変化はないけれど、本の内容はちょっと見直しをしようと思っている。
・・・・のだが、なかなか進まない。遅筆である。毎年こうで、結局出版が遅くなって申し訳ないと思うことの繰り返しだ。
年末年始でできるだけ進めたい。がんばんべえ!

2010年12月26日日曜日

どーんがどーんがどんがらがった

今日も朝から晴れ上がり、実にいい天気。風は冷たいが、陽光さんさんと降り注ぎ、空にも高い雲がちらほら見える程度。
我が家の裏にある駐車場の隅っこでは、猫がぽかぽか日差しをあびて日向ぼっこしていた。
午前中窓拭きその他外回りの掃除をして、午後はいろいろと用事を済ませに外回り。こういうよく晴れた日ははかどるものだ。

ちょっと前からクニマスが発見されてニュースになっている。この中に「うーむ」と考えさせられることが2つあった。

1つ目。
1940年代に田沢湖でクニマスが絶滅するとき、学者は酸性排水を放流することでクニマスは絶滅すると予測し、すでにクニマスが固有種であることも明らかになっていたのだが、それらは何らクニマス絶滅を防ごうという動機付けにはならなかったということ。
今の感覚からみたら「なんじゃそりゃ」的な野蛮な行為というイメージを抱いてしまうが、それくらい「モラル」も「常識」も変化するものだということなのだろう。
私が子供のころはゴミの分別なんてしていなかったと思うし。もう15年近く前だが、家族でグアムに行ったとき、ツアーでビーチに行って、昼食のあと「ここはアメリカだから燃えるゴミも燃えないゴミも一緒でいい」といわれ、残飯も紙もビンもカンも一緒に捨てるとき、みんな気後れしていたのを思い出すが、それを「野蛮」で片付けてしまうのはあまりに単純すぎるだろう。
モラルも常識も時代とともに、また地域によって異なる。
今の自分の、あるいは自分の社会の「モラル」「常識」が絶対的に正しいなどと思っていたらいかんぞということですね。

2つ目。
クニマスは山梨県の西湖で生息していることが確認されたわけだが、西湖も御多分に漏れずバスだらけだそうだ。クニマスは生息域や産卵域がバスと違うので生きてこられたとも聞く。
そんな西湖でニュースを聞いて「クニマス釣りたい」と張り切ってやってきた釣り人がいて、旅館にも少なからず問い合わせがあったらしい。(ノ_-;)ハア・・・・今度はこっちで絶滅の危機か?

がんばれクニマス。

2010年12月25日土曜日

冬が来た・・・・のか?

今日は土曜日だが、年末振り替え出勤。
会社に向かって車を走らせていると、霊峰・多田ヶ岳は雪をかぶっていた。見ると雪を乗せた車もちらほら。私の家は海岸に近いため雪が降りにくいのだが、昨夜のうちに雪が降ったようだ。
雪みち情報ネットふくい」で県内の道路カメラが見られるのでひととおり眺めてみた。

小浜市。福井県内ではずっと西にあること、若狭湾が南にぐっと入り込んでいることなどから雪が降りにくい。というか真冬には等圧線が立って西よりの風になるため、丹後半島が風除けみたいになって雪雲が入り込みにくいのだろうか、あまり雪が降らない。むしろ3月近くなってからどさっと振ったりするのだ。

敦賀市。若狭湾の東の端、福井県の真ん中あたり。市街地だが、雪が積もっている。カメラに水滴がついているから、雪が降っているのかもしれない。

福井市。ここまで来ると完全に北陸。市街地でもしっかり積雪。雨か雪が降っているもよう。

大野市。福井県の東の端で、一番山奥にあたる。路面にも雪が見え、カメラにも落ちていく雪が映っている。今も雪が降っているようだ。

そして福井県と岐阜県の県境近く。もう真っ白です。わだちも白いところを見ると、まさに降雪真っ最中という感じだ。

ネットで雲の様子をみると、小浜のあたりだけすぽっと雪雲がない、去年と同じパターン。去年も福井市あたりは「数年来の大雪」なんて言ってたのに小浜は「かつてないほどの雪の無い冬」だったのである。

Yahoo!天気情報では今日は朝からずーっと雪のはず。でも、「みんなで実況」は全員「晴れ」。^^;

で、実際の光景。ちらりとも雪は降らずいい天気。うーん、今年も雪なしか?
毎年悩むのが冬用タイヤに取り替えるかどうか。「スタッドレスでよかった」なんて思う日は年に5日もないから、あとはタイヤ減らしの毎日だ。
それならいっそタイヤ交換はせずに、雪が降ったら会社を休んでしまおう・・・・というのは冗談だが、そういう日はタクシー通勤したとしてもトータルではタイヤを買うよりずっと安いのだ。
だけど、実際に「明日からずーっと一週間雪ですけんね」という天気予報を突きつけられると、「うーむ、万一のことがあっては」と思ってしまい、結局タイヤ交換するのである。本当に雪になってから、寒い夜や早朝に悪天候の中でタイヤ交換するのは辛いのだ。
この年になるともう雪が降っても嬉しくもなんともないけれど、長靴の下の「ぎゅむっ、ぎゅむっ」という雪の感触が懐かしくもある。

夕方6時から今年最後の木曜会。今年も楽しく参加させてもらいました。
ここでの「人とのつながり」はいろんな活動につながっている。
以前にラガーマンさんからもらった「くさや」を持参。ラガーマンさんに「屋内では空けないほうがいい」と言われ、それを女房に話したところ、我が家での開封を厳禁されていたのだ。
おかげさまで大いに盛り上がりました。^o^;
なお、沖縄で購入した泡盛、ゆめたくさんにもらった島らっきょうも持参。島らっきょう、大いにウケてました。ゆめたくさん、ありがとね。

2010年12月24日金曜日

Xpの終わり

10月のことだけれど、WindowsXpが販売終了となった。ヤフオクあたりではまだ手に入るとは思うが、とにかく強引に「もうXpは終わり!買えないの!だから7」を買うの!」と「決められて」しまったのだ。
まあ、7は悪くはない。動きがふわんとしているのはあまり好きではないけれど、それなりに優れた機能はいっぱいある。
でもそれって「ないと困る」ものだろうか。Windows3.1からXpまでの間、「Me」を除いてずっと「右肩上がり」だったけれど、Xpから7へ(ビスタは論外なので除く)は本当に「右肩上がり」といえるのだろうか。

私は今、レッツノートではXp、LooxUと自宅のデスクトップでは7を使っているが、Xpで困ることはない。(逆はある。これまで使っていたアプリケーションのうち、7では使えないものがいっぱいある)
なお、Officeはもっとはっきりと2003以降のものが必要だとは思わないので、Office2010を消して2003を入れて使っている。

まだぜんぜん問題なく使えるのに、何ら不満もないのに、「もうそれは終わり!これからはこっち!」と強引に「決められてしまう」のは気分がよくない。地デジと同じですね。
そしてそこにあるニオイは「儲け」のニオイ。
世の中に役立つものを作って使ってもらって儲けるという、商売の原則に立った儲けではなく、自分が儲けるためには世の中に迷惑をかけても平気という儲けだ。
そういうことをするような企業風土だからマイクロソフトは凋落傾向になっているんじゃないかなあ。「何を求められているか」を一生懸命考えなくなっちゃうから。

まあともかく、車にせよ何にせよ、たいていのものは「新しいほうがいい」人と「自分は何の不満もないからこのままでいい」人に分かれるし、その「選択の自由」は当然の権利のように許されることなんだけど、テレビだけは使えなくなってしまうあたりが、何か人の権利をひったくってついでに金をふんだくられているようで面白くないわけですね。
Windowsもそんなニオイがしているわけで、やっぱり面白くないのである。
で、私としてはOfficeを2010から2003に入れ替えるときに、ちょっぴり「ざまあみやがれ。けっ」と思ったりするのである。^^;

2010年12月23日木曜日

skypeが使えないのだ

ツアーも終わり、skype面接を続けている。昨年もそうだったが、たとえディスプレイ越しであってもFace to Face効果はやはり絶大だなあと思う。

今日はskypeに大規模な障害が発生しているとのことで、ぜんぜんコンタクトできない状態だった。最初から相手がオフライン表示されているし、発信ができない(発信ボタンがアクティブになっていない)状態で、2人の受講生とは携帯電話で連絡をとり、別日程に延期した。なんか年末の時間がどんどん潰れていくけれど。^^;
ぽっかり予定が空いたので、風呂でゆっくり本を読んで早めに寝よう。

ところで、今日はボランティアセンターの大掃除&引越し。
どこへ行くかというと、小浜市の中央公民館へ行く。しかしそこには我々の入る部屋はまだなく、3月までかけて空き部屋を改装するのだという。よって3ヶ月ほど宿無しである。
こういった経過や引越し先が狭くなることをとらまえて「戦う」といった議員さんがいた。気持ちはありがたいんだけど、市の施設を無料で貸してもらうことが当たり前みたいな感覚は持ちたくないので、丁重に連携はお断りした。「この町のためにアイツらは必要だ」と言われるようになるまではがんばらないと。

2010年12月22日水曜日

伏龍さんのこと

私には自分で勝手に「友人」だと思っている人がいっぱいいて、年もかなり離れている人も多いのだけれど、そんな中に伏龍(がりょう)さんがいる。熊本にいたんだけれど、このたび福岡に移られた。
彼はブログを持っているのだが、あまり更新しない。というか溜めておいてまとめてアップ・公開しているようなところがある。
私は彼のブログを実はほとんど毎日見に行っているのだけれど、ほとんど書き込みはしない。(彼のブログに限らず、他人のブログにコメントすることはかなり少ないと思う)
一度だけ(でもないかもしれないが)、本当に「言わずにいられない」気持ちになって一言だけがんばれと書いたことがあったと思うが、まあ全体にはかなり薄情なことをしている。私は電話でもメールでもコメントでも、当の本人を前にするとなんと言っていいかわからなくなって、ついつい薄情な物言いになってしまうことがある(というか、とどのつまりは恥ずかしくなってしまうのですね^^;)のだけれど、まあ許していただきたい。

「技術士受験を応援するページ」を始め、さらにSUKIYAKI塾の活動を始めてから、本当にいろんな人と知り合いになれた。
本当にみんなそれぞれにがんばっているなあと思うし、それが私の励みにもなっている。
だから伏龍さんのように新しい一歩を踏み出した人がいると、気になって仕方がない。がんばってるんだろうなあと思いつつ、ブログをちょこちょこ見に行ってしまう。
がんばれ、伏龍さん。

2010年12月21日火曜日

そして帰宅。

●東京駅にて
新幹線改札の中の待合室にいる。
ここにはCHEZLA GAREというカフェと電源付きのカウンターがあって、コーヒーを飲みながらPCをやるのにちょうどいいのだ。
アメ横で買ったクラッチバッグに、むき出しのレッツノートと関連小物類、文庫本2冊だけを入れた超軽装でこれから5時間近くかけて小浜へ帰る。

ツアーが終わり、自分の口頭試験も終わって気が抜けているのだろう、昨日の午前中はちょっと体がだるっぽくてカゼか?と思ったし、夜はちょっと歯が痛くなりかけていた。もう少しの間だけ気を張っていないといけない。

今年は一週間をこえるツアーを何度もした。いろんんなところに行けていろんなものを見て、いろんなものを食べられた。そしてそれ以上に嬉しかったのはいろんな人と出会え、また親交を深められたことだ。「終わってからの飲み会」が楽しみでセミナーの最後はいつも少し心が浮き立っていた。いい年をして困ったものだが、楽しいのだからしかたがない。

●新幹線にて
東京を発ってから、車中ずっと秋葉原のブックオフで買った文庫本を読んでいた。こういう気の抜けたときはビジネス本やIT本はもちろん小説も荷が重いので、人畜無害なエッセイに限る。
ということで椎名誠のエッセイをぼんやり読みながら時間を過ごしていると、となりの席の人が弁当を広げ始めた。そのニオイにふと我に帰って窓の外を眺めたら、松林の中に家が点在する風景。とっさに「あ、浜松だ」と思った。本当に浜松で、すぐに新幹線は浜名湖を通過した。
なんで浜松だってわかったんだ?「松林」→「浜松」という安易な文字の結びつきか?隣人が弁当を食い始めたから時間的にそのあたりと思ったのか?いや、そういうロジックみたいなものじゃなくて、もっと深い直感的なところから「浜松だ」と思ったぞ。
・・・・などと愚にもつかぬ思考ゲームみたいなことをぼんやり考えていると、正午を過ぎていよいよいろんな食べ物のにおいが満ちてきた。うーむ、俺も腹減ったなあ。

●敦賀にて
14:20すぎに敦賀駅に到着。小浜行きの電車までは1時間近くある。とりあえず空腹なので外へ。
空はやはり灰色だ。まだ鉛色にまではなっていないが、週末あたりからは雪景色らしい。
見渡すと遠くの山は雪を乗せている。まああと10日で今年も終わるのだからしかたないけど。
おお、そういえば私の誕生日は来週の今日だ。40代もあと一週間しかないのだ!
今日はバイア○ラさんの誕生日でもあり、彼は3年遅れで私の後をついてきている。(なんかいま、バイアさんが夜中にひたひたと距離を保ちつつ後をついてきている図を思い浮かべて少しぞっとした。^o^;)
まあともかく、こういう寒々とした光景を見るともうラーメンしかない!という気になるもので、駅前通の「北海道ナントカ賞受賞の味噌を使用」というラーメン屋で味噌ラーメンとギョーザを食べて駅へ戻ると、小浜行きの電車が待機している。発車までまだ30分近くあるんだけど。^^;
ガラガラの車内で4人がけの椅子に足を投げ出し、その上にレッツノートを乗せてこれを書いている。毎度の光景だが、ああ帰ってきたなあと思うときでもある。
東京から帰ってくると、電車が新幹線→特急→鈍行ワンマン電車と変わる。かつてはこれが新幹線→特急→ディーゼル列車だった。乗客が着ているものも背広→ジーンズ→作業着と変化したし、履いているものも革靴→スニーカー→長靴、吸っているタバコもパーラメント→セブンスター→エコー(もしくはしんせい、あるいはわかば。いずれもプラスチックケース入り)と変化した。若干誇張されていはいるが、かつては本当にそんなイメージだったのだ。
やがて「ひゅいーん」という、確かにこれはディーゼル車ではなく電車だという音をたてて、電車は敦賀駅を出た。

●自宅にて
とりあえずツアーの領収書やらを整理しつつ、今年もいっぱい行ったツアーのことを思い出していた。あちこち行ったよなあ。なんというか糸の切れた凧みたいだった。
糸の切れた凧といえば、NPOのことも何に気兼ねすることもなく思い切りやった。1月に思いついてスピード実現したエゾシカvsニホンジカのことにしても、歴史文化へのかかわりも、まちづくりへのかかわりも、本当に自由なフットワークだった。
APEC-semiやSUKIYAKI塾、NPOなど、間に「組織」が関与しない活動は、リスクも全部抱え込むけれど、基本的に気兼ねするもののない、実にフリーランス的なものだった。
そういった「自由」の魅力ももちろんあるのだが、何よりも間に何も挟んでいないと、エンドユーザー(受験生とか市民とか)に直に関われるという感覚があって実にいい。そんな中で「人と人とのつながり」も生まれてきているんだしね。
これから寄る年波との戦いになるから、無理はきかなくなってくるだろうと思うけれど、明日死ぬかもしれないと思って心残りのないように、いつまでも生きるつもりで夢を語るようにしたいなあと思う。

2010年12月20日月曜日

最後のショーユ汁

自分の口頭試験が終わり、今回の滞在では唯一の酒宴を楽しみ、さらに東京滞在も今日を残すのみとなるとさすがに気が抜けてしまうようで、起きたらもう9時を過ぎていた。
今日は夕方からの模擬面接があるだけなので、昼間はゆっくり過ごすことにしてぶらぶらと歩いて神田駅北口のルノアールへ。最近とにかくルノアールなのだが、ここは私に合っているようだ。
モーニングのサンドイッチを食べながらミルクティーを飲んでのんびり読書。
月曜日の朝のこととて客は少ないが、見渡してみると背広ネクタイばかり。新聞を読んだりPCを広げたりゲームをしたり。フリーランスもいるだろうし、重役さんもいるだろうし、朝一番からサボっている営業マンもいるのだろうな。小浜の喫茶店の客層との違いが鮮明で面白い。

山手線に乗って池袋へ。大きな家電量販店を少しのぞいて街を少しぶらぶら。別に何かを買いたかったわけではなく、なんとなくぶらついてみたかったのだが、こういう街より神田の西口商店街なんかのほうが性に合っているようだ。
再び山手線に乗って上野へ。アメ横に行ってセンベイをどさっと購入して発送してもらった。今回のオミヤゲ用だ。
電車で秋葉原まで戻り、今日は電気街には行かず駅の横にあるブックオフで文庫本を5冊ほど買って、ぶらぶら歩いて宿に戻った。
非常に無目的で非生産的な1日だったけれど、気分はかなりリラックスできた。

5時前に神田駅へ。近くの「富士そば」でカツ丼を食べた。ソバやウドンとのセットもあるが、東京のメン類で食べられるのはラーメンだけなのである。ソバもウドンも「ショーユ汁」(醤油をお湯で薄めたようなショーユ辛い汁)に浸かっているのでとても食べられない。
カツ丼だけならショーユ汁を飲まずにすむだろうと思っていたら、丼に香の物とお吸い物がついていて、このお吸い物がコゲ茶色。よもやと思って少し飲んでみると、まさにショーユ汁であった。その中にワカメが2切れほどとネギが浮かんでいる。とても飲めないのでスルー。

6時から最後の模擬面接。(といってもskype模擬面接はまだ15回ほどあるのだが)
宿に帰って部屋を見渡し、持って帰る荷物と宅急便で送ってしまう荷物について少し考えて、レッツノートと電源やWiFiルーター、マウスなどの小物、それに帰路に読む本以外は全部送ってしまうことにした。
ダンボールに詰め込んだのは、カバン3つ(持ってきたものやアメ横で買ったもの)、ウェストポーチ、スーツバッグに入れた背広、洗濯物、そして10冊近い本。いやあもうダンボールギッチギチです。^o^;

11月18日から始まったツアー。(北から)北海道、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、松山、高知、沖縄。数多くの仲間と美味い酒を酌み交わしたし、美味いものをいっぱい食った。(それが目的かい!^o^;)
それが何より嬉しい。あ、酒とか食い物じゃなくて、人と人とのつながりが、ですよ。
皆さん、本当にありがとうございました。また来年も行きますからね!

2010年12月19日日曜日

6回目にしてなお

昨夜、「早めに寝る」と言いながら、結局日をまたいでしまった。
恥ずかしながら、口頭試験6回目でありながら、やはり緊張するのか寝付けない。
誰だって完璧な試験準備なんてあろうはずもなく、弱点など山のように持っている。
だから口頭試験前夜は当然
「こんなこと聞かれたらどうしよう」
「あ、あれはまだ頭に入ってない」
というような不安にさいなまれるのである。
「APECさんなら口頭試験なんてちょちょいのちょいでしょ」
みたいに言われることもあるが、そんなことあろうはずもない。確かにノウハウはそれこそ「売るほど」ある。その点では圧倒的に優位だともいえる。しかし私のような立場の人間が口頭試験で不合格になったとなれば、これはかなりキツイ。これはプレッシャーですよ。
まあ、だからといって前夜寝付けないというのは調整ができていない、セルフコントロールができていないということでもあるから、やはり「恥ずかしながら」なんだけどね。

7時30分よりも前に宿を出る。日曜日の朝、通りは本当にがらんとしている。
山手線で渋谷へ。寒いのでハチ公口には出ずマークシティをずっと歩いてフォーラム8より少し上のほうに出て、通りの向かいのガストで朝食。店の中には受験生らしき日曜日に似合わない背広姿の緊張顔がちらほら。
8:40ごろ受付、8:50ごろ試験室の前へ。11階の1106号。3つの部屋が前後右から小さなホールをむいて配置されているため、ドアの前の椅子も向かいと右にあって、いずれも30代らしき緊張した受験生。9時まで数分となって彼らは順次呼ばれて中へ。9時ジャスト、私にも声がかかる。

- 内容省略 -

口頭試験は37分で終了。8階の喫茶スペースに行くとクローズ。仕方がないので口頭試験の内容を忘れないように反復しつつ渋谷駅へ。神田までの山手線車中でLooxUを取り出しエバーノートに入力。ふう、これで終わりだ。
神田駅から宿に戻る途中で雑誌を買い、読みながら朝風呂(もうほとんど昼風呂)。いい気持ちだ。

12時前に再び宿を出て、昼食を食べ、セミナー会場とは別のルノアールに入ってゆっくり本を読む。
「知床に生きる」は昨日のうちに読了しており、今回携えてきた本は椎名誠のエッセイ文庫本のみとなった。これももう半分以上読んでいるので、早めに買い足さねば。

模擬面接終了後、セミナー会場の近所でみんなで飲み会。
なんか幾度となく似たような写真を掲載しているようにも思うけれど、それはこういうひとときが本当に楽しく気持ちよいからです。
いろんな人と一緒にわあわあやることの楽しさを満喫して、今年最後の「SUKIYAKI塾飲み会」を終え、いい気分で宿に戻り、早速アヤシゲな男に変身して、最後の洗濯をする私なのでありました。^o^

2010年12月18日土曜日

今日ぐらい真面目に

今日は午後2時から模擬面接。
自分自身の口頭試験が明日に迫ってきたため、さすがに経歴や体験論文の内容はおさらいしておこうと柄にもなく殊勝な心がけで、模擬面接準備もかねて神田駅周辺の喫茶店を渡り歩いてノマドワーク。

こういうときはモバイラーズオアシスが役に立つ。電源がある店を探してくれるのだ。スマホのGPSと連動しているので、自分のいるまわりの店を選んでくれる。
選んでくれたのはネットカフェや居酒屋を除けばルノアールばかり。神田駅の周りに3店あるのだ。
少々不本意ながら「ルノアール巡り」。WiFiルーターを持っているので無線LANの有無はあまり気にしなくてもいいのが幸いだ。

1軒目でメールチェックや模擬面接準備など、2軒目で自分の経歴や体験論文などのおさらいをして、3軒目はセミナー会場でもある神田南口前店へ。1時間以上前についてしまった。
一応少しPCをいじくるが、少々飽きてしまったので読書タイムに突入。昨日の続きで「知床に生きる」をゆったり読み進む。

2時から模擬面接。
今日が口頭試験本番だというsonnyさんが来てくれた。終わった後ならともかく、試験前に来てくれるなんて。自分の試験の1時間ちょっと前に出て行かれたけど、大丈夫だったんだろうか。ちょっと心配しつつ模擬面接続行、6時終了。
まっすぐ宿に帰って、経歴や体験論文の内容おさらいをしつつコンビニ弁当の夕食を食べ、風呂に入って、早めに寝ることにした。
だから今日は下品ネタなし。^o^;

2010年12月17日金曜日

糸の切れた

今日の模擬面接は夜の部だけなので、昼間はゆっくり過ごすことにする。
ゆっくり起きて歩いて秋葉原へ。これといったものは見当たらず、電車で御徒町へ。
アメ横をのんびり上野のほうに歩いてカバンを物色。今回は大阪で先週買った新しいカバンを持ってきているのだが、容量が多いだけに重くて、やはり少々使いづらいのだ。
何軒か回るがなかなかしっくり来るものに出会えず、とりあえず閉店セールの投売りで皮製のカバンを2つ(クラッチバッグとセカンドバッグ)買った。ツアーに持って出るようなものではないが、ちょっとこれまでと毛色の違うカバンもいいかなと思ったのだ。
腹が減ったのでケバブの店でケバブサンドを食べた。この店、確か去年ゆめたくさんと来たような・・・・
寒いのでちょっと一休みしたいなと思ったらルノアールがある。入ろうと思ったらここは裏口なので入れない、表のほうに回れと書いてある。
通りを歩いて回り込むのも面倒だなと思ってまわりを見るとヨドバシカメラがあって、中を通り抜けられるようだ。
通り抜けするつもりで入ってみるとスマートフォンコーナーがあって、Xperia用のジャケットを売っている。喜んで手に取った。
さらに見渡すと、その横にGalaxyTab用のジャケットも売っている。これはスタンドにもなるもので、迷わず購入。aPadがGalaxyTabとほぼ同じ大きさなので、このジャケットにちょうどいいのだ。
宿に戻ってから装着してみると、少しだけ厚みがあるので少々窮屈だがなんとか入った。これで楽になる。

満足してルノアールに入り、電源のある席に座ってホットゆずティー(こればっか)を飲みつつメールチェックと昨日依頼のあった環境省関連のアンケートを書いて送信。
ほっと一息入れてしばし読書タイム。
今回のツアーには何冊か文庫本や新書を持ってきたのだが、その中の「知床に生きる」(立松和平、新潮社)を読み始めた。著者は今年亡くなった方だ。
最近IT絡みの本ばかりで少々くたびれていたので、ちょっとぜんぜん毛色の違う、しかし行ったことがあって愛着もある土地のことを書いた本を選んでみたのだが、なかなかに面白くてついつい読みふけってしまった。
切りがいいところでコーヒーを追加注文して飲んでいたら、無性に風呂に入りたくなってきた。ずっと肌寒い中を歩いたせいかもしれない。
外へ出ると、東国の冬は夕暮れはやく、店には早くも明かりが灯る。
御茶ノ水のほうにスパがあるようだが、そこまでゆっくり行っている時間はちょっとないので神田の宿に戻ってユニットバスで昼風呂。たっぷり温まって模擬面接会場へ。
18時から22時まで模擬面接、すぐに宿に帰ってコンビニおでんを肴に缶チューハイをぐびぐび。
週刊文春を読みつつ風呂に入ってさらに缶のウィスキー。
いやあ、今日はつかの間の「一人暮らしの気楽さ」を満喫しました。

ちょっと飲み足りないのと、ミネラルウォーターも切れたので、10階にある部屋から1階の自販機に買いに行った。
エレベーターに乗って鏡を見ると、黒いコートを首までぴっちりと着込み、黒ズボンに黒革靴の、何ともタダナラヌ風体のヒゲ面の男が映っている。しかしてそのコートの下は・・・・
そのシチュエーションがおかしくて、ニヤニヤしつつ1階でエレベーターを降りかけたら、若い女性とはちあわせしそうになった。・・・・心臓が止まるかと思った。
2日続けて下品なオチで申し訳ない。

2010年12月16日木曜日

初日から波乱

10:30ののぞみで東京へ。今日から20日まで神田に腰をすえて模擬面接の毎日である。
12時過ぎに東京に到着。とりあえず神田のフレックステイ(ウィークリーマンション)に行ったらもう部屋に入れるというのでチェックインして荷を解き、神田駅南口前のルノアールへ。
3人の模擬面接を終え、腹が減ったので(昼飯抜きだった)近くの鰻屋でうな丼。実は私は鰻・鱧といったヘビ状魚類には目がないのだ。高知で食ったウツボも絶品だったし。
精をつけたところでさらに6時から面接4人。これがまた化学・環境・情報・農業とバリエーション豊か。農業部門植物保護科目のピートさんの模擬面接では急遽北海道・美幌よりぼうずさんのskype参戦をいただき、泣く子も黙るskype模擬面接。しかしLooxUの調子が悪く、さらに急遽レッツノートをskype接続。ところが内臓マイクがないので、受講生であるkujiraさんのヘッドホンを強奪してマイク端子につないで無理やりskype強行するというヤクザな作戦を敢行、レッツノートをはさんでヘッドホンのRとLを私とピートさんが持ってラジオのDJよろしく会話するという、もうはちゃめちゃな模擬面接。
kujiraさん、ごめんなさい。ヘッドホン消毒してくださいね。^o^;
さらに模擬面接後には2年ぶりながらもはや顔見知りに近いzoumamaさんから美味なるラスクを頂戴し、寒空の中、心温かく宿に戻った私なのでした。いやあ、初日から波乱だったなあ。

宿に帰ると、そこは意味のないダブルベッドに部屋着が2着ある部屋。そんなことはどうでもいいので、とりあえず洗濯。またもやコートの下は・・・・の状態になり、果てしなくアヤシゲな親父はコインランドリーに向かい、洗濯槽に何も入っていないことを確認して洗濯し、乾燥機に何も入っていないことを確認して乾燥したのでした。2度あったらシャレにならんからね。^o^;

2010年12月15日水曜日

いつもと違うツアー

午前中バタバタと用事をすませて正午前の電車で今年最後のツアーに出発。
これまでのツアーとちょっと変わった点が3つ。

一つ目、カバンが変わった。3日前に大阪で買ったカバンだ。大きさはこれまでのカバンと変わらないが、前ポケットが増えて、容量アップした。おかげでぎゅうぎゅう詰めじゃなくなったので嬉しい。ちょっと「かさばり感」は出たけどね。

二つ目、ズボンと靴と靴下が変わった。これまではオード色(キャメルって言え!)の靴で、ズボンや靴下もそっち系の色だった。だからちょっとカジュアルっぽかったのだ。
この靴はすごく軽いので気に入っていたのだが、今回はなにせ口頭試験受験も兼ねているので、やはり背広に黒靴だろう。
背広は先にホテルに送ったからいいのだが、靴は2足も履き替えるのは面倒くさいので履いていくことにした。
かくて今回はCAPICで買った黒靴を履いていくことにした。これもモノがいいので気に入っているのだが、手入れをしないからドタ靴っぽくなってきた。口頭試験の前に一度磨いてもらおうかな。
まあともかく黒靴にしたので、ズボンも靴下もカーキ色というわけにはいかなくて、ぐっと落ち着いた(人間はぜんぜん落ち着いていないのだが^^;)服装になった。

三つ目、アヤシゲなaPadを携行。16,000円とはいえせっかく買ったんだから使ってみたいよね。
模擬面接での書類ビュアーに使ってみようと思っている。昨夜のskype面接ではきちんと使えた。ちょっと放っておくと画面オフになるのが面倒だが、LooxUに比べると字は読みやすい。

1日目は名古屋。敦賀駅まで小浜線、そこから特急「しらさぎ」で名古屋まで直行だ。
小浜駅ではホームに立って雲の切れ間から差し込む陽光のぽかぽか感を楽しんでいたのだが、敦賀駅に着くと灰色の雲が重く垂れ込め、冷たい雨が降る冬の景色になっていた。
滋賀県に入って少しすると窓をぬらす雨がやみ、さらに進むと車窓から陽光が降り注いできた。ああ、冬になったんだなあと思う。これから裏日本は長い長い冬の季節に入るのだ。
おっと、「裏日本」という言葉を使うとまた怒る人が出てくると困るから書いておくが、ひんやりと湿った「裏手」の雰囲気が冬の日本海側にぴったりだと思うので「裏日本」という言葉を積極的に使っている。そういう気候風土の中で育まれたいろんな文化をもっと誇っていいのではないだろうか。「裏日本文化」なんて言葉、いい感じだと思うけどなあ。
3時前に名古屋駅に到着。やっぱりいい天気。
駅からゆっくり歩いて「ドーミーイン」にチェックイン。早速大浴場へ。平日の3時台のこととて誰もおらず、貸しきり状態で4時までゆったり入浴。これがツアーの楽しみだ。夜は10時まで次々と模擬面接のハードな時間だけど、昼はゆっくり過ごせる。

18時から模擬面接。aPad、ちゃんと作動。よしよし、これでいけるぞ。
終了後、sunriseさん、クレヨンしんのすけさん、ともともさん、とんぼさんと5人で「世界の山ちゃん」へ。
これしかないんかい!という気もするけれど、今回のツアー同様、今日の山ちゃんは一味違っていた。
看板が茶色なのである。よく見ると「本店」とある。それに「山ちゃん」じゃなく「やまちゃん」だし。
入ってみると、これまで入ったことのある山ちゃんとは一線を画し、ごちゃっとした居酒屋風。うーむ、ここが原点か?
終電ギリギリまで飲み語らい、来年に向けての夢も膨らませてお開き。
今、ホテルに戻り、あと10分弱で明日になるところである。これからもう一度大浴場に行き、読書しつつ眠るという極楽タイム突入予定だ。

2010年12月14日火曜日

最後のツアー前夜

小浜消防署で「消防職員意見発表会」というのがあって、外部審査員としてお邪魔してきた。
去年も今頃の時期に審査員を務めたのだが、まさに口頭試験模擬面接をやっている最中にプレゼンを審査するだけに、大変勉強になる。
やっぱりいろんなものに首を突っ込むというのは大事なことだなあと再認識。

午後はボランティアセンターへ。センターの移転先の下見や引越しの計画、次年度活動計画など。
そりゃあ移転しなくてもすむなら嬉しいが、今回はいたしかたない。ただ不安なのは、今が、あるいはどんなに先送りしてもここ2年ほどが、小浜市のまちづくりの分岐点だという危機感をみんながどれだけ持っているかということかな。
とにかくいろんな可能性にチャレンジしないと。それぞれができることで。

夜、明日からのツアーの準備とskype面接。
今回はツアー途中で口頭試験受験に行くので、背広がいる。面倒なのでスーツバッグに背広ネクタイを入れて宅急便でホテルに送った。^o^
いよいよ最後のツアー。skype面接はその後も続くけれど、ツアーとしては今年(おそらく今年度)最後だ。

今回のツアーでは、先日買ったaPadを持っていって使うことにした。経歴票や体験論文のビュアー用だ。
スタンドがほしいのだけれど、アヤシゲな中華タブレットゆえままならない。GalaxyTabとほぼ同じサイズなので、これ用のスタンドやジャケットでも探してみよう。

2010年12月13日月曜日

カバンを買いました

昨日、メディオ新大阪(新大阪駅のショップ街)を歩いていたら、ワゴン棚でベルトやバッグを売っているショップを発見。おおこれこそは去年まで構内に出ていた店じゃないか、なつかしいなあと思っていろいろ眺めていたら、いつの間にかビジネスバッグを買っていた。^^;
私が今年ツアーに持ち歩いているバッグとおおむね同じ大きさなのだが、こころもち厚く、さらに前ポケットがついている。
今使っているバッグは非常に気に入っているのだけれど、ちょっと収納力に欠けるため、服がぶ厚くなる今の時期は、ほとんど限界まで詰め込む状態になっていて、もう少し余裕がほしかったのだ。
6,300円ほどのあまり高くないバッグだが、これまでウェストポーチに入れていたものも全部ゆったり入れられるので嬉しくなってしまった。
横にではなく縦に大きい(ぶ厚い)のがいい。飛行機のシート下に押し込めるし、新幹線や特急で足元においても隣にはみ出さない。
けっこう満足して新旧2つのバッグを抱えて小浜に帰った。

私は電子小物好きだが、カバン好きでもあり、自分のニーズにあった、そしていつも持っていたいと思うような愛着を感じられるカバンをずっとほしいと思っている。
ところがカバンに1万円以上かけるという価値観を持ち合わせていないため、なかなか「一生モノ」のカバンは持てずにいる。でも安いカバンを買うのは好きなのだ。こういうのが一番タチが悪いね。^^;

今日で大阪ツアーは終わった。
今日と明日は自宅でskype面接だけやって、明後日からまた名古屋~東京とツアーだ。あ、その中には自分の口頭試験も含まれるんだった。^o^;

2010年12月12日日曜日

夜に来られるのは珍しいですね

朝ゆっくり起きて特急サンダーバードで新大阪へ。

車内販売で熱いブラックコーヒーを買って眠気を払い、今日の模擬面接の準備をしたり本を読んだりしながら、なんとなくどんよりした空の下に広がる琵琶湖を眺めつつ湖西線でひたすら大阪へ。

新大阪駅には昼前に到着。雲がどんどんなくなって晴れ間が広がりつつある。日差しが暖かい。
駅で昼食をとって13時から模擬面接。今日は第1回の「総監デー」で、最初に1時間とって総監口頭試験のポイントを講義して、そのあと順に模擬面接。総監は、たとえば同じ「3義務2責務を言ってください」という質問でも「総監として答えてください」と言われたりして、「総監ならではの視点」が大事になってくるのだ。

さすがに1時間の講義のあと、6人連続の模擬面接はツラい。へろへろになりつつ18時過ぎにいったん終了し、新大阪丸ビルの隣のパリワールへ。
真っ赤なケバブとチキン、大きなナンとサフランライス、カレー、サラダのセットを食べたらもうお腹がいっぱいになってしまった。
お勘定のとき、店の女性に
「夜に来られるのは珍しいですね」
と言われてしまった。
セミナーで使う貸し会議室の隣の店に覚えられてしまう俺っていったい・・・・

再度丸ビルに戻って2人模擬面接、ホテルに入ってさらにskypeで一人。
いやあ、もう本当にへろへろです。ヾ(´ε`;)ゝ ふぅ・・・・

2010年12月11日土曜日

福井で冬の味覚といったら

●小浜線なう
このGoogleブログは、下書きをオンラインにおいておけるので、少しずつ書き足していくことができるのがいいところだ。だからこういうツイッター的書き方もできる。公開はまとめてだけれど。
その一方で最近スパムコメントのフィルタができたのだが、これが初めてコメントを書き込む人のコメを片っ端からスパム扱いするので、少々面倒である。手動でスパム解除すると次回か次々回からはスパム扱いされないのだが、初めての人はしばらく表示されないと思うので、ごめんね。
さて、今日は福井市で木材利用シンポジウムがあるので、そちらに向かっている。午後からの開催なのでそれまでに来ればいいと言われているのだけれど、一応研究会の端っこにいるので、何か手伝いがあればと思ってちょっと早めに行くことにした。
今日は福井市に泊まって、明日直接大阪へ、明日と明後日の午前中模擬面接をやって明後日(月曜日)に小浜に戻る行程だ。

●北陸本線なう
敦賀駅は寒風が吹きすさんでいた。
いったい何度なのだろうといつもの「屋根の上の温度計」を探すが、ない。どうやら撤去されてしまったようだ。ちょっとさみしい。
北陸本線は北へ進む。
北のほうの空は鉛色だけど南のほうの空は青空がのぞいて、そこから車内に光がまぶしく差し込んでいる。
これから北のほうへは行きたくなくなってくる季節だ。

●福井駅「コロラド」なう
朝ばたばた出てきたので、コーヒー一杯飲みながら、ちょっとだけゆっくり過ごす。といってもこれを書いているのだが。^^;

ここは駅の改札直近にあるのに中の雰囲気はちょっとスタバ的で、何か読んだりPCやったりしてゆったりすごす人が目に付くことが多い。「フロアの広さ」(物理的な広さだけじゃなく、空間の広がり感)が大きいのかなと思う。

●国際交流会館なう
一応手伝うつもりで来たけれど特に役目もなくボーゼンとしていたくせにスタッフ弁当だけ食べるという図々しさを発揮。^^;
佐賀県のみなさんと再会し、感動。ぜひ福井の美味い食べ物と酒を満喫していってほしい。
シンポジウムは盛会で、様々な業種、年齢層の方が来られており、追加の椅子を1列並べてなお足りないほどであった。
誰よりもこのシンポ実現に向けて尽力したKさんに祝意を。本当にご苦労様でした。「福井県には人材がいる!」と頼もしい思いで見ていました。これからもがんばってください。

●ホテルなう
シンポ終了後、会場で懇親会。さらにUmeさん、佐賀県のダブルMさんとともに福井駅の八兆屋へ。

ここはやはり「福井のうまいもん」を満喫してもらわねば、佐賀で散々楽しませてもらったお返しができない!今しかない!とばかりに張り切って注文したのは、酒は黒龍、肴はへしこ、山盛りキャベツ、蟹甲羅焼き。そして締めは越前おろしそば。
こんなものではまだまだ足りないけれど、何より福井で再会できて、福井のものを食べてもらいながら飲めたことが嬉しい。
人と人とのつながりを今日もまた満喫したシアワセ気分でホテルへ。明日は大阪で模擬面接だ。

2010年12月10日金曜日

aPadというアヤシゲなもの

昨日、帰宅すると包みが届いていた。おお、もう届いたのか。へへへ。

宅急便の包みから出てきたのはiPadのような写真がプリントされ、しかし製品名がまったく書かれていない怪しの箱。側面には「ANDROID」のロゴ。

ふたを開けると、なにやら怪しいモノがビロードのクッションの中にうやうやしく置かれている。


中身はタブPC(あるいはスレートPC)。恐ろしいことに本体にさえ製品名がまったく書かれていない。
これは最近「aPad」(Android Pad)と呼ばれる一連のアンドロイドタブレットPCのひとつで、「Telechip8902」などと呼ばれている中華PCだ。中国はiPad発売よりも前にiPadもどきアンドロイドタブレットの「iPed」なんてのを出していたりして、こういう分野は得意のようだ。
今回購入したものは7インチタブレットで、本当はGalaxyTabを買おうと思っていたのだけれど、こちらはドコモと契約しないといけないらしく、これ以上FOMAを持ってどうするんだと思い、WiFi限定でいいから7インチのアンドロイドタブレットがほしいなあと思っていたのである。
iPadじゃダメか?というと、
①でかすぎるし重すぎる。
②Google親和性から言えばアンドロイドのほうがいい
ということで却下なのである。

アンドロイドタブレット(特に中華製)に共通しているのは、いろんな端子があること。左の小さな穴が内臓マイク、その右がマイクロSD、HDMI、電源スイッチ(妙にレトロっぽかったり^^;)、ミニUSB、イヤホン、ACアダプタ(接続ジャックがすっごく細い)である。
そのほか、本体側面に戻るボタンと機能ボタンが一体になった横長ボタン(左側を押すと「戻る」、右側だと機能)。

マニュアル。英語と中国語。ここにも製品名なし。さらに本体の説明(ハードの説明)なし。笑。

7インチタブレットなので実にコンパクト。LooxUよりさらに小さいくらいだ。本体重量も400g程度と軽い。これくらいの大きさだとカバンの中に簡単に滑り込ませることができるし、ウェストポーチにも入る。iPadだとこうはいかない。

こんな感じで片手で楽に持てる。もちろん本体の向きに応じて画面は切り替わる。


画面は800×480と解像度は低いし、鮮明さに関してはXperiaには遠く及ばない。なんというかぼんやりした感じだ。
それでも私のニーズには十分応えてくれる。上の写真は「牛ニュース」を使って新聞記事を閲覧しているところだが、Xperiaに比べると圧倒的に読みやすい。
こういったサイト、ニュース、電子書籍などのリーダーが主な使い道なのだが、模擬面接では経歴や体験論文を閲覧するリーダーとしても使える。
PC1台で模擬面接していると、入力中の評価表と経歴・論文を頻繁に切り替えないといけないので、できれば経歴・論文は別途表示していたくて、レッツノートとLooxUの2台使いだったのだが、LooxUはさすがに小さくて読みにくい。老眼だしね。
それが7インチタブレットだとものすごく見やすくなる。解像度が低いのが難点ではあるが、閲覧性と携帯性を兼ね備えた、目下のところ最適のツールかなと思う。
通信機能はWiFiだけだが、WiFiルータを持っているのでこの点は全く問題ない。
本体+送料で16,000円台で買えたので、「とりあえずタブレットを使ってみる」マシンとしてはこれで十分だ。使ってみて、いよいよ有用だということになればさらにグレードをあげて高解像度のマシンを買えばいいし。